他のスマートウォッチの追随を許さない駆動時間を誇るGARMIN Instinct Dual Power。従来のUSB充電に加えてソーラー充電併用することで、駆動時間を最長54日間(仕様)まで伸ばしています。しかし使ってみた感覚ではソーラー充電でメインのバッテリーを充電できるわけでもなさそうです。そのあたりを簡単に実験してみました。
GARMIN Instinct Dual Powerのソーラー充電
これについてはちょっと前に記事にしています。
筆者が使ってみてのバッテリーついての推測結果はこのとおり。
この記事で書いた10日間使っての推測:
・USB充電のメインパワーは単体でGARMIN Instinct Dual Powerを駆動できる。
・ソーラー充電のサブパワーは単体ではGARMIN Instinct Dual Powerを駆動できないが、メインパワーの補助的に働きメインパワーの消費を低減させる働きがある。
・もしソーラー充電が一切なければ公称24日のバッテリー駆動だが、ソーラー充電のサポートがあれば最高54日間までメインバッテリーを延命できる。
でも、本当にソーラー充電でメインパワーを充電できないのでしょうか?
実験するしかありません。
1月の晴天の午前中に実験しました。
ちなみに、12月28日夜以降本校執筆している1月10日の夜まで13日間ソーラー充電はしていますが、一度たりともUSB充電はしておりません。
実験
実験は簡単で、現時点のバッテリー残量(%表示)を記録してから日干ししてソーラーチャージしてバッテリー残量を確認するというもの。
ソーラー充電前
ソーラー充電前の記録です。
残量は105d、バッテリー残量(%)は89%になっています。
途中で何度かソーラーチャージしたとはいえ、100%までUSB充電後に13日経過した残量とは思えません。
これだけで樹分凄いです。
ソーラー充電後
1時間40分ほど干したあとです。
残量は117d、バッテリー残量(%)は91%になっています。
1時間40分の間、1月の直射日光下でソーラーチャージした結果、残量は+12d、%残量は2%増えました。
ソーラー充電でも、メインパワーをわずかに充電できるようです。
ソーラー充電の記録です。
前回までの何度かのソーラー充電のときにはバッテリー残量%表示の方法がわからなかったので確認できませんでしたが、ソーラー充電でメインパワーを満充電するのは不可能でした。
それは満充電されるとスマホアプリのGARMIN CONNECT MOBILEのソーラー充電のグラフで満充電を示すグリーンの帯が一度も出ていないことからもわかります。
ソーラー充電でメインパワーをフル充電できたら凄いんですけどね。
それにしても残量の117dとかのdはなんでしょうか?
最初はdaysのdかと思いましたが、117日も駆動できるわけがないので一体全体なんでしょう?
結論
ソーラー充電でメインパワーを多少は充電できるようだ。
実験では1時間40分のソーラー充電で、89%→91%に増えた。
12月28日夜に満充電にしてから幾度かのソーラー充電はしたが、13日間一度もUSB充電せずに91%の残量を維持できているのは凄い。