AQUOSスマートフォンにはかなり以前のモデルからAIエージェントのエモパーが搭載されています。久しぶりのAQUOSで出会った現在のバージョン(V12.0.2)はかなり賢くなって痒いところに手が届く情報も自主的に届けてくれます。能動的に情報提供してくれるという点ではAmazon Echo(アレクサ)やGoogleアシスタント(OK, Google)には無い機能です。
エモパーとは?
シャープのスマートフォンAQUOSに搭載されているAIエージェントです。
そういう意味ではAmazon EchoやGoogleアシスタントの仲間です。
Amazon EchoやGoogle アシスタントはユーザーが呼びかけて始めてAIがその内容を判断して適切な反応をします。そしてその反応は非常に賢くて日々進化しております。
自分「アレクサ、今日は何をしよう?」
アレクサ「遊びましょう、じゃんけんしようと言ってみてください」
このあとじゃんけんスキルをアクティブにすればじゃんけんモードに入ります(笑)。
一方エモパーはちょっと違います。
いくつかのきっかけで自主的に話し始めますが、突然ユーザーが話しかけても対応するということはなくて※対応も限られてます。もちろんじゃんけんスキルとか歌うとか早口言葉を言わせるなんてことはできません。
※機種によって「声でエモパーを呼び出し」に対応している機種であれば「ハロー、エモパ」で呼び出せますが、AQUOS sense5Gでは非対応なので呼び出すことはできません。
エモパーが適切な情報を提供するためには、基本的な設定や自分自身についての情報を入れておく必要があります。
エモパーはどこで話し始めるのか?
基本的に自宅です。
自宅はエモパーのアプリの中でユーザーが位置設定します。
それにくわえて、さらに認識の速度と精度をあげるためにWifiを判断に併用することもできますので、Wifiも位置設定に利用するほうが良いでしょう。
自宅以外にもう一箇所設定できます。
例えば実家とか….。
エモパーが話しかけてくるきっかけは?
Amazon EchoやGoogleアシスタントと違って、突然話し始めます。
ですが、話し始めるきっかけはあります。
- ロック画面、または画面OFFの状態で端末を平らな場所に置くと、数秒後に話し始める(毎回ではありません)
- 画面OFFの状態で、本体正面にある照度センサーが光の変化を感知したとき(sense5Gでは不可)
- 振動を感知した時(AQUOSが置いてあるテーブルにものをコトンと置いたとか、テーブルにAQUOSを置いた時など、これも毎回ではありません)
- 本体を数回横に振った時
- 電池残量が10%になった時
- 充電開始、充電停止した時
- 不在着信やメール着信があった時(未確認状態が5分以上続いたときにお知らせ)
他にもあるかもしれませんが…
朝一番に話しかけてくる内容は重宝します
・時刻を教えてくれる
・天気予報を教えてくれる
・予め登録してあるよく使う鉄道の遅延情報などを教えてくれる
何気ないことではありますが、どれも朝一番で情報が自動的に音声でインプットしてもらえるのはとても助かります。
普通に考えて知りたいことを自主的に教えてくれますから。
エモパーデータのバックアップ
エモパーはAIエージェントですので、使うほどに賢くなっていきます。
その学習データをバックアップしておかないと、故障や機種変更で他のAQUOSに取り替えたときにまたゼロスタートになります。
以前はmicroSDカードへのバックアップでしたが、現在はGoogleドライブへのバックアップになっています。
まとめ
シャープのスマートフォンAQUOSに搭載れているAIエージェントはエモパーという。
エモパーはAmazon EchoやGoogle アシスタントと違って、種々の会話に対応しているわけではないが、自分のプロフィール登録により所有者に適した情報を適してくれる。
朝イチでエモパーは、時刻・天候・利用している鉄道の運行情報など欲しい情報をエモパー自ら話しかけて教えてくれる。