購入二ヶ月、Galaxy S21 Ultra 5Gの良いところ、困ったところ

購入二ヶ月、Galaxy S21 Ultra 5Gの良いところ、困ったところ

Galaxy S21 Ultra 5Gを使い始めて二ヶ月がたち、良いところや困ったところも見えてきました。それらを踏まえてどういう人がGalaxy S21 Ultra 5Gが向いているのか、あるいはそうでないのか?

Galaxy S21 Ultra 5Gの特徴

特徴は多いのですが、大きく取り上げると以下の点になります。

  • Qualcomm SM8350 Snapdragon 888 5G採用。
  • リアカメラは超広角、広角(標準)、望遠(3倍)、超望遠(10倍)の4つで、さらにデジタル10倍とかけあわせて最大100倍、2,400mm相当の超望遠撮影が可能。
  • 6.8インチ、1440 x 3200pixの大型ディスプレイ
  • タッチペン(Sペン)利用可でスリープ状態から本体操作無しでもメモ可能
  • 5,000mAhの大容量バッテリー
  • 25WでのPPS高速充電

特にカメラは特筆すべきもので、2,400mm相当の超望遠なんてのはGalaxy S21 Ultra 5Gを置いて他のスマートフォンには今の所存在しません

Galaxy S21 Ultra 5Gの優位点

特徴の中でさらに選択ポイントとなるであろう点を取り上げます。

最大100倍・2400mm相当の超望遠カメラ

光学10倍に加えて、デジタル10倍もかかっているので画像の鮮明さが落ちていますが、それでも他のスマホでここまで撮れるのはありません。

こんな感じて撮れます。

中秋の名月のときですが、100倍だとお月さまがGalaxy S21 Ultra 5Gのディスプレイ一杯に広がります。

上の写真は縮小しただけでクロップ(切り取り)などはしていません。

100倍はまではそうしょっちゅうは使わずとも、光学10倍240mm相当の望遠はかなり役に立ちます。

外出したとき、特に旅行先では撮りたい対象物があっても、メインカメラの広角では画角が広すぎる。3倍でもまだ届かないということは結構あります。

歩いていて可愛い猫を見つけたときに「あ、可愛いにゃんこなので撮りたい!」と思っても、見知らぬオッサンが近づくとまず間違いなく逃げていきます。

こんなときに10倍望遠があれば、あまり画質を落とすこと無く猫ちゃんをキャッチできます。

小型タブレットいらずの大型ディスプレイ

最近iPad miniの新機種が発売されました。

Galaxy S21 Ultra 5GはiPad miniに比べれば小さいですが、6.8インチといえばほぼ7インチです。

筆者のもう一台のスマホであるiPhone 13 miniはコンパクトでとても良いですが、画面サイズの故に通勤中にニュースをゆっくり読みたいときなどは大きな画面のほうがベターです。

普通ならそういう場合はきっとiPad miniクラスの7~8インチタブレットになるのでしょうが、いかんせんタブレットはポケットに出し入れできません

Galaxy S21 Ultra 5Gは男性スラックスのポケットに収まるギリギリのサイズなので、小型タブレットと違ってポケットから出してニュースを広い画面で読み、駅についたらすっとポケットにしまえます。

筆者も以前はiPad miniを喜んで持ちあるいていた時期がありましたが、当時は6.8インチなどといいうでかい画面のスマートフォンはありませんでした。

Galaxy S21 Ultra 5Gがあれば半端なサイズの7~8インチタブレットは不要です。

スリープ状態でも使えるSペン

なんといってもこれはめちゃ便利です。

当ブログでもレビューしておりますので是非ごらんください。

一般的にはタッチペンが使えるスマホであれば、

  1. タッチペンを取り出す
  2. スリープ解除
  3. メモアプリを立ち上げる
  4. メモをとる

という3ステップが必要になりますが、Galaxy S21 Ultra 5GでSペンを使うと、

  1. Sペンのサイドボタンを押しながら画面をダブルタップ
    ・スリープ状態、ロック状態、アプリ画面のいずれでも即手書きメモ画面になる
  2. メモを取る

これだけで済むので、紙のメモよりアクションは早くすみます。

これを手軽に実現できるのが、Galaxy Noteの細いSペンではなくGalaxy S21 Ultra 5Gのケースに収納部がついて、ペンとセットになっているものが便利です。(詳細は上記の「Galaxy S21 UltraでSペンを使う & Sペン収納純正シリコンケース紹介」の記事中で紹介しております)

このメモアプリは手書きのみならず、普通にキーインプットで文字も入れることが可能ですので、さらに使い方がひろがります。

書いている途中でもどんどん自動保存されていきますので、保存しなかったのできえちゃったなどという悲劇はありません。

ただし、Galaxy S21 Ultra 5Gでの電話中には使えませんが….。



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Galaxy S21 Ultra 5Gの困った点

正直な所あまりないのですが、あえて絞り出せば次の点でしょうか。

FMラジオに専用イヤホンが必要

スマホにFMラジオ内蔵すべきだというのがかねてからの筆者の首長です。

Galaxy S21 Ultra 5GではFMラジオ内蔵なのは良いですが、専用のイヤホンでしかつかえないため無いのと同じです。

Galaxy S21 Ultra 5GのUSBにはアナログ出力はないので普通のUSB TYPE-C・イヤホンジャックアダプタではだめで、DACを噛ませる必要がありますが、USB TYPE-C→イヤホンジャックの変換アダプタ形状のDACを使ってもだめでした。

なんだかなぁ…..。

といいつつ筆者も買いましたけど(笑)、一応ね。

ソフトをいじって可能になるのか、ハードも絡んでいるのかわかりませんが、可能なら改善してほしいところ。

大きくて重い

これは大きな画面・大容量バッテリーとのトレードオフですので必要悪とも言えます。

上記で紹介したSペン内蔵シリコンケース(サムスン純正ですがdocomoでは買えません)をつけるとさらに大きくなりまして、男性スラックスには入りますがジーンズにはどうやっても無理。

ジーンズのときはOneTigrisのポーチを使っていますが、これがぴったり。

カジュアルスタイルなので全く違和感なしです。

もちろん他でもOKですがSペン内蔵シリコンケースを入れた時は結構幅がありますので、このOneTigrisと同等の大きさが必要です。

もとはUnihertz Titan用に買ったものですが、Titanを手放したためベルトポーチだけ残っておりまして、ふと思い出して入れてみたらぴったりなのでした。

ジーンズスタイルではバッグかベルトポーチが必要ですがそれでもiPad miniをスマートにベルトポーチに入れることはかなり無理があります。

美容院の美容師さんや化粧品売り場の美容部員さん、あるいはdocomoショップの店員さんのようにでかいバッグを斜めがけするかウェストにつけるか….。

まあ、街歩きにあまり格好が良いとはいえません。

まとめ

Galaxy S21 Ultra 5Gは、その画面の大きさゆえに大きく重いが、他機種にはない100倍2400mm相当の超望遠カメラは唯一無二の存在である。

スリープ中、ロック中、アプリ起動中などどの状態であっても、Sペンのダブルタップで即手書きメモ画面になるのはむちゃくちゃ使える。メモ用紙とペンより便利。



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