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iPhone 15 Pro Maxから17 Pro Maxへ買い替え?待つべき理由を徹底検証

モバイル・デジタル一眼
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新しいiPhone

2025年9月10日午前2時(日本時間)に新しいiPhoneが発表されました。

・iPhone 17
・iPhone 17 Pro
・iPhone 17 Pro Max

それまでのPlusモデルはiPhone 16 Plusが最後となり、代わって薄型のiPhone Airが発表されました。

これについてはnoteのほうに記事を書いています。

上記の記事に書いているとおり、iPhone Airというものはこのシリーズが続くわけではなく、iPhone Fold(仮称)のプロービング製品だと考えています。

2026年9月には、iPhone AIrで得たノウハウをベースにiPhoneでは初めてのfoldableモデルが発表されるというのが筆者の予想です。

現在の筆者の環境

この先の記事をお読みいただくにあたり、筆者の環境を知ってもらったほうが良いと思います。

・日常使用メイン端末:Galaxy S25 Ultra 512GB(2025年6月購入)

・動画・写真メイン端末:iPhone 15 Pro Max 512GB(2023年9月購入)

通常は2年サイクル買い替えなのですが、2024年4月に購入したGalaxy S24ではS Penが使えないのと画面が小さくて不便なので1年ちょっとで買い換えました。

iPhone 15 Pro Max vs iPhone 17 Pro Max

iPhoneのほうは2年サイクルですと今回買い替え時期です。iPhone 15 Pro Maxで不満だった超広角カメラと望遠カメラの解像度の低さが改善され全て48MPに統一されました。他にも改善点は多くあります。

両モデルの相違点について簡単な一覧にしました。

基本仕様の相違

iPhone 15 Pro Max と iPhone 17 Pro Max の主な仕様差
項目iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro Max違い
発売年2023年2025年 
サイズ
(高さ×幅×厚み)
[mm]
159.9×76.7×8.25163.4×78.0×8.75+3.5 × +1.3 × +0.5 mm
重量221 g233 g+12 g
ディスプレイ6.7型
Super Retina XDR
ProMotion
6.9型
Super Retina XDR
ProMotion
+0.2型
反射防止コーティング追加
解像度 / ppi2796×1290
460 ppi
2868×1320
460 ppi
 
屋外ピーク輝度最大2,000 nit最大3,000 nit+1,000 nit
チップA17 ProA19 Pro世代差:2
無線Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.3
UWB(第2世代)
Wi-Fi 7
Bluetooth 6
UWB(第2世代)
Wi-Fi 7対応
USB-CUSB 3(最大10Gbps)
DisplayPort対応
USB 3(最大10Gbps)
DisplayPort対応
同等
MagSafe
Qi2
最大15W
最大15W
最大25W
最大25W
+10W
急速充電(公称)20W以上で約30分で50%40Wで約20分で50%充電速度向上
バッテリー
(動画再生・公称)
最大29時間最大39時間+10時間
背面カメラ48MP広角
12MP超広角
12MP望遠(5倍)
48MP広角
48MP超広角
48MP望遠
(4倍/8倍光学品質)
全カメラ48MP化・
8倍光学品質
ズーム

光学10倍レンジ
(2×〜5×)
デジタル最大25倍

光学品質16倍レンジ
(2×〜8×)
デジタル最大40倍
ズーム拡大
フロントカメラ12MP18MP
(Center Stage対応)
解像度向上
本体素材チタニウムフレーム
Ceramic Shield前面
ガラス背面
アルミ一体成形
Ceramic Shield 2前面
Ceramic Shield背面
素材・
耐傷性・
仕様変更
ボタン/操作アクションボタンアクションボタン
+ カメラコントロール
物理操作の拡張

ベンチマーク比較

ベンチマーク比較
ベンチマーク項目iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro Max差分
Geekbench 6 CPU(Single)2,878(代表値)3,871(レビュー実測)+993
Geekbench 6 CPU(Multi)7,142(代表値)9,968(レビュー実測)+2,826
連続Web閲覧(Tom’s Guide)14時間02分17時間54分+3時間52分

注:ベンチマーク値はテスト条件・OSバージョンで変動します。

買い換える価値

基本性能の進化はある意味当たり前ですが、カメラではiPhone 15 Pro Maxで超広角と望遠が12MPに止まり、広角カメラ(メインカメラ)の48MPと大きな差があります。

