小学館の雑誌「ラピタ」(現在は休刊)の2006年6月号付録についていた万年筆「赤と黒」ですが、未だに健在です。当時雑誌付録に万年筆がつくということでかなり話題になりました。
雑誌「ラピタ」の万年筆
小学館から発行されていた月刊誌で創刊号は1996年1月号、休刊前の最後の号が2009年1月号。
この雑誌が万年筆を付録につけたのは2005年11月号の「ミニ檸檬」という黄色の万年筆が最初だったと思います。「ミニ檸檬」その後、同社の雑誌「サライ」2022年6月号にも「ミニ檸檬」がつきました。
(YouTube)雑誌「ラピタ」「サライ」付録の万年筆「ミニ檸檬」新旧比較!
その後2006年6月号に今度は「赤と黒」というミニ万年筆が付録としてつきました。
黄色は趣味じゃなかったので「赤と黒」のついたラピタを購入したわけです。
「赤と黒」
こういうやつです。
最後の写真をよくみるとペン先にラピタのカエルのマークが掘り込まれています。
いわゆる鉄ペンで寸法のわりに重みがありますので、逆に意外と書きやすい。
書き味はLAMYのようにカリカリではなく結構なめらかなので驚いたくらいです。
カートリッジ式でヨーロッパタイプ(欧州共通規格、ショートタイプで38mmのやつです)があいます。
モンブランやペリカンが比較的買いやすいと思われます。特にペリカンはペリカーノジュニアというスクール用万年筆があり結構扱っている店も多いのでインクも手に入りやすいでしょう。
あまり使う機会はないのですが、可愛がってやりたい一本です。