noteに「旅路の部屋 別館」を作りました。毎日更新中。

デジタルとアナログを使い分ける手帳術、検索する可能性がある情報はデジタルが最適

日常生活・猫
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毎年年末、あるいは年度末になると書店や文房具店の店頭で多くの種類が販売される「手帳」。筆者は現在ではバリバリのデジタル派です。それでも店頭の手帳を見るとつい足を止めて、あれがいいかこれがいいかと悩んだ挙句結局買っちゃうけど使わずに終わる。デジタルとアナログの共存、具体的なアプリ等も挙げて紹介します。

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デジタル手帳術とアナログ手帳術

「わたしの手帳術」のデジタルとアナログに関してはnoteのほうに詳しく書いています。

基本的には、検索を前提にするような具体的な内容はデジタルで、アイデアや考えをまとめたりするのはアナログでというのがnoteの記事の骨子です。

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デジタル

長所

・追記・削除・修正が簡単
・検索性に優れている
・記録の量が増えても物理的な場所は増えない
・スペース(容量)の制限は事実上無いに等しい
・バックアップやコピーが容易
・クラウドを使用すれば災害があっても失われない
・複数デバイスで内容を編集・閲覧ができる
・Officeなどで作ったデータも一緒に保管できる
手直しや追加が容易で、クラウドを使っていつでもどこでもどのデバイスでも編集や閲覧ができるのは非常にメリットが大きいと感じています。

短所

・文字と図を一つのところに書くのは大変手間がかかる
・落書き的なメモやマインドマップなどを併用するのは苦手

何かを考えるときは、A5サイズ程度のノートに書き殴ることが多いのですが、それはデジタルツールでは難しいです。人間の思考はアナログ的なので考えることをサポートするツールとしてはアナログに勝るものはないでしょう。

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使用しているツール

筆者はAndroid/iOS/Mac/Windowsの4種を利用しているため、特定のデバイスや特定のOSでしか使えないサービスやアプリは利用しません

予定管理:Googleカレンダー
メモ:Google Keep
連絡先:Google Contacts
日記や記録:Notion
金銭収支記録:らくな家計簿

これらのツールは元データが全てクラウドを利用しており、アプリもマルチプラットフォーム対応でfすのでデバイスを選びません。

いつでもどこでもどのデバイスでも使えるのが大切

Notionについてはnoteの記事にも書いていますが、当ブログでも記事にしていますので参照してください。

Notionはマルチプラットフォームのクラウドサービスで記録ツールとして秀逸であり、noteの記事のとおり文章執筆ツールとしても非常に秀逸でもあります。

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デジタルの隙間のアナログのみの時期

筆者の場合、記録のデジタル化はGoogle登場以前である電子手帳の時代にまで遡ります。

1987年にシャープから発売された電子システム手帳「PA-7000」を買ってから情報のデジタル化が始まりました。その後PalmOS搭載のPalmデバイスを使い、ハンドヘルドPCであるHP100LX〜HP200LXとなり本格的にデジタル化するに至ります。

HP200LXは1990年代後半まで使っていましたが、次に2010年にiPhone 3Gを使い始めるまでがデジタルとデジタルの間のアナログ利用時期であり、システム手帳ブームの時期と重なります。筆者は日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)のBindexというシステム手帳を使っていました。

バイブルサイズの薄手のものと使用済みリフィル保管用に通常サイズのものを所有しており、仕事メモ用としてA5も使っていました。

これらはとても格好良くて見栄えがするのですが、重い・嵩張る・リングが邪魔と実用的にはあまり良いところはなく自己満足だけで持っていたように思います。

実際、システム手帳を使っての予定管理は結構不便なところがありました。仕事の事情で予定が変わることが多く、Bindexの予定表リフィルに書いた内容を消しては書き直す事が多く、予定表は汚くなってしまうことが多くありました。

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デジタルに向く記録

次のようなものはデジタル記録に適しています。

・予定管理
・メモ
・連絡先
・収支管理(金銭出納記録)
・記録(物品購入の詳細な記録など)

現在であれば多くの方が使っていると思われるGoogleカレンダーアプリは筆者も大変重宝しています。

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アナログ

手帳サイズ

アナログ手帳サイズは日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)の「ペイジェムウィークリーコンパクト」(月曜起こしで見開き1週間・新書サイズ)を使っています。

記録以外のなんとなくその日のメモみたいなものを短く書いています。時には「昨夜の変な夢の事」とか、「猫に起こされて目が覚めたけれどベッドに戻ったら夢の続きを見た」といったどうでもいいメモもあったりします。

もう一つがスペイン製のミケルリウス会社の”DCK DESIGN”というノート。

表紙はポリプロピレン製(厚紙のタイプもあります)で耐久性が高く、70g/m2ないし90g/m2の上質紙が120枚〜150枚で構成されており、罫線は5mm方眼で各ページ上部には見出し欄があります。ミシン目があり一枚ずつ切り離しても使え、2つ穴があるので保存する必要があれば2穴A5バインダーに綴じることが可能です。

筆者がまだサラリーマンとして仕事をしていた時代には特に活躍してくれました。用紙の質がよいので万年筆でも裏抜けしにくいのもよいところです。

現在このDCK DESIGNのミケルリウスは終売ですが、異なるデザインのものが販売されています。表紙は厚紙とポリプロピレンのものがありますが、耐久性を考えるとポリプロピレン製表紙のタイプを選んだ方が良いでしょう。

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日記はデジタルとアナログのどちら?

筆者の考えは「両方で残すのが良い」というものです。

日記には、
・事実を後で参照できるように正確に記録する
・考えや気持ちやアイデアを文字や図や絵などで書き残して後日読み直したりする
の2通りの役割があります。

前者にはデジタル記録が適しており筆者はNotionで記録を残しています。

後者は図や絵を文字混じりに書いたりする事が多いためA5サイズのノートを使います。過去に書いたものをパラパラめくっていると意外な発見をすることもあります。

書く頻度ですが、前者は毎日記録します。Notionを使っているのメリットがここで生きてきます。いつでもどこでもどのデバイスでも編集・閲覧が可能なので書き忘れることはまずありません。

後者は毎日書く必要はないので、思いついた時に書けば良いのです。時には落書きだけで終わることもありますがそれでも構いません。書きたい時に書くのがポイントです。こうして書いたものは2度と見ない可能性もありますが、しばらく日を置いて読み返すとそこから別のアイデアを思いつくこともあります。

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他人の手帳術は素晴らしく見える

他人の「手帳術」には素晴らしいものが多いです。それらの手帳術のアイデアで気に入ったものを取り入れれば良いのであり真似をする必要はありません。

後日検索などで使う可能性があるものと、アイデア出しのようなものを書き分ければよいでしょう。

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