本ブログ記事は、筆者個人の体験に基づくものであり、治療方法や薬・サプリメント・スキンケア用品の文中での推奨もしておりません。
久しぶりにアトピー の話です。
私のアトピー の素人推測原因
はっきりいって皮膚科専門医にもわからないそうであります。なんだかよくわからないというのが「アトピー 」の意味だと聞いたことがありますが、まったくその通りだと感じますね。
子供のアトピー と大人アトピー では根本的に違うような気がします。私の場合は、中年後半のいい年になって発症しました。ただ、それまでを振り返ると、乾燥肌で冬には額や足の脛などには粉吹き芋状態になっていました。すなわち、結構な乾燥肌ということです。
それを分かっていて保湿とか心がければよいのですが、そんなことはした記憶がありませんでした。
また、昔から足などが時々薄赤いボツボツが出る、いわゆる発疹がでたことがなんどかありまして、通常は1週間ほどで何もせずに消えていました。今考えればという気がしなくもないです。
それにもうひとつ、よく言われているストレス。アトピー 発症の1年か2年ほど前に人事異動があり、ドア-ドアで3時間近くの通勤を2年半くらいしていました。新幹線を使っていましたが、それにしてもまあ….ですね。その時はあまり気になりませんでしたが、いまから考えれば立派なストレスですね。
アトピー の痒みへの対抗策
前にも書きましたが、アトピー の痒みはがまんできる痒みではありません。皮膚科医で痒くてもがまんして掻かないようにしなさい、なんて平気でほざく皮膚科医は即刻通うのをやめた方が良い気がしますね。
アトピー になってみればわかりますが 、アトピーの痒みを掻かないで済ませるのは不可能です。気が狂いそうになります。夜だって寝られやしない。
掻き壊さないようにする唯一の対抗策は、爪を短く切ること。3日に一度ほど切る。爪きりで切ったあとガラスヤスリでさらに削り込みます。皮膚には爪より先に指先の皮膚・肉があたるようにすることです。すなわち、掻いた時のダメージを減らすことです。
真っ赤なボツボツが出来ているような時期の痒みは半端ではないので、市販の痒みどめでとまるようなことはなかったですね。まったく効果なし。
皮膚科学会のホームページで認定専門医を調べて、その先生にみてもらう。さらにその先生がアレルギー学会認定専門医でもあればさらに良いかと思います。専門医=名医ではないと思いますが、看板の末尾に小さく皮膚科なんてかいてある医院よりははるかにいいはずです。
サブタイルの痒みへの対抗策で王道はないように思います。専門医に相談すれば症状により適切な薬(飲み薬と塗り薬)を処方してくれるでしょう。患者自身はとにかく爪を短くするくらい。
アトピー の治る過程
世間様のアトピー 記事のほとんどはステマじゃないかと思うわけですが、それでもある程度回復基調になってゆとりが出てくると、そういえばこの記事は参考にはなるなというのはありました。治療法の参考ではなく、アトピー が治っていく過程での自分の太一一です。
このサイトの治る過程というところで、私の場合は赤くジュクジュクになって浸出液が出るということはありませんでした。ただし、赤いボツボツが集まってオーストラリアのウルルのような平らな盛り上がりを作り、それが体幹部にできるというひどい状況ではありました。
そのあと、乾燥してやたら粉が落ちた時期がありましたねぇ。特に背中がひどかった。背中なんか今もかなりの乾燥状態ですが粉落ちはさすがにありません。ただ、ときどき痒みスイッチが入りますが。
赤いボツボツが引いたあと
主には専門医と相談しながらの治療のかいあって、さすがに赤い大陸は消滅し痒みも激減しましたが、健康な皮膚とはほどとおい。
赤い大陸が引いた後は色素沈着。でも、よく見ると、ボツボツのあとがあります。虫眼鏡でみるとほとんど高さのない小さな丸いボツボツあとが残っています。
これが曲者で、ときどき唐突に痒みスイッチが入ると、この鳥肌のようなブツブツが赤くなることはありませんが、少し盛り上がり痒くなるんですよね。痒くて掻くとと盛り上がります。なんというか、毛根周囲が盛り上がる感じ。
いまもそうなのですが、痒くて掻いても血は出ません。あるいはたまに盛り上がりの先端が小さく破ける程度。なによりこの程度の痒みは市販のかゆみ止めが効いています(皮膚科専門医に相談しての使用です)。
もう一つ、さきの治る過程のWebに書いてある、突然かゆみスイッチが入ってしまい掻き掻きすると掻いた部分がピンク色になり、ぶくぶくと小さく膨らみまるで蕁麻疹のようになります。これはいまでもそう。ただし、まさに蕁麻疹と同じで30分とか長くても2時間とか3時間程度で消えてしまいかゆみもおさまりますし市販のかゆみ止めも結構効きます。掻くことによるある種の機械刺激蕁麻疹かもしれませんが、痒くなる部分は、最盛期でも発疹がでなかったところではなく、最盛期に赤くなった部分です。多分、かゆみを感じるC繊維がまだしつこく残っているのでしょう。
赤く平らなブツブツや蕁麻疹様のところは、入浴して汗をかくとかなり引きますね。でも、ブツブツはまた出てきます。このあたりの様子も、先に引用したWebと同じです。
自分のアトピーにとって良いこと・悪いこと
- どのアトピー情報にもありますが、ストレスは絶対よくない。これは多分確かです。
- 運動して汗をたっぷりかく、入浴して汗を流すのは気持ちよくて私にはGOODです。
- 入浴時はよく泡だてて手のひらで優しく洗う。間違っても垢すりタオルとか使わない。
- 入浴後には可及的速やかに保湿し、必要に応じて市販のかゆみ止めを塗る。
- ボディソープは皮膚に必要な脂分まで落としてしまうので使わない。低刺激の普通の石鹸が一番です。
アトピー治療は時間がかかる
本格的に発症してからまだ1年少々です。アトピーって普通のかぶれとかじゃないから数日とか週単位でなおるものじゃないですね。基本的に年単位かかるものだと思う様になりました。そうおもえば焦りもなくなります。
焦らない、年単位で症状が変わっていくと思えば心も楽になる。そして、なにより専門医に診てもらうこと。怪しげな根拠のない民間療法には頼らない。民間療法でも本気で効くものであれば解析されて医療に取り入れられるはずです。そして申し訳ないけれど、商品を紹介しているアトピーWebは信じない。あれはステマです。