Garminでの睡眠トラッキングは眠る■時間以上前に装着の要あり

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以前の記事でも紹介したのですが、HUAWEI Watch GT2e/HUAWEI HONOR Band 5に比べてGarminは入眠検知がシビアだと思っていました。それもあるのでしょうが、実は他に重要なポイントがありました。それはどうやら欧米人の習慣に根ざしているかもしれませんよ…..

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HUAWEIとGarminの睡眠検知機能

睡眠検知比較(寝る直前に装着した場合)

以前こういう記事を書きました。

このときのデータを再掲します。

上のスクリーンショットはHUAWEI HONOR Band 5のものです。HUAWEIの場合睡眠の修正(入眠や起床時刻の修正)はできませんのでセンサーが捉えてソフトが解析した結果そのままです。

こちらはGarmin Expressで見たGarmin vivomove Stleで取ったデータ。

実は入眠時刻の23:52はHUAWEI HONOR Band 5での検出に合わせて手で修正しています。

実際のGarminの入眠検知は”01:20”です。つまり上図で最初の2つ目の山を超えたあたりが検出時刻です。その前に寝ているのですが睡眠として検知されていないようです。

まあこの場合は、やたら腕が動いていたのかもしれませんが….

このときはHUAWEIもGarminもシャワーの間外していて、寝る前に装着しています。

睡眠検知比較(シャワーの間も装着)

Garminのサイトに睡眠トラッキングに関する注意事項がありました。

少なくとも入眠時間の二時間前からデバイスを着用している必要があります
出典:Garminホームページ「アドバンスドスリープモニタリングについて」

え?そうなの?

少なくとも入眠時間の2時間前から装着しなければならない

のですか?

日本人と欧米人のシャワータイミング

経験的に知っている通りでして、日本人は圧倒的に布団・ベッドに入る前に入浴したりシャワーを浴びてから寝ますよね。きれいになった体でベッドに入ります。

Yahoo!知恵袋には面白いQAがありました。

汚れたままでベッドに入るんですよね?

シーツを毎日取り替えていますかね?

シーツは変えたにせよ、なんかベッドが臭くなりそう絶対嫌!

入眠2時間前装着は欧米文化

ということで、Garminがいう「少なくとも入眠2時間前装着」は、寝る前にシャワーなんざ浴びないだろ!ってところから来ているのかも、と感じます。

GarminにせよHUAWEIにせよ、Apple Watchのようにバッテリーがスペック的に1日持たない、使ってみても1日半が限度というのでは毎日充電必須ですが、HUAWEIやGarminは数日は持つので毎日充電する必然性はありません。

とはいえ、シャワータイムは手頃な充電時間でもあるので、筆者は毎日寝る前のシャワータイムが充電時間でした。そして寝る前に装着するわけです。

これはGarminが生まれ育ったアメリカの習慣とは全く違いますね。

開発者は寝る前にシャワーを浴びてその間を充電タイムにするなんて想像すらしていないでしょう。

ではHUAWEIが生まれた中国の入浴習慣は?

調べてみたら….そもそも毎日入浴しないとかショッキングな情報にも出くわしましたが、欧米のように「朝にきまってるじゃん」というスッキリした情報には出会えません。Google先生と格闘すると面白い情報をみつけました。

「なぜ日本人は夜ではなく朝に入浴するのか?」ということ。

この中で中国人の回答が日本人として同じ感覚なので嬉しかったかも。

Actually people from all countries in the East Asian cultural sphere usually take baths in evenings. It actually makes more sense to bathe at the evenings to relax the body and mind before going to bed so the sleep is more sound. My theory why the Europeans often takes showers at mornings is that they have intense body odor that will be unpleasant during the day without taking a bath in the mornings before heading to the day’s life.
Qi Luk

簡単に訳すとこんな感じ。

漢字文化圏(東アジア文化圏)では夜に入浴する。寝る前に入浴することで心身をリラックスさせるのは理にかなっている。ヨーロッパの人が朝シャワーを浴びるのは、体臭が強いので一日の活動を始める前に朝シャワーを浴びないと不快だから。
(筆者翻訳)

どうやら漢字文化圏は夜派らしいですね。

東アジアでも韓国はちょっと事情が違うようで、最近は朝派が多いとか。

脱線しました。

欧米人は寝る前ではなく朝シャワーを浴びるので入眠2時間前装着は何ら違和感がないが、日本人(や中国人)にとっては寝る前に入浴するのでその時間が充電タイムになる不都合をきたす。

シャワーの間もつけてみる

Garminの情報にしたがって「少なくとも入眠の2時間以上前装着を満たすように、充電は夕食の間におこなって夕食後に装着、そしてシャワーもGarmin vivoactive 4を装着したままにしたました。

HUAWEI Watch GT2eのほうはシャワーの間は外していて寝る前装着とこちらは変えていません。

就寝時刻は0:03と検知しています。

では、シャワーの間も装着していたGarmin vivoactive 4はどうでしょう?

おっと、0:13といい線いっています。

起床時刻はほぼ誤差の範囲内。

入眠時刻も10分程度の差なら問題なし。

どちらも1時半過ぎに起床検知していますが、これは実際トイレに行ったので…(寝る前に行くのを忘れた!)。

深い睡眠はGarminではほとんど検知されていません。
やはりGarminのほうがシビアなのでしょう。

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まとめ

Garminの入眠検知は、入眠時刻の少なくとも2時間以上前に装着していること。

日本人は夜シャワーを浴びる(入浴する)ので入眠2時間以上前をクリアしようとすると、入浴中も装着すること必須となる。

寝る直前に装着だと、筆者の場合入眠検知がうまく行かないことが多い。

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