SHARP AQUOS sense7(SH-M24)使用開始レポート:バッテリーの持ち具合と長寿命化への工夫

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SHARP sense7 のウリは「がっつり使える余裕の電池持ち」です。まだ使って見て数日もたっていませんが、確かにバッテリーはメチャ持つのは驚愕といっても過言ではないように思います。単にバッテリー駆動時間が長いだけではなく、バッテリー寿命を不用意に縮めないための工夫もあります。

<参考記事>
生活必須端末としてSHARP sense7(SIMフリー)は使いものになるのか?
https://aichanworld.com/wd/2023/04/17/post-27821/

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バッテリー容量と本体重量

2022年以降のスマートフォンで、バッテリー容量4,000mAh以上で重量160g未満のものはAQUOS sense7のみです。

もうすこし重量を上げて160g以上170g未満にすると、Android One、Galaxy A23、arrows Nあたりが出てきますがその程度です。

4,570mAhのバッテリーで160gを切るというのはSHARPもかなり頑張ったといってもいいと思います。

バッテリー保護についてもソフトウェア上で結構配慮されています。

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インテリジェントチャージ

AQUOS sense7にはインテリジェントチャージという機能が搭載されています。

いずれの設定であっても、Ampaire といった充電電流測定アプリ上は充電停止中で動作電力を充電器から直接供給するダイレクト給電になっても充電中と判断されますのでご注意ください。

使い方にもよりますが、下記にある「電池の負荷をより減らすための追加設定」「画面消灯中のみ充電」を使用するなどによりで3年後でも90%以上の容量を維持するとメーカーは公式サイトに記載しています。

電池の負荷をより減らすための追加設定

充電を90%で停止し満充電状態を長時間維持することを避ける設定ができる。

この手の設定はよくありまして、Xperiaのいたわり充電も90%(または80%)で停止するようです。

経験的に80%で停止するとちょっと不安なんですよね。これはバッテリー食いのスマートフォンだとメチャ不安になりますが90%だと、ま、いいかというところですね。

これをONにしておくと90%でバッテリー充電は停止し、その後も充電器を接続したままにすると充電は停止されますが、本体駆動に必要な電力はUSB充電器から直接供給されるダイレクト給電に切り替わります。

ただしスクリーンショットにもありますが、1ヶ月1度程度は自動的に100%充電されるとのこと。

画面消灯中のみ充電

充電器を繋ぎながらゲームなどはするな!とよく言われます。これはゲームといった高負荷のアプリを動かしながら、充電すると充電することによる発熱とCPU発熱のダブルパンチでバッテリーの痛みが早くなるからです。

この設定をONにすることで、画面が点灯しているときは充電は停止しダイレクト給電となります。スリープにすると充電が始まります。

ついつい充電しながらゲームをしてしまうという方におすすめです。

電池の状態

iPhoneでは新品の時のバッテリー満充電容量を100%としたときの、現時点でのバッテリー消耗具合を%で表示でき、80%を切ると正規サービスプロバイダで有償バッテリー交換対象になります。

Androidではバッテリー消耗具合を知ることができるものとそうでないものがあります。筆者のPixel 6 Proにはそのような機能はありませんので、なんとなくバッテリーがもたなくなったなぁという感に頼ることになります。

良好:バッテリーの状態に問題無し
標準:バッテリーの最大容量は低下しているが使用に問題ない状態
低下:正規の保守サービスにてバッテリー交換が望ましい 

最大充電容量が当初の100%に対してどれくらい低下しているかを示しているわけですが、iPhoneのように数字表示ではないので、具体的にこの3段階が何%くらいなのかは公表されていません。

筆者は100〜90%が良好、90〜80%が標準、80%を切ると低下になるのではないかと推測していますが保証はありません。

[公式] 電池交換修理(有償)について
https://k-tai.sharp.co.jp/support/info/info_battery_repai.html

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使って感じる長寿命

客観的に判断できるバッテリーベンチマーク数値がないので主観的な感想です。

休日朝7時に充電器から外し(電池の負荷をより減らすための追加設定で最大90%充電)、この日はテストもあってiPhone 13 Pro MaxやPixel 6 Proはほとんど使わず。午前のジムトレーニング中はAQUOS sense7は自宅で留守番させましたが、午後から夜までの在宅中はほとんどAQUOS sense7のみ。

この間、メールやfacebook、ニュースサイトでニュースを読んだりするというライトな使い方でした。筆者はゲームはしませんので、一番のバッテリー食いはfacebookアプリです。

これで22時ごろに残量を見ると70%くらい。

7〜22時の15時間で20%消耗であり、さらにスタンバイ時のバッテリー減少はかなり穏やかなので、ライトな使い方なら2日は硬く、3日はなんとか持つだろう、うまくいけば4日くらい持ちそうな感じです。

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まとめ

これまでAQUOSはZETA、SERIE、Xx、sense lite、R compact、sense 3、sense5Gと使ってきました。それらはバッテリーはもってもRAMが少なくてCPUもいまいちでパフォーマンスがどうもよろしくないと言うことが多かったです。

しかしAQUOS sense7は、ダントツのバッテリー持ちとSnapdragon 695 5Gでごく普通の使い方ではさくさく動く小気味良さが両立しています。ストレージも今時ミニマムといえる128GBですし、4K60p動画を撮るわけでもないので普通の写真であればmicroSDXCを挿せば128GBは全然減らないでしょう。

筆者が使ったAQUOSの中でダントツに満足度が高いのは間違いありません。

ただし無条件に満足度が高いのではなく高性能カメラや大画面での情報収集などはiPhone 13 Pro MaxやPixel 6 Proがあるのでそれでこなせているという前提があります。何がなんでも全ての使い方でミッドローに位置するsense7で満足度が高いわけではありません

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