ビジネスで常時使う筆記具の話

日常生活・猫
記事内に広告が含まれています。

 

 

この久しぶりの文房具ネタです。このところJALやANAのステイタス話(JGC修行やANA修行)が続いてしまって申し訳ありません。

というわけで、でもないのですが、文房具の話、特に普段使いの筆記具の話です。

■ 広告 ■

オフィスでは社給品ボールペンを使った時代

昔はオフィスで使うボールペンといえば社給品というのが定番な時代がありました。私がまだ会社に入って新人と呼ばれていた時代がそうでした。

オフィスのどこか1箇所に文房具棚があって、そこから必要なボールペンとかを取ってきて自分で使って、普段は自分のデスクの一番上の引き出しのペントレイとか机上のペン立てに入れて保管する。そのボールペンは高級品の訳がなく、3本百円とかそれ以下の格安ボールペン。

とりあえず、書くことはできるので最低限の目的はこれで達しますが書き心地が良いかというとさにあらずです。さらにインクがまだ半分以上残っているのに書けなくなってしまうというのもあるあるの時代。

「仕事に必要なものを、たとえボールペンでも何故自分で買わないといけないのか?」

というのが普通に蔓延していた考え方の時代でした。もちろん、おしゃれな方は自分で気に入った高級ボールペンを使っている人もいましたが、数的にはおおくなかったですね。ごく少数の方って感じ。

■ 広告 ■

お気に入りペンを自分で買う時代

いつから変わったのか、きっかけが定かではないのですが、ボールペン一つとってもデザインやインクの種類が増えて、ちょっとした筆記具ブーム(大げさ)がきた時代がありましたかねぇ。

それで、ユーザーは筆記具を選ぶということに目覚めたのでしょうか。

どうせ書くなら、気に入ったか着心地の良いペンを使いたい。自分で使うものだから自分で気に入ったものを買う、会社の世話にはならない。極端に言えば、家計と心にゆとりが出てきて文房具も選ぶ時代になったと言えます。いつまでも3本や5本セット格安ボールペンばかりが売れると筆記具メーカーは潰れていたかもしれませんね。

今の若い方は、自分で使うペンは自分で選んで買って使うのがあたりまえになっているのでしょうか。よその会社は知りませんが、私の勤務先もペンの支給なんて昔ほど顕著ではありません。あるにはありますが、申し訳程度です。そんなの使うなら自分の使いやすものを使うわい!って感じ。

■ 広告 ■

私のお気に入り

ペンの話は過去何度かブログで書いたことがありますが、結局のところ一周回ってここに帰るって感じで、手放せないのが、ジェットストリームです。

なかでも三菱鉛筆のジェットストリーム 多機能ペン 4&1 0.7mmです。

軸が太いのですが、この太さが書き疲れしません。

しかし、4色(黒・赤・青・緑)も必要かというと、はっきり言って不要です。「緑」なんて使うチャンスはまずありません。当然黒が一番多く、次が赤、そして青ですね。あえていえば、青はなくてもひどく困ることはありません。なので最低ラインはジェットストリームでシャープペン無しの赤黒2色ペン。

ただし、このお手頃価格シリーズは高級感に欠けます。大事なクライアントの役職の方(社長とや役員とか)と密に打ち合わせをするときに使う筆記具としては、いくら書き心地が良くても興ざめで雰囲気にそぐいません。

■ 広告 ■

品格の良いジェットストリームってあるのか?

ぶっちゃけ、海外高級ブランドには「品格」という意味においてはかないません、残念ながら。

しかし、そこそこであればまあなんとか。

金属ボディあるいは樹脂ボディのJETSTREAM PRIMEシリーズや、木質ボディのPURE MALTのジェットストリームインク搭載モデルです。

JETSTREAM PRIME

3色モデルと単色モデル、2&1、3&1があります。シャープペンが不用なら単色か3色になります。ただ、どのモデルも高級感があるかというと、三菱鉛筆さんには申し訳ないけれど「?」です。デザインは好みの問題なので一律には言えませんが、プラボディの安いやつよりはマシかもっというくらいかな。

アルミボディのモデルって手に汗をかくと滑って気持ち悪くなるのであまり好きにはなれません。好みの問題ではあります。

価格は2,200円〜5,000円+TAXです。一番高いのが回転式3&1のモデルで5,000円+TAX。これ、実物は何度も見ましたが、いまひとつ購買欲が湧きません。デザイン的に持つ喜びというのを全く感じません。

PURE MALT

ウィスキーの醸造樽に使われるオーク材をボディに使ったものです。かなり以前からありますが、今はこれのジェットストリームモデルもあります。

高級感という意味では海外製の有名品にはとうてい叶いませんが、オーク材使用ということで手に取った感じが非常に優しいのです。やはり人間の肌には木質がよく会うわと思いますね。これの2色+シャープペンのあたりが実用的で良いと思います。価格は意外に高くなくて4色タイプが2,000円+TAX、2色タイプが1,000円+TAXです。

■ 広告 ■

PILOTは?

筆記具といえばPILOTを無視するわけにはいきません。ジェットストリーム同様な低粘度油性インプボールペンはPILOTではアクロボールです。

この低粘度アクロインキを使っている高級なシリーズがあります。こちらは流石に天下のPILOTで高級感のあるモデルが多数あります。

この蒔絵モデルなんか35,000円+TAXです。値段も国産ボールペンとしては相当なものです。ただ、少々派手感は否めないのでビジネスの場にどうかというと疑問が残ります。

私の好みでは、このあたりでしょうか。

レガンスシリーズで12,000円+TAXということでそこそこいいお値段ですが、もっていて嬉しい感じになる最低限でしょうか。

■ 広告 ■

ジェットストリームとアクロ

どちも書き味のスムーズさでは優秀です。普及品の三菱鉛筆、高級品のパイロットというところ。デスクワークで普通にガンガン使うならジェットストリームが安くて手に入りやすい。一方ビジネスで大事なクライアントとの打ち合わせなどではパイロットでしょうか。

どちらにせよ、日本の文房具売り場は大抵試し書きがありますから、まずは書きごごちが着にいったシリーズからTPOで選ぶのがよろしいかと思います。

ちなみにジェットストリームですが0.5mmだと紙に突き刺さる感がありますので、私は0.7mmを買います。0.7mmでも十分細く書けますので。

では、また。

タイトルとURLをコピーしました