折りたたみキーボード2種比較と、物理キーボードを使って日本語⇔英語入力を切り替える方法

折りたたみキーボード2種比較と、物理キーボードを使って日本語⇔英語入力を切り替える方法

AndroidでBluetooth接続の折りたたみキーボードを使おうかと考えている人は多いと思います。イザそのときに悩むのが日本語(ローマ字変換)と英語入力の切り替えです。iOSだと機種問わず統一されているのですが、Androidはバラバラで困ります。この記事ではその対応方法の一つと、折りたたみキーボードを紹介します。


物理キーボード2種の紹介と比較

2種の折りたたみキーボード

昨日の記事でicleverの二つ折りキーボードを紹介しました。

もう一つはJETechの三つ折りキーボードです。

概ね昨日の記事で書いたとおりですが、再度特徴などを触れてみます。

比較する

昨日の記事とかぶるところがありますがご容赦ください。

折りたたんだ大きさは意外なことにほぼ同じです。
二つ折りと三つ折りでは三つ折りのほうが小さくなりそうなものですが….

キーのピッチは同じです。

JETech三つ折りキーボードのほうはPやLの右側のキートップサイズは特に小さくはないですが、icleverの二つ折りはこの部分が狭くなっており、結果として折りたたんだときのサイズが変わらないように思えます。

JETech三つ折りキーボード(モデル2157)

類似商品は他社にも多くあります。皆製造元は同じかもしれませんが…。

○:電源オン・オフはキーボード開閉と連動しており、電源切り忘れがありません。
○:外装はアルミ合金で高級感がある。
X:マルチペアリングではない。
X:開いた両端が浮いているのでENTERなどでカタつく。

最後のカタつきをおさえるために、ダイニングチェアの足に貼り付ける傷防止クッション(4mm厚)を貼り付けています。

ちょっとブサイクになりますが、色をあわせましたのでまだまし。

真横から見ると、このクッションの分で浮いているところをしっかりささえています。

このカタつきは相当イラつくので、同様の三つ折りキーボードで同じ悩みをお持ちの方はこの対策が効くかも。100円ショップでダイニングチェアの足に貼り付ける傷防止クッションを探してください。

単体でこの重さなのでちょっと重く感じます。

iclever二つ折りキーボード(IC-BK06 lite)

○:JETechのものより50gほど軽くて薄い。
○:3つまでのマルチペアリングに対応。
○:開いた状態では全面的に机にピタリとつくのでガタツキなどはない。
X:JETechの外装アルミに比べると高級感が薄れる。
X:開閉に電源は連動していない。

このモデルは電源スイッチがあるタイプで、開閉で自動オンオフではありません。

同じicleverでも電源が開閉と連動するタイプもあるようなので、もし買い求めるのならそのほうがいいと思います。筆者は手に取るまで気づきませんでした。

使い心地比較

JETechの三つ折りは、広げるとつなぎ目が目立たない普通のコンパクトキーボードになりますので、まったく不自然さがありませんが、icleverの二つ折りは真ん中に広大なつなぎ目があり、本来まっすぐ切れていない左手と右手のキーボード境界がまっすなので、なれないと違和感アリアリです。まあ、でも、なれの問題。

タイプノイズというか、カチャカチャ音はあきらかにJETechのほうが大きく感じます。といっても煩いようなことはありません。比べればそうなるという程度ですが、より静かなほうを好むならiclever。



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物理キーボードを使って日本語⇔英語入力を切り替える方法

問題がこれです。

はっきり言ってわけわかめでした。
その点iOSは良くも悪くもシンプルで、iOSバージョンによる差はあってもモデルの間で差はないのがいいですが。

試した環境はHUAWEI Mate 20 Pro (EMUI 10.1.0、Android 10)です。

Google日本語入力とGboard

両方ともどちらのキーボードでも何をどうやってもうまく切り替えできませんでした。

仮想キーボードを表示させておくと、日本語入力と英語入力が切り替わればすぐにわかりますが、これが全然駄目。

確実に切り替えるには仮想キーボードを使って日本語と英語を切り替えるしかありません。

せっかく物理キーボードを使っているのに、仮想キーボードで画面のかなりの割合を専有されるのは非常に使い勝手が悪くなります。

残念。

iWnn日本語入力

これは機種により搭載しているものとそうでないものがあります。

さすが日本生まれのIMEだけあって全く問題なし。

Shift + スペースで確実に切り替わります。

これなら、物理キーボード使用時は仮想キーボードを表示しない設定にしておけばPC感覚で入力できます。

まとめ

JETechの三つ折りキーボードとicleverの二つ折りでは、入力の心地よさはJETechであるが相対的に静かなのはiclever。

icleverを買うなら、電源スイッチがなく開閉で自動的にオンオフができるやつを買うほうが便利。

Androidで物理キーボードを使って日本語英語を切り替えるのは機種により異なる。HUAWEI Mate 20 Pro(EMUI 10)ではGoogle日本語入力・Gboadを使うと画面の仮想キーボードの言語切替ボタンをタップするしか確実に切り替えができない。

iWnnのある機種ではiWnnを使うと、Shift + スペースで確実に切り替わり非常に便利。



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