Apple Watchは大変優れた機能を沢山持っていますが、Garminはもとより3,000円前後のスマートバンドにすら劣っていたのが睡眠トラッキング機能です。これがようやくWatchOS 9になって追いついたといえます。決してダントツで自慢できるような進化ではなく超絶劣っていたものが普通になっただけであります。
以前のApple Watch睡眠記録
はっきり言って何もわかりません。寝入った時刻と起きた時刻がわかるだけ。
なんじゃこりゃ?ですよね、こりゃ酷い!
Garmin Instinct Dual Powerの睡眠モニターがこちら。(当時のアプリのスクリーンショット)
Garminも結構シンプルなのですが、Apple Watchよりマシであります。
これまでのApple Watchの睡眠モニターはほぼほぼ役立たず。
WatchOS 9になってどうなったか?
WatchOS 9になって睡眠モニターが大幅に改善され、覚醒・レム・ノンレム(コア)・深い睡眠の状態がわかるようになりました。
それらがiPhoneでわかるのはもとより、当日分に関してはApple Watch本体でもわかるようになりました。
iPhoneのヘルスケアでは次のようになります。
Apple WatchからiPhoneに送られたデータを独自に解析して睡眠状態を表示してくれるAutoSleepというアプリがありますが、こちらは以前からかなり細かく分析をしてくれます。
デフォルトでは心拍と睡眠の状態の二つをなめらかなグラフで示すと同時に、外来ノイズ、呼吸数、SpO2の状態もグラフに重ねて表示できます。
もうApple Watchのバッテリー心配無用
初期のApple Watchはあまりにもバッテリーが持たないので、夜が充電時間になるので事実上睡眠モニターは不可能でした。
しかしSeries 7あたりからスペック上は同じですが、実使用においてはかなりバッテリーが持つようになったので、筆者は入浴中と朝起きて食事をしている間の充電でOKです。
さらにこんな充電グッズも持っていますので、事実上Apple Watchのバッテリーは気にしなくなりました。
この「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」をモバイルバッテリーと一緒に持てばOKなのです。
そんなこともあって、Apple Watch睡眠モニターの進化は大歓迎です。