部下の立場で、リモートワークをやるコツは?

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昨日は「管理職の貴方、漫然と部下にリモートワークを命じていませんか?」と題して、上司の立場でリモートワークをすすめるポイントについて書きましたが、今回は部下の立場としてのリモートワークのポイントです。自宅環境やPCなどについては今回は触れません、それはまた別の機会に書こうと思います。

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リアルあってのリモート

昨日の記事「管理職の貴方、漫然と部下にリモートワークを命じていませんか?」の中でかきしたが、多くの場合仕事で大切なのは仕事場での周囲とのコミュニケーションです。

リアルな場でコミュニケーションがよく出来ている状態にあれば、いろいろな工夫でリモートでもそれを出来るようにすれば良いのですが、普段からコミュニケーションがうまくとれていないのがリモートになればいずれ破綻します。

リアルで出来ていないことがリモートで出来るわけがありません。

例外は1人のほうがずっと集中して効率よくできる仕事(たとえばプログラミング)を担う人だけです。

筆者はコンピュータのシステム関係で長年仕事をしてきました。最初の数年(いやもっと)はプログラミングをしていましたが、プログラマの多くは1人でボソボソと画面と会話する人が多いので、周囲への迷惑もあるのでリモートのほうがいいです。

「さあ、今度はうまくイケよ…..ターン(ENTERキーを叩く)….あれ?なんで?なんでうまくいかないんだよ、変だなぁ….。んじゃ、ここにブレークポイントを入れてっと。さて、どうかな。あれぇ?ブレークしないじゃん、ってことはその前のIF条件が変だってことか….」

とこれを画面に向かって声を出して話すから迷惑ですよね(笑)。

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ポイントはマメな業務報告

求められていなくても一日の終りには必ず業務報告をしましょう。

できれば…

・その日の業務の予定・目標を明確にする
・予定や目標に対してのその日の実績はどうだったか
・未達があればどうリカバリするのか
・上司への要望・依頼があればそれもはっきりと
・翌日(リモート)の予定や目標を明確にする

…を毎日メールやコミュニケーションツールで報告しましょう。

簡単にEXCELなどで履歴にしておくともっといいです。

上司がそばに居ても居なくてもしっかり目標を決めて一日のレビューもして仕事ができることをアピールしておく

これがあるとないでは後々大きな差がでます。

書き出すことで自分自身の仕事のススメ方の見直しもできますし、上司からの信頼も厚くなります。

きちんと自己管理できる部下には安心して仕事を任せられますし、より高いレベルの仕事も与えてチャレンジさせることができ(筆者の管理職経験)結果としてその部下はより高く成長していくわけです。

ということはそれだけ昇進への道も近くなりますし、海外勤務などの希望があればそれへの日も近くなるでしょう。

会社にいれば普段の仕事ぶりをリアルで見て上司も判断できますが、リモートだとそれはほとんどできないので、やることだけやって結果を提出して終わり!では先細りなのは断言できます。

報告をしても上司から返事がないとかがっかりして止めないでください。

上司はすぐには見なくてもどこかでそれを参照して貴方を評価します。そうした報告がきちんとある部下とそうでない部下とは扱いに違い出てくるのは当たり前です。上司の評価もチリツモです。

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リモートだから郊外に転居は危険

最近はリモートワークだからということで、自分の仕事部屋が持ててオフには自然にも親しめるような郊外や田舎のほうに転居する例も増えているとニュース等で見聞きします。

でも、ちょっとまってください。

昨日の記事「管理職の貴方、漫然と部下にリモートワークを命じていませんか?」の中で書いているように、貴方の会社はコロナ対策だけのためのリモート推進ではないですか?

もしコロナ対策だけのリモート導入であればいずれはリモート体制は縮小されます。

会社側がどういう意思でリモートを導入しているのかの見極めが重要です。

コロナ対策は単にきっかけに過ぎず、会社が自社社員の業務を分析しリモートのほうが成果があがるような業務を担う人をリモートワークにするというのであれば、引っ越しもありかもしれません。

トレンドだから俺も!という浅い考えでのリモート目的引っ越しではいずれ大きな後悔をすることになる可能性が高いと思います。

要は企業のリモートワークに対する本気度です。

ただし企業には人事ローションというのがあるのを忘れないでください。

企業がある職種はリモートが適しているということで推進し貴方がその職種にいたとしても、次の人事異動では違う職種・業務になるかもしれません。

企業が職種や業務についてのローテーションを行うのは…

・成長のためにより多くの分野を経験させる(生え抜きでトップになった人は大抵これ)
・万全と理由なくローテションしたほうがいいかなといた安直なもの
・現在の部署や職種が本人にはかなり適しておらず周囲のお荷物にもなっている

…といったところ。

特に一番目は仕事の出来る人ほと要注意だと言えます。

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まとめ

リモートであっても普段から周囲や上司とリアルのコミュニケーションができていることが前提。

リモートワークでは上司から求められていなくても日々の予定・目標と実績、翌日の予定・計画などを報告する。きちんと自己管理しながら仕事を進められることの証となる。

リモートワークが増えたから郊外や田舎へ転居は危険。会社のリモートへの真意を見極めよ。会社が本機だとしても人事ローテーションというものがあることを忘れてはいけない。

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