夏場になると冷凍冷蔵庫の自動製氷が追いつかない!夏場あるあるです。我が家も同じですが、簡単な方法で製氷速度を速くする技があります。
製氷に要する時間
機種によりさまざまだとは思いますが、室温20度程度のときに高速製氷機能で1時間程度で製氷皿一杯分、通常製氷だと2〜3時間かかるのが普通です。
高速製氷機能はメーカーにより呼び方はいろいろありますが、我が家の東芝の冷蔵庫 では一気製氷と称しています。
我が家の東芝の冷蔵庫の製氷能力(周囲温度20度、扉開閉なし)
・通常製氷では2時間に1回(10個)
・一気製氷では1時間に1回(10個)
皮肉なことにエアコンを使っても室温が高くなる夏場では製氷能力が落ちますし、冷蔵庫の設置状態が周囲に十分な放熱スペースがないなどでも冷却能力が落ちます。
アイストレイが満杯と感知したときは製氷がとまりますので、氷の状態を平らにしておくとか手前に寄せておく(冷蔵庫により異なります)などの注意も必要です。これについては各冷蔵庫の説明書を確認してください(今時はWebで説明書を確認できます)。
製氷速度を速くする技
実に簡単、筆者もその話を聞いて目から鱗でした。
製氷速度を速くする技
綺麗に洗浄したペットボトルに「水道水」を入れて冷蔵庫でキンキンに冷やしておき、それを給水タンクに入れること。
これにより、常温の水道水を零度近くまで下げるための時間が節約できます。
冷やす水は必ず水道水を使ってください。消毒用の塩素が入っていないミネラルウォータの場合は雑菌が水タンクや製氷皿などで繁殖する可能性があります。絶対にミネラルウォーターは使わないようにしてください。
これで高速製氷で1時間かかったものが、多少なりとも体感でわかるくらいは速くなります。
余談:冷蔵庫買い替え
さすがに氷を作るのが遅いだけで冷蔵庫買い替えを考える人は稀だと思いますが、夏場の不満の原因の一つであるのは間違いないと思います。
その不満を少しでも解決する方法が前述の方法です。
しかし、かれこれ10年選手の冷凍庫に入れたアイスクリームがなんとなく柔らかいとなると買い替えのサインでもあります。
でも冷蔵庫の買い替えって大変なんですよねぇ。
一番簡単なのは引越しの時に買い替えることですがそうそう引っ越しもしないしねぇ。
冷凍庫は冷凍食品やアイスをびっしりつめる、冷蔵庫はゆとりもって入れる、これが冷蔵庫を使うコツです。