スマホのストレージ容量はどれが良いか?128GB?256GB?決め方のポイント

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スマホの買い替えで悩む事の一つはストレージ容量だと思います。ミッドレンジ以下だと64GB、128GBあたりが主流でしょうし、ハイエンドだと最低が128GBで主流は256GB、その上が512GB。iPhoneではモデルにより1TBなんてのもあります。どうやって選べた良いの?

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メモリカードスロットは無い

昔はメモリカード(microSDカード)で少ない内部ストレージを補っていました。

今でもミッドレンジ以下ではmicroSDスロットがありますが、ハイエンドでは見かけなくなりました。ハイエンドモデルではAQUOS R8、Xperia 1 V、Xperia 5 Vくらいにしか無いようです。

microSDスロットが無くなった最大の理由は、カメラ性能が向上し動画で8K30fpsという高解像度、あるいは240fpsという高いフレームレートでの撮影が可能になったからです。これらを記録するにはメモリカードのスピードも高速でなければいけません、昔のmicroSDカードを引っ張り出しても使えないというトラブルの原因になるからです。

薄型化で高密度実装、なおかつバッテリー容量が大きくなったためにカードスロットのような馬鹿でかいスペースを食うものはできるだけ実装したくないというのもあります。

ポイント: 外部メモリ(microSDカード)はもはや存在しないと思え

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USBの速度は3.X以上を選べ

ミッドレンジ以下の機種はまず間違いなくUSB2.0の480Mbps以下の低速です。

ハイエンドの分類に入っていても、iPhone 15、iPhone 15 Plus、Zenfone 10はUSB 2.0の低速通信です。

USB 3.X以上、すなわち5Gbps以上のものを選びなさいという理由は、内蔵ストレージの写真や動画を外部SSDに退避することが容易だからです。

動画のファイルサイズはエンコード方式によって違いますが、ざっくりフルHD/60fpsの場合1分で200MB程度、4K60fpsでは1分で400MB程度が目安と考えましょう。10分間のカットを4K60fpsで撮ると4GBくらいになるわけです。

後々編集もするでしょうから、スマホに生動画を長期間置く理由は全くないので撮影の区切りがついたら外部SSDに移動して、PCやMacで管理しましょう。そのためにはUSBの速度が早くないと話になりません。

写真や動画などサイズの大きなファイルは外部SSDに移動して保管する。そのためにはUSBは3.Xの高速なものでないと使い物にならない。

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筆者の結論は256GBを推奨

64GBは論外として128GBもあまりお勧めしたくありません。使っていると128GBでは余裕を感じにくいです。ストレージの残りが少ないからといってそうそうスマホを買い替えるものでもありません。

動画を一度にそれなりに撮る人ならば512GB、そうでなくたまに動画でほとんどはペットや友達、旅行の写真などであれば256GBをおすすめします。

動画は撮らないけど何百ものアプリで溢れているようなら、容量で迷う以前に一旦現有のスマホをリセットして初期状態に戻してから、必要なアプリを必要なときにインストールしましょう。スマホストレージのゴミは百害あって一理なしです。これができない人は何百GBあっても同じです。

256GBを勧める理由ですが、大抵のハイエンドスマホのラインナップにありますし、容量によりカラーラインナップが異なる場合でも、256GBなら全色から選べる場合が多いのです。128GBでは心許ないし、512GBでは価格が高くなります。

筆者は動画撮る用のiPhone 15 Pro Maxは512GBですが、日常生活必須端末のコンパクト・ハイエンドのZenfone 10は256GBです。

自宅の物入れと同じでスペースがあればあるだけいろいろなものを放り込んだままゴミ溜めのようになってしまうのがストレージです。大切なものをいつでも取り出せるように、スマホのストレージも適宜整理しておけば256GBあれば普通の人は大丈夫でしょう。

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