この秋に予想されているiPhone 13シリーズを中心として、次機種を何にするか迷っているわけですが、大分絞り込めました。
次機種(Androidの場合)の条件
もう何度も書いていますけど実はちょくちょく気が変わったりしています。
・非中華製(「中華人民共和国国家情報法」や米中対立などあまりにもネオ・チャイナリスクが大きい)
・非Samsung(こちらは単純に現時点でGalaxyが好きではないだけで、いつ気が変わるとも限りません)
・Felica対応(やはりあったほうが良い、まあJelly 2がありますけど)
・5G対応(今なんだから当然)
・SIMフリーまたはdocomo(docomo 5G ギガホ プレミアを契約している)
・4Kディスプレイ不要(あってもいいけど、そのために電池食いになるなら要らないよ、FHD+程度で十分)
・ミリ波対応不要(移動体通信でミリ波って事実上使えないでしょ)
・バッテリー大容量(容量でいえば4,000mAhは最低、できれば4,500mAh以上)
・Qualcomm Snapdragon 888チップ(要するにハイエンドってこと)
・防水・防塵(アクシデントってものが世の中には存在しますから)
・microSDXC対応
Jelly 2のおサイフケータイについてはこちら。
上記に候補にあるのは以下の機種(一応Samsungも入れました)
・SONY Xperia 1 III
・SONY Xperia 5 III (10〜11月ごろ?)
・SHARP AQUOS R6
あら?
これだけしか残らない?
困りましたねぇ(笑)
スマートフォンに限らず筆者が物を買うときに一番大切にするのは、手にしたときの「これ良いね!」という感覚、ある種のインスピレーションというか直感です。
余談になりますが、ネクタイなどは典型的でして、ネクタイ売り場をざーーっと流し見して、おお!と思ったものがあるかないか、あれば多分それを買う(予算内であればですが)し無かったらいくら妻が良いんじゃないの?といってもめったに買いません。
スマートフォンやデジタルカメラは同様の原則が当てはまりますが、スペック要素が加わりますので、まずは要求スペックを満たすことが大前提です。
今回のスマートフォンではスペックフィルタを通したのが前述の3機種(iPhoneを除く)となります。
SHARP AQUOS R6
実機を見るまでの評価はこちら。
ホットモックを触って気が変わった話。
今日のことですが、ついでにdocomoショップに立ち寄りまして、AQUOS R6、Xpeira 1 III、Galaxy S21 Ultra 5Gを触ってきました。
AQUOS R6で更に一気に萎えた点:
カメラアプリを起動して、パンしたりチルトしたりすると筆者の触ったホットモックでは画面がカクつくのです。
筆者の現有sense5Gでは同じことをするとひかっかりがありますが、R6でも同じことが起こりました。
今どきどのデジカメでもモニター表示がかくついたり引っかかったりすることはまずないでしょう。
1インチセンサーが号泣しますよ!AFも決して速いとはいえない(遅くないですが)し、望遠(デジタルズームのみ)したときの電子手ブレ補正ときたら…..。
これまで2度ほどイジイジしていますが、そのときに感じた違和感がこれだったのです。
マジで筆者がAQUOS R6を買う可能性はゼロとなった瞬間でした。
AQUOS R6は手にとったときに「これ良いじゃん!」を全く感じませんでした。
SAMSUNG Galaxy S21 Ultra 5G
外部ストレージ(microSDXC)非対応なのが難点です。
カメラアプリでパン・チルトしたときのカクつきやひっかかりはAQUOS R6ほどひどくはないですが、でもスムーズかといわれるとちょっと違う感じ。
意識しなければ大丈夫ですが、意識するともう気になって仕方ないかもしれません。
面白いのはデジタルとは100倍ズームです。手ブレ補正も結構効くので面白いことは面白い。
ただ、100倍ズームを何に使う家と言われると疑問ですが….。
面白いスマートフォンですが、響くものがあるかといわれるとイマイチピンとこない。
100倍ズームは玩具としては面白いが実用性は「?」であり無くても全く問題ない。
経験的には無理して買うほどのものでもない感じ。
SONY Xperia 1 III
結論から言いますと「良い」インプレッションですが、致命的な欠点があります。
直感は「これ良いね」といっています。
価格が高いのはさておくとして(現状のiPhone 12 Pro Maxだって結構高い)、気になるがバッテリー駆動。
海外レビューにバッテリーレビューがありました。
まずはphoneArena(前回取り上げたものです)
BROWSING TEST 60HZ | BROWSING TEST 120HZ | VIDEO STREAMING | 3D GAMING 60HZ | 3D GAMING 120HZ | CHARGING TIME | |
Xperia 1 III | 9h 51m | 9h 4m | 6h 5m | 7h 2m | 7h 2m | 109 |
Galaxy S21 Ultra | 16h 7m | 14h 43m | 8h 52m | 8h 40m | 5h 3m | 68 |
iPhone 12 Pro Max | 14h 6m | – | 8h 37m | 8h 1m | – | 118 |
出典:phoneArena https://www.phonearena.com/reviews/Sony-Xperia-1-III-vs-Samsung-Galaxy-S21-Ultra_id5037
もうひとつGSMArenaのレビュー。
ENDURANCE RATING | 3G TALK TIME | WEB BROWSING | VIDEO PLAYBACK | |
Xperia 1 III | 82h | 22h 42m | 8h 59m | 12h 39m |
Galaxy S21 Ultra | 114h | 35h 32m | 15h 4m | 17h 53m |
iPhone 12 Pro Max | 95h | 20h 54m | 14h 13m | 15h 17m |
phoneArenaのバッテリーレビューとGSMArenaのバッテリーレビューとはほぼ同じ傾向ですね。
一番使用機会の多いWEB BROWSINGでは両テストでほぼ同じ結果となっていますので、これが実際につかっているときのバッテリー駆動時間に近いものがあると思われます。
WEB BROWSINGのバッテリー駆動時間をiPhone 12 Pro Maxと比べるとXperia 1 IIIはphoneAenaのレビューで70%、GSMArenaのレビューで63%です。
10%くらいならともかくも6割、7割だと明白な差といえます。
これが本当に買って良いハイエンドスマホかどうかポチる前に考えるべきです。
カメラアプリは「Photography Pro」に統合されており、デジカメヲタクには「Photography Pro」のGUIはカメラヲタク心を擽られます。
Xperia 1 IIIから4Kディスプレイや3D iToF、ミリ波対応を取り除いたXperia 5 IIIは10月か11月ごろ日本のキャリアモデルとして出てくるのではという観測があるようで、それに期待したいところです。
結論
Xperia 1 IIIは価格の高さもさることながら、バッテリー持ちがGalaxy S21 UltraやiPhone 12 Pro Maxと比べてあまりにも悪すぎるので、Xperia 5 IIIに期待したい。
AQUOS R6はカメラでパン・チルトすると画像がひっかかり、まるでエントリー~ミッドレンジスマホみたいで萎えた。
本命候補はiPhone 13 Pro MaxとXperia 5 IIIとなる。