関東ではまず見ることのない白あん入りメロンパン、関西圏に人には比較的馴染みがあると思いますが、関東圏の人に話すとそれは絶対メロンパンじゃないと言われるやつです。
いわゆる全国的に普通のメロンパンは?
全国的に普通だと思われる(と勝手に筆者が思っている)メロンパンってこれですよね。
1930年代に、日の出の形を真似て、円形で上にビスケット生地を乗せたパン、サンライズが誕生した。
Wikipediaより
上の格子模様の部分はビスケット生地を載せているのでサクサクしています。
あの食感が独特でメロンパンの醍醐味でもあります。
引用したWikipediaではサンライズとありますが、全国的にはメロンパンと言われているものです。
写真はWikidediaからの埋め込みです。
Sakurai Midori – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
主に関西圏でいうメロンパン
一口に関西圏といっても通じないところ多数ですが、少なくとも関東よりは通じる可能性が高いのがこれ。
多くの人に、「これは絶対メロンパンじゃない!」と言われるものです。
コープこうべによると、1952年に同組合の前身である神戸消費組合のパン職人がオムライス用のキャップを見てひらめいたのが紡錘形メロンパンの始まりだという。円形のものとは違ってビスケット生地は使わず、中にはマーガリンを加えた白餡が入っている。洋食店などで使われるライスを成型するのに用いる食型で成型して焼き上げていたため、この当時のメロンパンはアーモンドを縦に割ったような紡錘形をしていた。
Wikipediaより
写真はWikidediaからの埋め込みです。
中身はこういうふうになっています。
白あんはバター(あるいはマーガリン)を混ぜてあるので、いわゆる白あんぱんとは違います。
生地もあんぱんのふんわりしたものではなく、全国的メロンパンに似た感じのしっかりしたサクサク系の生地です。
関西ではこれがメロンパン(特に筆者が住んでいた時代は)だったのです。全国的なほうは冒頭のWikipedia引用にあるように「サンライズ」といったわけです。
筆者は関西圏育ちなので、白あんメロンパンとともに育ちました。もちろん普通のメロンパン(サンライズ)も食べましたが、やはり白あん入りが今でも好きです。三つ子の魂百までってやつ。
関東ではめったに買えないのですが、たまにウーパーのイベントっぽいやつで買えることがありまして、筆者がこれを好きなのを知っている家人が買っておいてくれます。
今回は帰宅したら2種類が買ってありました。
下の写真のパンは時々みかけまして家人がかってくれていましたが、上の写真のは初めてです。
東京だとここで買えます(以前に記事にしています)。
まとめ
まとめもへったくれもありませんが、みなさんが育った土地ならではのパンってありますよね。
懐かしくなって食べたいけど今の住まいの土地では売っていないんですよね。
久々に帰省して買おうと思ったらすでに絶滅していたなんてこともありますが、こうしたソウルフードだけのために旅をする(コロナが終息してから)のもいいですね。