日常生活必須の常時携帯端末はやはり小型が良いが性能面では妥協したくないということで、散々悩んで選び出したのがZenfone 10です。手元に届いてセットアップしていろいろ使い始めて5日が経過しました。手に馴染む大きさとSnapdragon 8 Gen 2のハイエンドCPUによるパフォーマンスの高さで稼働率がめちゃくちゃ高い端末となっています。
Zenfone 10の魅力
過去の噂ではZenfoneシリーズが終わってしまうとか、Zenfone 10は大型端末になるといった噂が出ていましたが、どうやらそれは本当に噂であり、蓋を開ければよりブラッシュアップされて魅力が増したZenfone 10がそこにありました。
小型でハイスペック
高さ150mm、横幅70mm、重さ180gを切るコンパクトサイズでありながら、CPUにはSnapdragon 8 Gen 2という大型ハイエンドスマートフォンと同じものが搭載されています。
この条件を満たす過去1年以内に発売されたスマートフォンはZenfone 10のみです。
5日使ってみてiPhone 13 miniのように「小さすぎる」こともなく、絶妙な大きさであることを実感しています。
バッテリー持ちが良い
小型でハイスペックだとバッテリーが持たないだろう!ということはZenfone 10には当てはまりません。
新しいスマートフォンはセットアップをするときは何時間かずっと触りっぱなしです。
こういう時のバッテリーの減りは強烈なものです。
Galaxy S23 UltraからZenfone 10に移行してアプリのログインをしまくったりいろいろやって昼食後から夕食前まで午後半日触っていましたが、100%からスタートして夕飯時には70%程度なのは驚きました。
こういう場合経験的には半分以下になっているのが普通でしたらから。
GSMArena https://www.gsmarena.com のbattery testでは、
・Zenfone 10、13:05h
・Galaxy S23 Ultra、13:24h
・Phone 15、13:20h
となっています。
無印iPhone 15は持っていませんが、バッテリーが持つGalaxy S23 Ultraと比べても遜色ないテスト結果であり、筆者の実感としてもその通りという感じです。
イヤホンジャック搭載
大型ハイエンドスマートフォンではXperiaなど一部を除けばほぼ絶滅しているイヤホンジャックがZenfone 10では健在です。
ワイヤレスイヤホン全盛時代ですが、ワイヤレスイヤホンには充電が必要です。
稀に突然切断されてしまうこともあります。完全ワイヤレスで突然切断されると大抵は一旦ケースに戻さないといけなくなったりして、ケースがバッグの中だと面倒なことこの上ないですし、オンライン会議中では致命的に困ります。
有線イヤホンは安定した接続、ワイヤレスイヤホンより安くて高音質、完全ワイヤレスイヤホンのように片側だけ紛失することはありえません。
物理SIM2枚挿し可能
今のスマートフォンではeSIMと物理SIMの2枚挿しというのは普通ですが、ZenfoneはeSIM非対応です。そのかわり物理SIMを2枚刺すことができます。SIMトレイの面裏にそれぞれSIMを載せられるようになっています。
今時物理SIM2枚挿しは珍しいでしょう。
キャリアトラブルもぽちぽちありますので、例えばメインはdocomoかSoftBankで呼びとして普段は維持費のかからないau系のpovo2.0を入れておけば、docomoやSoftBankがアウトになってもauをつかうことができます。
多種のBluetooth Audio Codec
iPhoneはどの機種でもSBCとAACのみとなっており、LDACやaptXといった高音質CODECには対応していません。
Zenfone 10は調べてみると実に多くに対応しています。
・LDAC
・AAC
・aptX
・aptX HD
・aptX Adaptive
・aptX Lossless
(出典:ASUS公式サイトZenfone 10仕様)
なんでも来い!って感じです。
ひさびさに嬉しい端末
昨今、スマートフォンを買い換えてもあまりワクワク感というのがなかったのですが、Zenfone 10は現状ハイエンドスマートフォンでは最もコンパクトで軽量にもかかわらず高性能で、10万円少々という価格設定は10万円台後半が当然の現状では唯一無二の存在です。
ハイエンドが良いけど、今のハイエンドはデカ過ぎ手に余る・ポケットに入らないという方は検討に値するでしょう。
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