スマートウォッチで睡眠トラッキングなら、本体よりもスマホアプリの出来栄えで選べ!オススメはこれだ!

スマートウォッチで睡眠トラッキングなら、本体よりもスマホアプリの出来栄えで選べ!オススメはこれだ!

筆者はGarmin製とHUAWEI製のスマートウォッチ(あるいはスマートバンド)を愛用しています。最大の目的は一日の活動量(歩数や運動量)を知ることですが、同時に睡眠トラッキングも愛用しています。良い睡眠は健康の源といいますが、睡眠トラッキング視点でGarmin、Huawei、Xiaomiを比べてみましょう。

はじめにお断り

睡眠モニターとか睡眠トラッキングというは継続的に傾向を参考程度に見るものであり、その測定値に一喜一憂するものではありません。

睡眠トラッキングに対して慎重であるべき人;

睡眠障害があり医師の指導下にある人。
睡眠の状態に不安があり、その不安がなかなか消えない人。
睡眠時間が短いことをひどく気にする人。

プラセボ効果という言葉をご存知でしょうか。偽薬効果というやつで、本人が信じて飲めば毒にも薬にもならないものであっても、効果がある場合があるというものです。

世の中表があれば必ず裏があります。

プラセボ効果の対極がノセボ効果というもので、本来効く薬なのに極端な不安・不信があると効果が薄れるとか、医師・医療への不信が大きいとやはり治療効果が下がるといったもの。あるいは、偽薬によって望まぬ副作用が出たりすることです。

この場合、睡眠障害・睡眠への不安があることで、それを裏付けるようなトラッキング結果が出るとますます不安が高まり、本来毒にも薬にもならない単なる測定結果が睡眠へ悪影響を及ぼしたりすることがあるようです。

上記の赤文字で書いたようなところに当てはまる方は睡眠トラッキングなどよりは、専門医に診てもらうほうが良いでしょう。

睡眠トラッキング結果をポジティブに活かせる・活かしたい人にはおすすめします。

・寝具などの寝心地を客観的なデータでも確かめたい。
・睡眠の具合を感覚だけではなくデータで捉えることで、日中の活動に活かしたい。
・睡眠障害なんか無縁だけど、睡眠モニターに非常に興味がある。
・睡眠時間が短くても長くても気にしないけど、睡眠クオリティを客観的に見たい。

まあ、こういう方はお試しくださいってことで。

比較3社

今回は、筆者と妻が使っている合計3社の製品についてその睡眠トラッキング結果の表示アプリを紹介します。とりあげるのはGarminHUAWEIXiaomiです。

製品としては、Garmin Vivosmart 4(写真右上)、HUAWEI Watch GT2e(写真左)、Xiaomi Mi Smart Band 4(写真右下)となります。

以下に出てくるスクリーンショットはすべてiPhone 8のものですが、Androidも基本的には同じです。

Garmin

Garminの睡眠トラッキングは、基本的に心拍と腕の動きをもとにしているのですが、筆者所有のGarmin Vivomove Styleのように心拍分析から呼吸数をみるというものまでありますが、今回は単純に心拍と動きだけ。

Garmin Connect Mobileアプリのトップ画面(マイディ)に表示されるその日の睡眠状況です。

非睡眠(トイレに行ったとか、もぞもぞ動いてばかりいたとか….)、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠の割合が時間(分)の長さと円グラフで表示されています。

この部分をタップすると睡眠の詳細表示なります。

時系列で色分けして浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、非睡眠の状態が表示されます。

これを体(装着した腕)の動きでみるとこうなります。

非睡眠や深い睡眠と動きの関係がいまいち筆者には理解できませんが….。

理想の睡眠は入眠後には深い睡眠が連続的にあり、その後朝になるに連れ浅い睡眠が増えていくと爽やかに目覚めるそうで、逆に起きる直前に深い睡眠だったりすると、極めて寝起きが悪くて置きてもぼーっとしている状態になるそうです。

朝目覚ましで置きてぼーっとしているときは直前に深い睡眠があったとかいうと納得できますね。

これは1日単位ですが、週単位で見ることもできます。

なんだか9月13日の測定が変ですね。

まあ、こういうのにいちいちこだわる人はやめたほうがいいです。

こういうこともあらぁなってことです。

Garmin:

・浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠・非睡眠を時系列で出現状況をグラフ表示する。
・週単位でそれらの睡眠の割合を積み上げグラフで表示する。
・分析コメントなどは特に無くあっさりして物足りない

正直なところ、睡眠分析としてはインパクトが弱い

Xiaomi

XiaomiはスマートフォンアプリとしてMi Fitというものがあります。

Mi Fitを開いて、睡眠をタップすると睡眠状況表示になります。

Garminと似たようなものですが、グラフは高さ違いはなく色でわけているだけです。

Garminになくて面白いのは、睡眠状態のスコア化とMi Fitを利用している全世界のユーザーに比べてどらくらいいい睡眠なのかを出してくれていること。この場合(妻)は、全ユーザーの77%よりよい睡眠、言い換えれば、ベスト30%に入っているということになります。

これにあまり意味はないように思いますがネタとして面白い。

この画面をスクロールすると以下のような画面が出ます。

過去7日間と比べて入眠時刻、起床時刻、睡眠時間や深い眠りの割合をレポートしてくれます。

さらに下を見ましょう。

全ユーザーと比べてどうだったのかを表示してくれます。

先頭に戻って、睡眠グラフの部分をタップすると、その睡眠の時刻を教えてくれます。

浅い睡眠の部分をタップすると、それは何時だったのかがわかります。

深い眠りも同様です。

同じく睡眠トップ画面から週・月・年の状況もレポートしてくれます。

これが週。

次が月。

そして年。この月間平均睡眠時間は、毎日の睡眠時間を一ヶ月分合計したときの一ヶ月あたりの平均ということになります。

へ、こんなに寝ているの?と感じるか、これだけしか寝ていないの?と感じるか?

