以前、モバイルバッテリーを買うときはメーカーが回収ルートを持っているメーカーを選ぼうという記事を書きました。近年は地震・風水害多発となりスマホの電源確保が重要で、ポータブル電源が注目されるようになりました。停電時には重宝するものですが購入前にリサイクルを考えてから選びましょう。
使用済みSmartTapの処分方法についてメーカーの最新対応方法が確認できましたので、記載を訂正しています。
ポータブル電源とは
筆者宅にはSmartTap(現在はブランドがPowerArQになっています)の646Whタイプがあります。
2018年10月購入のものなので、最新モデルのようにUSB TYPE-C PDには対応していません。
出力仕様は、
・シガーライター出力:DC12V 10A x 3 (合計120W)
・USB TYPE-A:DC5V 2.1A (合計21W)
・AC100V正弦波出力:100V 3A (300W)
となっています。
USB TYPE-Aは2.1Aと小さいので、PD充電するのであればAC100VにPD対応USB充電アダプターを使うほうが圧倒的に早いでしょう。
SmartTapは現在はPowerArQシリーズとして販売されています。
現在はこれに限らず多種多様な商品が販売されています。ポータブルバッテリーは黒一色みないたイメージがありますが、PowerArQは容量によりますが最高で5色展開されています。特に非常用が主目的であれば暗がりでは黒は目立たないので、あかるいホワイトやレッドがあるのは好ましいと個人的には思います。
使用済みSmartTap(PowerArQ)の処理方法(2024/11/14改定)
SmartTapといえどもいずれはバッテリー寿命が来るわけですが、使用できなくなったSmartTapの処理方法について、メーカーの最新対応が確認できましたので記載します。
PowerArQ(SmartTap)の販売元は加島商事株式会社であり、現在は「一般社団法人 ポータブル蓄電池リサイクル協会」に加盟しています。
電話番号:03-6411-7450
FAX番号:03-3700-1003
メールアドレス:pbra-info@pbra.jp
URL:https://pbra.jp/ (一般ユーザー向け情報は掲載されていません)
同協会にて送料は利用者持ち(元払い)で回収してくれるそうです。詳細は電話もしくはメールにて問い合わせが必要です。
回収も下取りもないものは買うな!
購入する前でに不要になったときに回収してくれるかどうかを確認すべきです。
回収も下取りもなく勝手に自治体に相談しろや!というメーカーのものは買うべきではありません。
というのも自治体によっては一切対処できないので自分でメーカーや販売店に相談しなさいというところもあります。そうなると詰んでしまう可能性がでてきます。
自治体では回収できないが、自治体と契約している産廃業者リストがあり、そこに相談してみろや!というところもあるようです。もちろんこの場合は費用がかかります(結構かかるのではないかと思います)。
大きくて重いのでモバイルバッテリーのように販売店の店頭回収ということはまずないでしょう。
買う前に捨てる(買い替える)ことを考えて選ぶのが鉄則です。
どこでも処分してもらえないことはないと思いますが、詰んでしまう可能性は否定できません。
Ankerは現在ではモバイルバッテリーに加えてポータブル電源も回収(送料は元払い・つまり自己負担)しています。
Ankerホームページ → ポータブル電源 →ページの下の方「ご使用済みポータブル電源の回収サービス」というタイトルがあります。
Jackeryも現在は回収しています(ホームページ → サポート(画面上部) → よくある質問 →「リサイクル」をキーワードに検索すると、「ポータブル電源の廃棄方法は」というタイトルで出てきます。もちろん送料は元払い。
買うならこのようにメーカー回収対応してくれるところが一番安心です。
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