<2023/06/28 修正>
最下部の画像比較がモバイルのChromeやEdgeではうまく表示されないため通常の画像2枚に変更しました。
消しゴムマジックとは?
一言で言えば写真に映り込んだ不要なものや人物をAIを使ってそこに存在しなかったかのように消してしまうというもの。
下はGoogle Pixel 7aのCM公式動画です。
これを見ているとGoogle Pixelスマートフォンじゃないとできないんだろうなぁ…..と思う人は多くありませんか?
バンバン使う機能ではないですが、あればあったで面白い。
しかし、これだけのためにGoogle Pixelに買い替えたくないとか、私はiPhoneだからというかた….
朗報です、朗報
Google One
Google Oneとは月額(年払い可能)のサブスクリプション型のクラウドサービスです。
Googleフォトで使える追加機能:
・消しゴムマジック
・カモフラージュ
・HDR(写真と動画)
・コラージュ用スタイルが全て使える(無料だとごく一部だけ)
・ポートレートのぼかし(被写体の背景をぼかす)
・ポートレートライト(撮影後に光の位置や明るさを調整)
・カラーフォーカス(被写体はそのままで背景だけをモノクロにする)
・スカイ(空の色やコントラストの調整)
・VPN
・100GB〜2TBのGoogle Drive
Google Driveの容量により料金が変わります。
・100GB:250円/月、2,500円/年
・200GB:380円/月、3,800円/年
・2TB:1,300円/月、13,000円/年
Googleアカウントに対してのアカウントですので、同じGoogleアカウントを使えば複数台スマホを持っている人でもどのスマホでもOKです。
iPhoneで消しゴムマジック
実際に過去に撮影した写真をGoogleフォトアプリ(Google One 100GBタイプを契約しているアカウント)を使ってやってみました。
実際に使用した環境は以下の通りです。
・iPhone 14 Pro (256GB)
・iOS 16.5.1
・Googleフォトアプリ(iOS版)6.42.541062042
元の写真は2022年4月に当時所有していたiPhone 13 Pro Maxで撮影したものを、iPhone 14 ProのローカルストレージにおいてGoogleフォトアプリで表示。
対象となる写真は必ずしもGoogle Driveの中にある必要はなく、ローカルストレージにあるものでOKです。
最下部左から二番目の「調整アイコン」をタップ>「ツール」をタップ>「消しゴムマジック」をタップ。
人物など明確に削除できるとAIが認識している場合は自動選択されます。
選択されない場合は、指で消したいものの周囲をなぞります。
そして「消去」をタップすると消えます。
まあ、お見事。
これがiPhoneやGoogle Pixel以外でのAndroidで利用可能になります。
BEFORE・AFTERで比べてください。
夜の金沢駅東口の鼓門ですが、向かって左側に写っている数名の人物、鼓門右奥の白くて丸い柱のための人物2名が消えているのがわかると思います。
まとめ
消しゴムマジックが欲しいがためにGoogle Pixelを買う必要はありません。
250円/月でGoogle Oneを使えばOK。
複数台スマホを持っていれば250円/月でどのAndroidスマートフォン、iPhoneでも使えます。
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