外部メモリ(microSD)非対応のAndroidに好適なポータブルSSD!

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AndroidスマートフォンといえばmicroSDカードが使えるのが当たり前のように思えますがさにあらずです。筆者のGalaxy S21 UltraにもmicroSDスロットはありません。256GBあるので全く不自由しませんが、それでも外部ストレージがほしい時はありますね。そんなときにはポータブルSSDです。

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microSD非対応のAndroid

いったいどれくらいあるのか、kakaku.comで過去6ヵ月以内に発売されたAndroidを調べてみました。

全55機種中22機種がmicroSDスロット非搭載です。

直近半年で発売された新機種の40%、4割がmicroSDスロット非対応で頼みの綱は内蔵ストレージだけです。

ASUS ROG Phone 5 Ultimate SIMフリー
ASUS ROG Phone 5 (RAM 12GBモデル) SIMフリー
ASUS ROG Phone 5 (RAM 16GBモデル) SIMフリー
ASUS Zenfone 8 128GB SIMフリー
ASUS Zenfone 8 256GB (RAM 16GBモデル) SIMフリー
ASUS Zenfone 8 256GB (RAM 8GBモデル) SIMフリー
Google Pixel 5a (5G) SIMフリー
Google Pixel 5a (5G) SoftBank
OPPO Find X3 Pro SIMフリー
OPPO Find X3 Pro OPG03 au
Xiaomi Mi 11 Lite 5G SIMフリー
Xiaomi Redmi Note 10 Pro SIMフリー
サムスン Galaxy S21 5G SC-51B docomo
サムスン Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B docomo
サムスン Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B docomo
サムスン Galaxy S21 5G SCG09 au
サムスン Galaxy S21+ 5G SCG10 au
Nubia Technology RedMagic 6 Pro SIMフリー
Nubia Technology RedMagic 6 SIMフリー
楽天モバイル Rakuten BIG s 楽天モバイル
MOTOROLA razr 5G SIMフリー
MOTOROLA razr 5G SoftBank

とくに非搭載の傾向が強いのはサムスンとASUSですが、日本ではパットしないGoogle Pixelは伝統的にmicroSD非対応です。

旅先やイベントでちょっと動画を撮ってそれでストレージを圧迫されたくないとか、別に動画をスマホに置いておく必要はないので外に逃がして内蔵ストレージを開けたいなんてことがあるはずです。

そこで出番がポータブルSSDです。

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SAMSUNG Portable SSD T5

今回、Androidに接続したのはこれです。

SAMSUNG Portable SSD T5(‎MU-PA500B/IT)

<スペック>

インタフェース:Compatible with USB 3.1(Gen.2, 10 Gbps),
容量と色:250GB/500GB (Alluring Blue)、500GB/1TB (Metallic Red)、1TB/2TB (Deep Black)
転送速度:Up to 540 MB/sec
本体の重さ:51g
大きさ:74 x 57.3 x 10.5 mm
付属品:USB TYPE-C to TYPE-Aケーブル。TYPE-C to TYPE-Cケーブル

筆者が購入したのは500GB (Alluring Blue)です。

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‎MU-PA500B/IT付属ケーブル

昨日紹介したUSB CABLE CHECKER 2で調べてみました。

USB TYPE-C to TYPE-A

56kΩのプルアップが入っているので、流せる電流は公称0.5A(500mA)で小型SSDには十分。

TYPE-A側は通常のUSB2.0の他にUSB3.X用の小さな接点が奥にあるタイプです。

手前にぼんやりとUSB2.0の4つの接点(VBUS,D-,D+,GND)が見え、奥に高速伝送用の5本(SSTX-,SSTX-,GND_DRAIN,SSRX-,SSRX+)が見えますね。

抵抗値は175mΩとまあ良好。

結線は間違いなくUSB3.1 (Gen1かGen2かはこれだけではわかりません。

USB TYPE-C to TYPE-C

抵抗値は194mΩと合格圏というか、ま、良好。短いしね。

USB TYPE-Cが全て結線されておりデュアルレーン対応のケーブルです。

E-MARKED表示がないのでeMarkerは非内蔵につき最高でも3Aまでしか流せません(ってかSSDには樹武運過ぎます)。

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Galaxy S21 Ultraに接続

筆者のGalaxy S21 Ultraに付属USB TYPE-C to TYPE-Cケーブルでつないでみました。

特に問題なく認識しFile Commanderアプリで内蔵ストレージの6GB分のDCIMフォルダを転送してみました(ポータブルSSDへの書き込み)。

こんな感じで接続。

転送サイズは合計6.0GB。

iPhoneで手動で所要時間測定。

鋭意転送中。

転送終了。

ざっくり6GBの書き込みに186秒かかりました。

1GBを書き込み転送するのに約31秒です。

こちらの記事によればClass 10 UHS-1~UHS-3の64GB microSDカードでAmazon Fire HD 8を使って測定して1GBのファイルコピーに24秒~37秒だそうです。

これらに比べてもClass 10 UHS-1~UHS-3と同程度かもしれません。ただしCPUの速度がFire HD 8とGalaxy S21 Ultraでは大分違うので直接の比較は疑問ですが….。

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スマホの外付けポータブルSSDの価値

これは旅先などでは特にバックアップの意味が非常に大きいです。

昔はデジカメのバックアップにポータブル(とはいえそれなりにでかい)フォトストレージとか持ったものですが、今はこのサイズのポータブルSSDでOKです。

スマホと入れる場所を変えておけば万一の際にも貴重な旅先写真・動画を失わずにすみます。

旅行でなくてもなんせ小型でじゃまにならず軽いので外出して撮影動画を外に逃したり、友だちに動画を見せたいけど大きいのでスマホへの転送に時間がかかる!なんてときにPCでSSDに動画を転送してそのまま持ち出して出先でスマホと繋いで見ることもできます。

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まとめ

microSDスロットを持たないスマートフォンは意外に多い。

SAMSUNG Portable SSD T5はTYPE-A to TYPE-C、TYPE-C to TYPE-Cケーブル付きで小型軽量。

大きなファイル(動画など)を一時的にPCからコピーして外出先で利用する(観る)のにも適している。

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