筆者が愛用しているGARMINウォッチの一つがVenu 2 Plusで今年3月に購入しました。その後GARMINからは後継モデルとなるGARMIN Venu 3が今年9月7日に発売されています。外見はぱっと見た目には差がありませんが、新モデルという以上はどこかに差があるわけです。その差が買い替えに値するかどうかを見てみましょう。
スペック上の相違点
メーカー公表のスペックでVenu 3とVenu 2 Plusで異なる点だけを表にまとめました。
Venu 3 | Venu 2 Plus | |
発売日 | 2023年9月7日 | 2022年2月3日 |
発売時価格 | 60,800円 | 62,800円 |
本体サイズ | 45.0 x 45.0 x 12.0 mm | 43.6 x 43.6 x 12.6 mm |
ディスプレイサイズ | 1.4” | 1.3” |
解像度 | 454 x 454px | 416 x 416px |
重さ | 47g | 51g |
稼働時間 | ||
スマートウォッチモード | 約14日間 | 約9日間 |
GPS+音楽モード | 約11時間 | 約8時間 |
GPSモード | 約26時間 | 約24時間 |
付属充電ケーブル | USB Type-C ⇔専用 | USB Type-A ⇔専用 |
内蔵メモリ | 8GB | 200時間分のログ |
ライフログ機能 | ||
睡眠コーチ | ○ | X |
昼寝検出 | ○ | X |
ランニング機能 | ||
オーディオアラート | ○ | X |
バイク機能 | ||
インターバルトレーニング | ○ | X |
Rally / Vector サポート | ○ | X |
スイム機能 | ||
オープンウォータースイム距離計測 | ○ | X |
自動休息 (プールスイムのみ) | ○ | X |
その他機能 | ||
HRV ステータス | ○ | X |
時差ぼけアドバイザー | ○ | X |
稼働時間55%増加
スマートウォッチモードでVenu 2 Plusは9日間でしたが、Venu 3では14日間と55%ほど伸びています。
GARMINのスマートウォッチモードとは?
スマートフォンとGARMINウォッチをBluetooth接続し、心拍数のモニタリングを終日オンにした状態です。
もちろん通知が絶え間なく来るような状態ではありませんが、Apple Watchのスペック定義とは異なり、9日間や14日間というのがどういう使い方なのかまでは明らかではありません。
ざっくりGPSを使わないで普通に時々通知があるくらいで最大9日間とか最大14日間稼働できる程度と思えば良いでしょう。
バッテリー駆動時間は長いに越したことはないので、5割り増し駆動時間はありがたい話です。
昼寝検出
Apple WatchはAppleヘルスケアでは昼寝検出はできませんので、他の睡眠分析アプリを使う必要があります。
筆者がこれまで使っていたGARMINウォッチでも昼寝検出はありませんでしたが、Venu 3では昼寝検出が可能になりました。
昼寝検出が重要かというと、規則正しい生活を送っている人にはあまり重要ではない気がします。
ただ、仕事で夜勤などがある場合には有効「かも」しれませんが、GARMINで昼寝検出付きウォッチを使ったことがないのでなんと言えませんが、個人的にはあれば面白いけれど重要ではない感じ。
HRVステータス
昨日の記事にありますとおり、HRVステータスが取れるかどうかは心理的ストレスの可視化によるストレスコントロールにつながりますので、筆者としてはとても重要だと思うようになりました。
重要な相違点のまとめ
他にもいくつか違いがありますが、筆者が感じる重要な違いは「稼働時間5割増し」「昼寝検出」「HRVステータス」対応です。
これらに価値を認める、Venu 2 Plusで不満があるのならば買い換える価値はあります。
ECG(心電図)対応について
米国内ではVenu 2 Plus同様にVenu 3もECG(心電図)対応しています。
GARMINウォッチのECG(心電図)機能は米国、香港、台湾、ベトナムで利用可能になっています。
ECG機能搭載機も従来のVenu 2 Plusに加えて、Venu 3、epix Pro、fenix 7 Proでも対応しています。
近い将来には日本でも利用可能になると筆者個人は考えています。
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