さようなら、としまえん

日常生活・猫
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昨日8月31日を最後に東京都練馬区内にある老舗遊園地のとしまえんが閉園となりました。思い出が多く有る方もたくさんいらっしゃるでしょう!

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としまえん

Wikipediaによれば「練馬城址 豊島園」として1926年(大正15年)9月15日開演したそうです。

その後太平洋戦争を経て、1976年(昭和51年)11月29日に西武鉄道(株)の子会社である武蔵野地所(株)が株式会社豊島園ということのようです。

創立からほぼ94年間がんばってくれたわけですね。

あいにく私は関西の生まれなので昔の豊島園とかは知りませんが、昔々は長く近隣に住んでいましたので豊島園にもそれなりに思い出があります。

昔は毎週土曜日に花火大会がありまして、昔は花火や夏の渋滞迷惑料としてご近所にはタダ券が何枚かいただけたのです。そのうち、景気が悪くなり花火も減ってやめてしまったそうです。

私は関西生まれですので、生まれた頃のとしまえんを知るわけではないですが、それでも懐かしい思い出の場所になっています。

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乗り物

豊島園の乗り物って数えたことがなかったのですが、Wikipediaをみると何と31種あるそうです。

中でも有名なのは、「カルーセルエルドラド」でしょう。

写真出典:Wikipedia

知る人は実はあまり多くないかもしれませんが、この「回転木馬(言い方が古い)」に居るのは馬だけではありません。

実は、馬の他に豚がいるのです。
もちろん、乙女や天使、馬車は当然います。

豚?このカルーセルエルドラドの生まれ故郷のドイツでは幸運の動物なのだそうです。

これだと「回転木豚」になるのかも(笑)。

この馬や豚たちは一頭ずつ手彫りであり、それぞれ表情が微妙に違いますし、馬に至って一頭だけおしゃれ君がいます。馬の前髪は1頭を除いて真ん中から分けているのですが、ただ1頭だけ前髪をたらしています。

あとはどこかで聞いたか読んだかですが、天使の中に羽がとれたのがあるそうで羽の場所には穴があいているとか(笑)。

このカルーセルエルドラドは2010年に機械遺産に認定されています。

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閉園後のカルーセルエルドラドは?

気になるカルーセルエルドラドですが、所有は現在も西武グループであり、どうも西武が保管するなんて話もありますが、動いてなんぼのカルーセルエルドラドです。倉庫に死蔵したらそれは処分したのと同じ。

練馬区議会はカルーセルエルドラドを跡地に整備される練馬城址公園に残すことを要望しているそうでありますな。

西武系に限らなくてよいですので、動く形で残していただきたいものです。

復活した折にはぜひ乗りに行きますので!

他の乗り物も一部は西武系に限らず他の遊園地が引取の名乗りを上げているとか?

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ありがとう、としまえん

筆者は、生まれたときからとしまえんがそばにあった方から比べると、ひどく縁が薄いのですが、それでも思い出は多くあります。

乗り物はあまり乗った記憶がありませんが「昆虫館」は入りましたね。別に虫好きではありませんが、なかなかでした。

カルーセルエルドラドの復活を願っており、復活の折りにはお馬さんや豚さんに会いに行きますから!

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