先日、プライベートで予約した10月のJAL国内線特典航空券を予約変更した時に、4月11日より先には変更できないことに気づきました。
4月11日を境に特典航空券の制度がかわる。
JALは4月12日から新運賃制度を導入しますが、それにともない国内線特典の扱いも変わります。
~4月11日 | 4月12日~ | |
払戻手数料 | 3,100円(1名・1特典) | なし |
取消手数料 | なし | 1,000円(1名・1特典) |
コードシェア便の予約 | JAL Webサイトでは不可 | JAL Webサイトで予約可能 |
座席指定 | 予約完了後に指定 | 新規予約時に指定可能。便選択時にもシートマップ閲覧可能 |
PLUSの導入 | なし | 追加マイルで基本マイル数では空席がない場合でも予約可能 |
ゾーン | A~Cの3ゾーン | A~Gの7ゾーン |
必要マイル数(2区間) | 12,000~20,000 | 8,000~20,000 |
PLUS利用時の上限 | なし | 15,500~84,000 |
予約取消(キャンセル)の扱い
すでに発券済みの国内線特典航空券の利用期限は2023年4月11日となっています。
たとえば3月に利用予定であった特典航空券を5月に変更することはできず、一旦払い戻しをして(1人1特典3,100円が必要)再度取り直すことになります。あるいは4月11日までに利用するかのいずれかの対策しかありません。
10月を5月にするとかはそうそう多くはないと思いますが、3月末を4月中旬にするとかは結構ありそうですね。
特に4月11日の少し手前の予約の場合、いろいろな事情で旅程変更を余儀なくされる場合がありますので十分ご注意ください。
払戻手数料を少なくするためには、往復の場合往路と復路を別予約ではなく1特典として予約すれば、払戻手数料は1人3,100円で済みますが、往路と復路を別にとると6,200円かかってしまいます。
まとめ
JALは4月12日から新運賃制度が導入され、それにともない国内線特典航空券の扱いや必要マイルも大きく変わる。
すでに発券済みの国内線特典航空券は4月11日までが利用期限でありそれを超えると失効する。また4月12日以降への予約変更はできないので、その場合は払戻(1人1特典3,100円が必要)するしかない。
ANAはJALのような変更はなく従来通り。