ちなみに一ヶ月30日とすれば一ヶ月は720時間です。単純に一日8時間睡眠ならば240時間睡眠なので、世にいう8時間睡眠から100時間たりないのがこの結果(笑)。

なんか少なくない?平均6時間としても30日で180時間。あ、最後の月がまだ途中で少ないからかな。

これをもって深刻に考える人には睡眠トラッキングは向いていません。

Xiaomi:

・一日の分析はグラフの色だけなので、やや見づらく表現として物足りない。
・100点満点で睡眠スコアをつけてくれる。
・全ユーザーの中での睡眠状況のポジショニングをしてくれる。
・週・月・年単位でのグラフ化もある。
・月は暦日一ヶ月、年は暦年一年であり直近一ヶ月とかではない。

他のXiaomiスマートウォッチ(スマートバンド)ユーザーと比べての睡眠状態のポジショニングがあって面白い。

HUAWEI

最後がHUAWEIです。

HUAWEI Healthというアプリでデータ表示を行います。

トップ画面ではGarminと同じようなサークルでの深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠等の割合が表示されます。

基本的にはGarminやXiaomiと同じで一晩時系列の非睡眠・レム睡眠・浅い睡眠。深い睡眠の状況です。

Garminの場合は同系色での色分けと高さでわかれており、Xiaomiは同系色での色分けでしたが、HUAWEIは明確な色分けと高さ分けです。

棒グラフではないので一目瞭然です。

Garmin、Xiaomi、HUAWEIの中ではHUAWEIが一番視覚への訴求があってインパクトがあります。

グラフのそれぞれの部分をタップすると、その時間と時刻が表示されます。これはXiaomiと同じですが、Garminにはない機能。

昨夜トイレにおきたけど、あれ何時頃だろう?なんてのがすぐわかります。

睡眠時間だけではなく深い睡眠の連続性や睡眠中の呼吸の質なども分析してくれます。

昼寝はグラフには現れませんがカウントされます。経験的に言うと電車の中のうたた寝はカウントされず、ソファで横になってうとうとするとカウントされます。姿勢が影響するのかも。

それぞれの項目の右矢印をタップすると、標準的な値(範囲)と解説が表示されます。

このあたりの細かさがGarminにはなくて嬉しいところです。

HUAWEIもGarminやXiaomi同様に週分析があります。

これはXiaomiと酷似していますが、平均時間を出すのではなくクオリティをスコア化しています。

こちらは月の状況。やはり時間ではなくスコアです。

月平均ではなく過去一ヶ月の毎日の情報を出してくれるのがXiaomiとは違います。

これが年間表示で月平均睡眠時間を出しています。

5月はうまく測定できていないというかトラッキング上短い時間が多かったのです。半ば過ぎまで自粛期間でリモートワークでろくに園も出なかったので、ストレスがたまっていたのでしょう、寝付きがひどく悪くて睡眠も浅く、夜中に何度も目覚めたことを覚えています。

7月からは本当に普通に活動するようになったので戻っていますね。

と、このような分析にも役立ちます。

HUAWEI:

・HUAWEIは睡眠グラフの色分けと表示が鮮やかで視覚的にも非常に見やすい。
・日・週・月での睡眠スコアを出してくれる(日の睡眠スコアはXiaomiにもあります)
・年平均はスコアではなく平均睡眠時間となる。
・睡眠スコアに対してアドバイスコメントが表示されており、場合により参考になるものもある。
・月や年の分析は後からみてなるほどと思えることも大いにある。
・月は直近一ヶ月間、年は直近一年間の表示で暦年表示のXiaomiよりデータとして役に立つ。

こうしてみるとHUAWEIが一番実用的な気がします。実用的かつ見やすい・見たいものです。

Garminは歴史は長いですが睡眠トラッキングの分析結果表示では今ひとつどころは今三歩、今五歩くらい遅れています。これは意外ですね。

HUAWEI GT2eは表示は見やすくバッテリー持ちは抜群なのでおすすめです。

まとめ

スマートウォッチやスマートバンドによる睡眠分析・睡眠トラッキングは両刃の剣。深刻な睡眠障害や非常に神経質な人には向いていない。特に睡眠障害が深刻な場合は必ず専門医の指導を受けるべき。

「睡眠トラッキング」機能ありというカタログスペックは皆同じだが、スマートフォンのアプリの違いで実際に使えるデータになるかどうかは相当違う。これらはカタログではわからない。

Garmin、Xiaomi、HUAWEIの三社製品を比べるとHUAWEIのものが一番細かく実用的なデータ表示である。トラッカー歴の長いGarminの睡眠トラッキング表示は以外と使えるものから遠い。

睡眠トラッキングを重視するならHUAWEIが良い。HUAWEIでも普通にiPhoneで使える。GT2eは見やすく表示がきれいで価格は手頃、バッテリーの持ちは抜群なのでおすすめできる。

デジタルガジェットカテゴリの最新記事