iPhone/iPad(最近はApple Watchも)のアクセサリを選ぶ基準の一つとしてMFi認証を受けた製品かどうかがあります。しかし、そのMFi認証も偽物が存在するようです。今回は偽物をつかまないためのコツを伝授します。
偽MFi認証
偽物でも使えりゃいいじゃん!と思うかもしれません。
MFi認証をとっていなくてもまともな製品はたくさんありますが、意図的に偽MFi認証をうたう製品はあきらかに危ないです。特に電源系は発煙・発火の危険も増し増しの超大盛になり、火事への近道を提供してくれる可能性も高いです。
MFi認証のライセンスフィーはUS$4か製品価格の10%のどちらか高いほうだそうです。
それを支払う代償として得られるのは、Appleによる安全性や安定動作の担保が得られるだけではなく、iOSアップデートなどの更新に対しても追従できるというものです。
安いLightningケーブルを買ったのはよいけれど、iOSをアップデートしたら「このアクセサリは使用できません」という表示が出てしまったという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
純正もしくはMFi認証ケーブルであればそんなことは起こりません。
ユーザーなんかどうでもいい、安いものを好んで選ばず買う知識のないユーザーから金をむしり取ればよい!そんな意識で作られているであろうものが偽MFi認証の製品ではないでしょうか。
偽をつかまないために
ちゃんとした大手量販店で買う
保証はありませんが、たとえばヨドバシカメラとかビックカメラなどの大手量販店では、あまりにもひどいものは扱わないと思います。
量販で扱う以上はまっとうなものでないとお客様の信頼を失いますからね。
Amazonではマケプレを避ける
Amazonでは出荷元と販売元があります。
出荷元がAmazonの場合はAmazonが商品を預かってAmazonの物流から出荷されます。
問題は販売元です。
販売元がAmazonであるか、Anker Directといった信頼のできるところに限定しましょう。
販売元がAmazonであるものは、Amazonが商品を選んで仕入れて販売しますので、これまためったことはないでしょう。
もちろん100%信頼できるわけではなく、Amazonだってだまされることもあるでしょう。
Appleの公式情報を確認する
公式情報に判別のポイントなどがありますが、なかなか難しい。
Apple製品も一種のブランド製品なので便乗偽物商法が出てくるのはなんでも同じ。
MFiのデータベースで調べる
英語版になりますが、以下の公式データベースは非常に重要です。
通販で買うときはお勧めです。
購入を検討している方は必須、特に電源系(充電ケーブルを含む)は事前チェック必須です。
まとめ
偽MFi認証製品は認証なしより質が悪い。特に安全性の面でかなり不安があるので絶対使うな!
偽MFi認証品を調べる情報はAppleの公式サイトにある。
通販で買う場合、特に中華系ブランドは要注意。