2020年からのコロナ禍で納めそびれていたお札を納めに越谷の久伊豆神社へ行ってきました。美しい藤棚の季節ではなくてちょっぴり残念でした。
久伊豆神社
埼玉県越谷市にある神社で、徒歩最寄駅は北越谷駅となります。
東部伊勢崎線(スカイツリーライン)の北越谷駅から約1.2kmで徒歩だと15分程度となりますので、筆者はいつも北越谷から歩いています。
「久伊豆神社」をWikipediaで調べるとびっくり仰天たくさんあるのですね。
筆者がいつも行くのは越谷市の久伊豆神社です。
こちらにお札を納めに行ったわけです。
主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、言代主命(ことしろぬしのみこと)だそうです。
配祀は高照姫命(たかてるひめのみこと)、溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)、天穂日命(あめほひのみこと)ということなのです。
あいにく筆者の不勉強ゆえ名前だけでも知っているのは大国主命だけです。
ここの藤棚はシーズンにはとても綺麗ですが、さすがに4月上旬に藤はないです。
久伊豆神社公式サイトのギャラリーに写真があります。
神苑があり藤棚を後ろからみてもやはり藤には早い(あたりまえ)。
赤い橋が可愛い。
千葉県の成田山新勝寺の山門そばの池には山ほどのカメがいますが、ここも例外ではないようで。
外来種が…..誰だ!捨てたやつは!?
そんなこんなで無事にお札は納めてまいりました。
通りゃんせの唄
お札を納めに参ります、といえば「通りゃんせ」の唄。
これです、これ。
通りゃんせ、通りゃんせ
ここは、どこの細道じゃ
天神様の細道じゃ
御用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに
お札を納めに参ります
行きはよいよい、帰りは怖い
怖いながらも、通りゃんせ、通りゃんせ
聞いたところありますね。
唄のもとはいくつかの説があるそうですが、有力なのが川越城内にある三芳野神社が発祥というもの。
三芳野神社は川越城の鎮守として川越城内にあり、一般庶民がそう簡単には参詣できなかったわけです。
以下は、以前川越に行った時に小江戸名所めぐりバスの車内でのアナウンスにあったものを記憶を頼りに記しています。
唄では小さくして亡くなる子供も多かった時代に、七つまで無事に育ったお礼参りにお札を納めに三芳野神社へ行く時の様子を歌っています。城内に一般庶民がお札納めとはいえ入るわけなので、今で言うスパイやテロリストがいないとも限らないので、わざと参道を細くして警備しやすくしていたそうです。
城の中に入る時は武器などをもっていないかを確認するだけなので簡単ですが、帰りはスパイ(密偵)を警戒して持ち出してはいけない物品や書類をもっていないか厳重に検査したのでしょう。それが帰りは怖いという節の由来だと言われています。情報セキュリティ確保のための所持品検査ということになりますね。
まとめ
ご自宅に以前のお札がそのままになっていたりしませんか?
筆者のようにあまり溜め込んではいけません。
ちゃんと毎年行きましょうね。