このところモバイルキーボードに毒されている感がありますが、icleverの三つ折りキーボードをガジェット一員として迎えましたので、先日までのiclever三つ折りキーボードとあわせてレビューします。
iclerverキーボード、二つ折りと三つ折り
先日紹介した二つ折りキーボードの記事はこちらです。
そして今回紹介するのが下の写真のIC-BK03
どちらも3つまでのマルチペアリング対応で、違いは二つ折りか三つ折りかとそれにともなうキー配列の差です。
仕様を比較します。
IC-BK03 | IC-BK06 lite | |
折り方 | 3つ折り | 2つ折り |
Bljuetooth | 3.0 | 5.1 |
広げたサイズ (実測、mm) | 253 x 92 x 14 | 315 x 93 x 8 |
電池容量 | 210mA | 110mAh |
連続使用 | 80時間 | 40時間 |
外側材質 | アルミニウム合金 | PU |
電源オンオフ | 開閉連動 | 手動スイッチ(開閉非連動) |
重さ(実測) | 187g | 137g |
付属品 | ポーチ、樹脂パッド、ケーブル | ケーブル |
バッテリー容量が倍近く違うので、連続使用時間も2倍ほど差がありすし、IC-BK03(三つ折り)のほうは、以前紹介したJETech同様に電源スイッチがなく開閉連動なので楽ちんです。
IC-BK03のカタツキ対応
JETechのものと同じ構造ですので(後述)、展開すると左右の端が机から浮いています。
ここがぶよぶよしたりカタツキがあって非常にストレスになるのです。
JETechでは、ダイニングチェアの足に貼り付けてフリーリングの傷防止の丸いクッション(4mm厚)を貼り付けました。
IC-BK03は丸い樹脂製のパッドが6個ついていて貼り付けるようになっています。
なんだかすぐに剥がれちゃいそうですが、剥がれたらJETechと同じようにしましょう。
もし他の物を貼り付けるなら4mm厚より3mm厚のほうがいいと思います。
使ってわかった両者の良し悪し
両者共通
- どちらもスマートフォンやタブレットで使うBluetooth接続ハードウェアキーボードとしては、手軽で持ち運びも簡単。
- バッテリー連続使用時間は短い方でも40時間と事実上十分。
- 3つまでのマルチOS対応マルチペアリング可能。(iPadOS 14とAndroid 10で確認)
- Androidで確実に日本語⇔英語を切り替えるには、iWnnを使って「Shift+スペース」でOKですが、Google日本語入力やGboadでは確実に切り替わる方法がなく、仮想キーボードを表示させて切り替えるしかない。(HUAWEI Mate 20 Pro <EMUI10>)
IC-BK06 lite(二つ折り)の良し悪し
- 重さは3つ折りより50gほど軽い。実際手に取るとかなり違いを感じる。
- 折りたたんだ状態では二つ折のほうが薄い。
- 手にとった感じが華奢で安っぽい。
- 三つ折りの半分の時間のバッテリー駆動。
- 中央で真っ二つにぶった切れているので、切れ目付近のキーでミスタッチが多くなる。
- キーピッチは13インチノート並だが、キーボードに無駄なスペースが多く幅をとってしまう。(広げると13インチノートより広い)
IC-BK03(三つ折り)の良し悪し
- 外側がアルミニウム合金なので手にとって安っぽさがなく高級感がある。
- キー配列に妙な境目がないのでタイピングは非常にスムーズ。
- バッテリー駆動が三つ折りの二倍。
- 無駄なスペースがなく、広げても13インチノートより幅狭く場所を取らないがキーピッチは同じくらい確保。
- 三つ折りより50g重い。
JETechとの比較
IC-BK03(三つ折り)は当ブログ記事で紹介したJETechとは非常によく似ています。
写真で比較してみましょう。
ここまでiclever IC-BK03とJETechの三つ折りキーボードは全く同じ外観ですね。
おそらく製造元は同じなのでしょうか。
しかし、開くとキートップが違います。
上がiclever IC-BK03、下がJETechです。
最下段と右側のキー配列が違いますね。
IC-BK03はマルチペアリングなので切り替えがFn+Q,W,Eとなっています。
実際、1にAndroid、2にiPad ProをペアリングするとFn+QやFn+Wですぐに切り替わります。
旅行などではiPad Proも持参しますが、このときにハードウェアキーボード一つですめが少しは荷物が軽くなります。
と、思ったのですが、膝上では三つ折りや二つ折りキーボードはうまくないっすねぇ。
まとめ
icleverの三つ折りキーボード IC-BK06 liteと二つ折りIC-BK03を比べると、全体的な使い心地はキー配列や打鍵感はIC-BK03が良い。
IC-BK06 liteは電源開閉非連動(IC-BK06 Mateは開閉連動)なので、切り忘れがあるし開いて入れるのを忘れてタイプして文字がでないことがままある。(ケチらずに電源が開閉連動のIC-BK06 Mateを買いましょう)
開いたときの横幅はIC-BK03 liteは13インチノートより広くて場所をとるが、キーピッチは同じでIC-BK06のほうが幅はよりコンパクト。