駅の階段は健康のバロメーターだ、エスカレーターは使うな!

駅の階段は健康のバロメーターだ、エスカレーターは使うな!

電車を降りてホームから改札に向かうときに、上り階段か上りエスカレーターの選択肢がある場合、みなさんはどちらを使いますか? 多くの人は下車してエスカレーターに長蛇の列、階段はガラガラなのが普通です。めんどくさいのは理解できなくはないですが、普段から階段をのぼることは体の不調を早期に知る健康のバロメーターでもありますよ。

普段から階段を上ることで体の異変を早期に知る

なぜ階段を上ることをおすすめするかというと、普段からいつもの駅の長い階段を上っていれば体調の変化に気付きやすいからです。

いつもは難なく上まで上がれたのに、最近息切れがして途中で小休止したくなるといった状態が改善する気配なく続くようなら循環器系の異常があるかもしれません。あるいは呼吸器系かもしれません。しかし、毎回エスカレーターに頼っていてはこの変化に気づかないでしょう。

こうした異変を感じたらかかりつけ医があれば相談し、あるいは循環器系が得意なお医者さんに相談するのが一番確実です。早ければ早いほどいいですね。

疲れがたまっているだけさ、なんて自分を偽らないほうがいいでしょう。確かにその可能性もあるかもしれませんが、診てもらって異常がなければ運動不足なので車に乗ることを減らして歩くことを増やすなどの対応が取れます。

普通に歩いているときは感じないのに、階段を上ると以前はなんともなかった膝などに痛みが走るようになったなどの異変は膝の関節などに問題があるのかもしれません。毎回エスカレーターに乗っていては気付きにくいかもしれません。

こちらは循環器系のように命に関わるようなことは少ないかもしれませんが、ひどくなると歩くのにも支障を来すかもしれません。

体にある程度の負荷をかける運動を日常生活の一部に取り入れていると、体の異変を早期に知るチャンスが増えます。費用も時間もかからないのでおすすめです。



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階段を上ることで体に負荷をかける運動

階段を下るのはあまり運動になりませんが、階段を上ることは運動になるといわれます。

個人的には、滑りやすいなど危険な条件がない場合には、上る時に足の裏全体をベターっと着くのではなく踵を上げた状態で上るようにしています。これにより下肢三頭筋やハムストリングへの負荷が少し増しトレーニング効果が高まります。

階段を上るときに足の裏全体で着地してベチャ、ベチャという感じの人が多いのですが、踵を上げた方が膝への衝撃も減少します。

とにかく、上り階段は運動になるのは間違いなしです。

40mを超える長さの都営大江戸線六本木駅のようなエスカレーターのある駅で階段を上るのは苦行ですが、普通の駅であれば大したことはないです。

それなのにエスカレーターには長蛇の列。

この列を横目にみて階段をスタスタ上るほうが時間の節約にもなりますし、下半身の運動にもなり、健康チェックにもなります。こんないいチャンスを捨てるなんて勿体無いですよ。

まとめ

駅の階段はエスカレーターを使わず隣にある階段を使いましょう。

普段から階段を使うことで下肢の運動になりますし、今までになかった息切れなどを感じたら体に異常がある可能性があるので、大事に至る前に医師に診てもらうことができますしそれをお勧めします。

階段を上るのは費用も時間もかからないけれど、運動になり体調チェックにもなる一石二鳥です。



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