NichePhoneって全く持って欲しいとは思わない

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最近、NichePhoneがメディアによく取り上げられています。

カードサイズの3Gでほぼ通話専用のハンドセットです。これがなんで注目されるのかどうしても理解できません。

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バッテリー持ちが悪い

なんせ薄くて小さいのでバッテリーは550mAh、連続通話3時間、待機72時間。今時の携帯としては稀に見るロースペックです。さらに充電は今時なら誰でも持ってそうなmicroUSBではなく専用。いくら本体が短くても専用の口が必要なものは、結局持ち物が増えるだけ。

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防水防塵ではない

クラウドファンディングから出ているので、価格を抑えるためにスペックは最低限。防水なし、防塵なし、防滴なし。

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対応バンドが一つだけ

対応しているのはW-CDMA 2.1GHzのBAND1だけ。いわゆるガラケーのようなエリアの広さは見込めません。いざという時の音声端末でもつなら考えものです。ドコモ3GだとプラチナバンドのBAND6、FOMAプラスのBAND19に対応しないとかなり厳しいです。メディアでどこでもつながるなんて甘い言葉に惑わされないほうが良いです。

都市部でしか使わないなら、まあ、ほぼ支障はないでしょうが、山間部に行くとFOMAプラスがないと厳しいですねぇ。街中で使うだけなら問題ないでしょう。

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3Gでテザリングですか!?

今時、皆さんLTEの速度に慣れきっているはず。ガラケーでWebとか見るとハンドセットの速度が遅いのもありますが、絶対的に通信速度が遅くてねぇ、ではないでしょうか。それでテザリングですか?連続通話3時間しかないんですよ。さらに充電はmicroUSBとかじゃないんですよ。どうするの?

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SIMフリーの普及機を買ったほうがずっと良い!

まあ、ジョークグッズで話のたねに1万円で買うならいいでしょう。宴会ネタでもいいかもです。でも、それ以上にはなりません。使うつもりがあるなら、SIMフリースマホで2万円台のものを買ったほうがはるかに有用かつ実用性があります。

発想は面白いし、かっこいいんですが、それだけ。ほれほれグッズ以外の何物でもないです。

1万円落としたつもりで買うならOK。使うつもりなら、あと1万円足して安いSIMフリースマホにしてください。悪いことは言いません。

HUAWEI、ASUSあたりを探せば最安で2万円未満で買えるものがたくさんあります。NichiePhoneの機能でOKなくらいなら、2万円未満のSIMフリースマホでどれを買ってもOKのはずです。

よーく考えましょう。

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