関東や関西でうどんというと、汁の濃い薄いとか出しの違いは別にして、基本的にはある程度しっかりと腰のあるタイプが好まれると思います。
ところが博多のうどんはコシの弱いふわふわうどんなのです。これは以前から情報として知ってはいましたが食べたこととはありませんでした。食べるまでも無く、コシの弱いうどんはうどんじゃねぇと信じておりました。しかし、その偏見を見事に覆されました。
博多うどんとは
以下、Wikipediaの情報です。
腰がなくフワフワというのが最大の特徴だそうですが、商人の街である博多では忙しい合間にすばやく食べられるように茹で置きして腰が少なく消化の良いうどんが好まれるようになった。また使っている小麦粉もタンパク質少なめの種類なのでコシが出にくいのだそうな。
出しは、関東の和麺ではカカツオ節中心の関東風、昆布出汁中心のい関西風とありますが、こちらの博多うどんの場合は、煮干し、鯖節、カツオ節、アゴ等で出しをとり、薄口醤油で仕上げているそうです。具はごぼう天や丸天がが特徴的なずだそうな。
大福うどん
先月、生涯で2度目の博多を訪れた際、いつもなら博多らーめんをいただくのですが、このときは気まぐれで、博多駅1番街(地下)にある大福うどんに入ってみました。
食べログのリンクはこちら。
店内から入口を見てみました。
具には定番だというごぼう天にしました。ネギ(青ネギ)は基本的には自分で盛り放題です。
不思議な麺と抜群な汁
食べてみると、麺はほんとうにふわふわでやらないです。しかし、だらといって橋でつまんで持ち上げてもブツブツ切れないから不思議です。ふわふわなんだけれど、しっかりしているという不思議状態。
そして汁ですが、先に書いたように煮干し、鯖節・カツオ節。アゴ等の出しをベースに出しをとり、薄口醤油で仕上げているので、色は関西うどん同様い薄いのですが、出しが非常にしっかりしてて、その旨味がヤワラカイ麺に染み込んでとにかく美味しい。
煮込みすぎたやわらかうどんって、ぶつぶつ切れてしまうのですが、それはない。とにかく汁が美味くてそれが染み込んだやわらか麺がこれまた美味しいのです。
今まで、柔らかいうどんなんかうどんじゃないと信じていた自分がアホの世間知らずに思えました。
東京で食べられる?
ググってみると意外とあるのですね。一覧にまとめたサイトがありましたのでご紹介。
この中で1番目にかかれている「博多うどん よかよか 有楽町店」ですが、有楽町交通会館の地下一階にあるそうです。こりゃ便利便利。
店舗リンクはこちら。都内には2店あるようです。
食べログリンクはこちら。
ちなみに交通会館には、麺屋ひょっとこがありゆず風味の和風ラーメンが抜群に美味しくて、オープン店舗でカウンター席のみですがよほど時間を外さないと行列必須の店。
おまけで麺屋ひょっとこの食べログリンクはこちら。
博多は遠いので、「博多うどん よかよか 有楽町店」に行ってみたいと思います。