スーパーのワゴンや陳列棚でよく見かける割引シールを貼った食品。賞味期限が近いので割引されているわけですが、買うのであればこれらの割引シールをついあものを買う方が家計にも優しいし、そのまま誰も買わないと廃棄されてしまう事態を少しでも減らすことに寄与できます。これはSDGsの目標12「つくる責任 使う責任」につながります。
SDGs 目標12とは
SDGsについてはこちらのサイトをご覧ください。ユニセフのサイトですがユニセフだけあってわかりやすく書かれています。
目標12についてはこちら。
手前どりを心がける
今回取り上げた廃棄食品については目標12-3にあります。
2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。
出典:ユニセフ https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/12-responsible/
これ以上言うまでもないくらいに明らかです。
スーパー・コンビニでは手前取りを
スーパーの陳列棚で奥の方に手を突っ込んで一番奥から商品を取っている客を見かけたことはありませんでしょうか?
これははっきり言って本当に許せないです。
[農林水産省] 小売店舗で消費者に「てまえどり」を呼びかけます
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kankyoi/210601.html
[消費者庁] [食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/
これまたごちゃごちゃ説明しなくても理解していただけると思います。
基本的に賞味期限が早いものほど手前にならべるので、特に理由がなければ手前から取ってくださいという話です。今夜食べてしまうのに賞味期限にとても余裕があるいちばん奥の商品を買う必要性はまったくないわけです。
客が皆奥から取ると手前の商品が売れ残って賞味期限が切れて廃棄せざるをえなくなります。そんな馬鹿な無駄はやめてくださいという話です。
かわいそうな食品
賞味期限が迫っている食品は値引きシールが貼られていることが多いと思います。
我が家では買い求めたい商品が賞味期限内に消費してしまうものであれば、賞味期限が近いが故に値引きされている商品を積極的に選びます。
こうした値引きシールが貼られている商品は、誰も買わないと廃棄されてしまいます。
我が家ではこうした食品を「可哀想なXX」と呼んでいます。例えば「可哀想な納豆」「可哀想なパン」「可哀想なお饅頭」といった具合。
これらを選ぶことで少しでも家計には優しですし、SDGs目標12-3にも適合した行動となります。
日常の中でできることを普通に実行しよう
難しいことはいいません、スーパーで買い物をするとき、食べる予定の日が賞味期限ないであれば積極的に手前取り、あるいは値引きシールがあるものを買いましょう。
これなら無理をせずに実行できます。
日本全国で客が皆スーパーで手前取りして、値引き商品を買うことをすればそれだけでも随分廃棄食品が減ると思いませんか?