Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラ
超久しぶりにdocomoに戻ってGalaxy S21 Ultra 5Gを使い始めて二ヶ月経ちました。
現在までの感想は「大満足」の3文字だけです。
当ブログでも何本かGalaxy S21 Ultra 5Gの記事を書いております。
「旅路の部屋」を “Galaxy S21 Ultra” で記事検索。
https://aichanworld.com/wd/?s=%22Galaxy+S21+Ultra%22
Snapdragon 888ですので、操作はぬるぬるでスイスイ、これを触るとAQUOS sense5Gを触れなくなります、マジで。
そう考えると、iPhone 8は操作感の面においては、もちろんiPhone 12などに比べるとやや遅いのですが、Andropidほどの開きを感じません。それだけOSのGUI周りの作りが良いのでしょう。ハードとソフト一体開発の強みでもあります。
それはともかく凄いのがカメラです。
背面カメラの概略スペックは以下の通り。
超広角 | 1200万画素、1/2.55″センサー、F2.2, 13mm |
広角(メインカメラ) | 1億800万画素、1/1.33″センサー、F1.8、24mm、レーザーAF, 光学手ぶれ補正 通常は、隣あった9つのピクセルを1つのピクセルとみなして撮影するピクセルビニング、ピクセルピッチ2.4μmの大型センサーとして撮影するので、実質画素数は1200万画素となる |
望遠 | 1000万画素、1/3.24″センサー、F2.4, 72mm, 光学手振れ補正 |
超望遠 | 1000万画素、1/3.24″センサー、F4.9, 240mm、光学手振れ補正 |
この中で今回注目するのは超望遠の光学10倍カメラ。
これに最大10倍のデジタルズームをかけることができるので、最大100倍ズーム、35mmカメラ換算で2,400mm相当というとんでもないお化けスマホカメラです。
これでとりあえずお月様を撮ってみまたのがこれ。
中秋の名月
今年は滅多にない中秋の名月の日が満月なのだそうです。
そこで筆者もGalaxy S21 Ultra 5Gの100倍ズームで手持ち(肘はベランダの一部に乗せて固定して)撮ってみました。
これは、前述のように光学10倍 X デジタル10倍の100倍望遠、2,400mm相当で撮影したもの。
この倍率だと大きなディスプレイの短辺ほぼ一杯にお月様が広がります。
ブログ用に縮小して透かしを入れた以外は何も加工しておりません。
さすがに100倍だとフレーミングが難しいのですが、左上にデジタルズームをかける前の全画像がサムネイルで表示され、その中央部に黄色のターゲット枠が表示され、それが実際に写る範囲なので、「ありゃ、お月様がどこかへいっちゃったよ」ということはありません。
手振れ補正も実によく効いて、一旦捉えるとできるだけお月様が画面内に入るように補正してくれるようです。
このちっこいレンズで100倍ズームでの解像度を求めるのは気の毒でありまして、クレーターまでは見えませんが、しかし他のスマホ単体では絶対撮れない写真だと思います。
カメラというのは写ってなんぼなので、撮れないよりはそこそこの画質でも撮れるほうが遥かに価値が高い。
OLYMPUS E-M1 MK2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
これだけでは比較できないので、筆者のミラーレス一眼とズームレンズで撮影して比較。
カメラはOLYMPUS E-M1 MK2、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6という旅行にも便利な小型ズームレンズです。
こちらは換算300mmで撮影して、お月様の大きさがGalaxy S21 Ultra 5G撮って出しの画像と同程度になるようにクロップ(切り抜き)したものです。
撮影データはISO320、1/250、F6.3です。
さすがにディテールがまるで違います。
こちらは右側から上部にかけてのクレーターもくっきり見えます。
このボディとレンズの組み合わせも相当コンパクトであります。
カメラだと300mm相当程度が手軽にとれる手持ちの限界かもしれません。もちろんカメラや使う人によりますが….。
ただ、ミラーレスとして300mm相当搭載ではかなり小ぶりなのですが、さすがにGalaxy S21 Ultra 5Gには気軽さとコンパクトさで敵いません。
まとめ
Galaxy S21 Ultra 5Gの4カメラの中で、他機種にはないのが光学10倍xデジタル10倍の100倍超望遠カメラ。
これだと満月がGalaxy S21 Ultra 5Gの画面いっぱいにお月様がうつる。
超望遠画像の精緻さではミラーレス一眼の300mm換算のクロップ画像には敵わないが、手軽さとしては天下一品。