これは筆者が使用しているGalaxy S25 Ultraではメインカメラは200MP、超広角と望遠が50MPであるのと大きな乖離がありますので、そういう意味からも買い替えはありです。

しかし次に述べるようなiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxの予想仕様から考えると、あと1年は待つべきだというのが筆者の判断です。

iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxの進化(予想)

リークサイト情報によれば、iPhone 18 ProやiPhone 18 Pro Maxでは次の4点で進化が予想されています。

リーカーによる予想ですので実際には外れている可能性もあります。

Under-Display Face ID

現在はフロントカメラと一体になったダイナミックアイランドの中にフロントカメラとともにFace ID用のTrueDepth カメラが埋め込まれています。

これがAndroid同様にフロントカメラのパンチホールだけになり、TrueDepth カメラはディスプレイの下(下方ではなく埋め込みという意味)になると言われています。

C2 Modem

従来iPhoneのモデムはQualcomm社のものが使われていました。

iPhone 16eとiPhone AirではApple社製のC1 Modemが搭載されています。これはAppleシリコン(SoC)とともに省電力性能と高速通信を実現するとされていますが、市場評価ではQualcommのほうが通信性能はやや高そうだという話もあるようです。

iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxでは従来通りのQualccomm製のモデムが採用されています。

A20 Pro Chip

A19 Proとくらべて大幅なパフォーマンスアップはないと推測していますが、最近流行というか差別化要因であるAI処理性能が向上する可能性は高いと思います。

iPhone 15 Pro MaxのA17 Pro ChipからiPhone 17 Pro MaxのA19 Pro ChipのNeural Engineは16コアと変わっていませんが、A19 Pro ChipではNeural Engineとは別にGPUコア内にNeural Acceleratorというものが組み込まれ、GPUのAI処理能力が大幅に向上していると言われます。

A20 ChipではNeural EngineやNeural Accereratorが増強される可能性も高いと思います。

新しいイメージセンサー

iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxでは、これまでのソニー製イメージセンサーから、現在Samsungが開発を進めている3層イメージセンサーが搭載されるのではないかと言われています。

3層構造のセンサーにより、画像データの伝送距離が短くなるのでリアルタイムの画像処理能力を大きく向上させる可能性があります。

iPhone Fold

これはiPhone Airの市場投入によりほぼ確実になったと思われます。

推測では広げるとiPhone Airを2つ並べたようなサイズになると言われていますが、どうなるかは不透明。

折りたたみの弱点は、折りたたみ部分のディスプレイ強度、ヒンジ部分の防塵・防滴性能だと思います。Galaxy Z Fold7はこの防塵性能に弱点がありますので、iPhone Fold(仮称)がどうなるかものです。

価格的には30万円超えは間違いなかろうというのがもっぱらの噂。

可変しぼり

現在もメーカーが販売中のスマホで、機械式可変しぼりを備えているカメラを備えたものは存在しません。

過去には、Xiaomi 14 Ultraが1.63〜4.0の無段階可変しぼりを備えていましたが、後継のXiaomi 15 Ultraでは廃止されています。正式にこれ!といった理由は明らかにされていませんが、しぼり機構と望遠カメラの強化のトレードオフだというのがもっぱらの噂です。

可変しぼりが提供するメリット(被写界深度や光芒効果)よりも、1インチの大型センサーによるペリスコープ望遠カメラのほうが市場ウケが良いとXiamiが判断したのでしょう。

しぼりって何なの?という多くのカメラに疎いユーザーが多い中ではやむを得ない可能性もあります。

AppleはXiaomiのこの流れもじっくり研究しているはずであり、iPhone 18 ProやiPhone 18 Pro Maxでどうなるのか楽しみでもあります。

筆者の期待

上記6点の中で、筆者が特に期待しているのは以下の点です。

・​​Under-Display Face ID:ダイナミックアイランドは邪魔です
・A20 Pro Chip:AI性能の高性能化に期待
・新しいイメージセンサー:8Kビデオ撮影が可能になるかもしれない
・可変しぼり:動画撮影では特にうれしい機能

これらに期待するが故に、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxを見送って2026年9月に期待しているわけです。

参照サイト一覧(URL直書き)

公式情報(Apple)

レビュー/ベンチマーク(メディア・公式DB)

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