二匹の距離

日常生活・猫
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7月27日に新たに家族となったメル。先住猫のマロンが非常に用心深く引っ込み思案な性格であり、年齢差も大きいことから、一ヶ月経たずして二匹がくっついて寝るようなことはさすががありません。

当初数日は、近づくだけでマロンが唸ったりシャーと威嚇したりしましたし、メルはメルで遊び盛りのこともあって、ふさふさでゆったりゆれるマロンの尻尾が猫じゃらしみたいに思えるのか、後ろに飛びつこうとし、びっくりしたマロンは娘のベッドの下に逃げ込む始末。

マロンも9歳になり、メルが来る前から寝ている時間が多くなってきました。この時期は朝ごはんを食べると、早々に北側の娘の部屋の涼しい場所(ベッドの下か出窓)に陣取って寝てしまい、「あれ、ウチって猫飼ってたっけ?」状態になるのが普通なので、それに拍車をかけてしまったのがメル。

しかし、このままではイカンと思ったのか、女王猫の地位が危うくなると感じたのか、朝晩には大分出てくるようになりました(冷房が嫌いなマロンは昼間は暑さを避けて相変わらず娘の部屋に入り浸りなことはかわりなし)。

そうして二週間少々で少しずつ距離は縮まりつつあります。

以前のようにメルが近づくだけでシャーすることはなくなりました。しかし、突然尻尾付近に飛びつかれると流石にびっくりして逃げていきます。そこで、怒ればいいのに!とか思うのですが、大人しい猫なのでシャーすらせずびっくりして逃走。

でも、時にはメルが駆けてきても、黙って寝転びながらその様子を見ていることもあります。また、メルが走り寄らない限りは逃げなくなりました。少しは女王猫の面目を取り戻しつつあるかも。メルのほうも、走り寄るとマロンが逃げ出すことを学習してきたようで、静かに近寄ることが増えてきました。

そうした一瞬の写真がこれ。カーテン越しですが、ニオイで直ぐ側にいるのはわかるわけですが、特に騒ぎもせずカーテンの向こうでまどろんでいるマロン。相手にしてもらえないので、立ち去ろうとするメル。

「だめにゃ、おねいちゃんは相手にしてくれないから、パパにゃんにあそんでもらうにゃ」

と思ったかどうかは知りません。

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