蛍光表示管が薄くなって何の表示かほとんど見えなくなったONKYO CR-D1LTDにかわり、昨今のネットワーク対応、Wifi対応したものに買い換えました。
今ではONKYO傘下となったPioneerのオーディオ部門の手になる「XC-HM86」です。その名もネットワークCDレシーバーというもの。
ネットワーク(有線)に対応したレシーバーはありますが、Wifi対応はさほど多くありません。Chromecast(私は使っていませんが)、AirPlay、radiko.jp、tunein、Sportifyに対応し、NASなどで動いているMusic Serverにも対応します。もちろん普通にCD再生もできFM/AMチューナーも内蔵しています。
まずは開梱の儀。
蓋をあけると保証書と、説明書・リモコン・電池(リモコン用)・簡易アンテナが入っています。このあたりは昔のAVレシーバーと変わらず。
今時めずらしい発泡スチロールの緩衝材。
本体上面手前の縁に沿って操作ボタンがあるのが不思議といえば不思議。上に何か置くような使い方は想定していないのかもれません。もちろん全ての操作はリモコンで可能です。
大したボタンはありません。
右側の黒い部分がカラー液晶で種々の情報が表示されます。
背面も昔のAVレシーバーに比べるとずいぶんシンプルです。スピーカー出力やスーパーウーファー接続用のPRE OUT、USB、ネットワーク(有線)、オプティカル入力、アンテナ入力、LINE入力しかありません。めずらしいのはWifi用のアンテナも付いていること。
昔だと、tape deckを繋ぐTAPE IN/OUT、PHONO(レコードプレーヤー)、LINEINなどがあると思いますが、USBやネットがあるのが今流。フロントパネルにもUSBがあり、HDDやフラッシュメモリを接続できるのが今流ですかね。USBにはHDDを接続可能です。
アンテナは立てなくても感度十分なのでこのままつかっています。立てるとメルがカジカジするのは目に見えてますからね。5GHzのほうのAPに繋いでいます。
Pure Audioの世界は自分にはあまり関係ない(金がかかりすぎる!)のですが、こうした今時のデジタル系カジュアルオーディオは面白いですね。昔では考えられなかった何百曲が普通に聞けますし、Sportifyなどのストリーミングも聴取可能なんですから。tuneinに対応ってのもおもしろい。
なかなか面白いレシーバーです。