3年前のAndroidタブレットをFire風のKindle端末にしてみた

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落ち着いてKinlde本(小説など)を読むならKindle Paperwhiteなどが集中できるので良いと思うし、コミックや雑誌ならAndroidタブレットにKindleアプリが好適ですというのが昨日の記事。今回は手元にあった3年以上前に購入して本棚で寝ていたHUAWEI MediaPad M5 8.4″(SHT-AL09)をほぼKindle専用端末に仕立ててみました。

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HUAWEI MediaPad M5 8.4″のスペック

こういうスペックの8.4″ Androidタブレットです。

,型番SHT-AL09
発売日2018年5月18日
ディスプレイ約8.4インチ, WQXGA (2,560 x 1,600), IPS
CPUKirin 960 オクタコア (4 x Cortex-A73@2.4 GHz + 4 x Cortex-A53@1.8 GHz)
RAM4GB
ROM32GB
外部メモリmicroSD/SDHC/SDXC
対応バンドFDD-LTE: Band 1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26
TDD-LTE: Band 34 / 38 / 39 / 40 / 41
W-CDMA: Band 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
SIMnano-SIM(SIMフリー)
Wifi802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
インターフェースUSB TYPE-C
センサー指紋認証 / 加速度 / 照度 / 電子コンパス / ホール / ジャイロ
カメラメインカメラ:1300万画素(位相差AF)
インカメラ:800万画素
OS最新版:EMUI 9.1 (Android 9ベース)
Google Mobile Service (GMS) 対応
バッテリー5,100mAh、急速充電(9V,2A)対応、PD非対応、ワイヤレス充電非対応
大きさ124.8 x 212.6 x 7.3 mm
重さ320g
Antutuスコア
(GARUMAX)
235746 (Ver 9.1.0)
198237 (Ver 8.3.2)
Geenbench 5Single-Core:379
Multi-Core:1579

ROM容量などは、「えっ?」と思いますが、ディスプレイ解像度はさすがでしてAmazon Fireとは段違いです。

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ディスプレイはiPad mini 6より高解像度

HUAWEI MediaPad M5 8.4″は汎用タブレットとしてはストレージやCPUはスペック的に流石に見劣りしますが、Amazon Fireよりずっとハイスペックです。特に画面解像度はかなり違うのは前述のとおり。

画面解像度を比べてみましょう。

HUAWEI MediaPad M5 8.4″ (SHT-AL09)8,4″、2,560 x 1,600、359ppi
Fire HD 8 Plus8.0″、1,280 × 800、189ppi
iPad mini (第6世代)8.3″、2,266 x 1,488、326ppi

Fire HD 8 Plusとは比べ物になりません。

最新のiPad mini (第6世代) よりも若干ですが高解像度です。

3年半前のHUAWEIタブレットですが、それが故にGMS(Google Mobile Service)にも対応しているのです。

ビジネスやゲームバリバリは厳しいでしょうが、読書・映画鑑賞端末としては実にぴったりです。

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不要アプリを削ぎ落としてHUAWEI Fireに仕立て上げる

実は以前にも記事で紹介しています。

この記事の通りですが、実際にかなりしぼりこんでみました。

ホームアプリは愛用のNova Launcher Primeです。

まずはホーム画面。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20211223_182130_com.teslacoilsw.launcher.jpg

あいちゃん
あいちゃん

何も入っていないじゃん!

実際に入っているアプリは以下の通りです。

本来EdgeとかAmazonアプリは入れないはずですが、Edgeは毎日新聞デジタルを有料購読していて、WebサイトからだとWall Street Journal(WSJ)のフル記事が読めるので入れています。毎日新聞アプリからだとWSJは読めないのです。

Google Driveアプリはこのスクリーンショットを簡単にデスクトップに持ってくるために一時的に入れました。

あいちゃん
あいちゃん

Google謹製のChrome、Gmail、YouTube等々はすべてアンインストールか無効化しています。

上記の中で…

・Google Drive(一時的)
・Prime Video(これはあっても良い)
・毎日新聞(ニュースを読む)
・Amazon(おまけ)
・Edge(毎日新聞デジタルとWSJを読む)
・Kindle(主役)
・Nova Launcher Prime(余計な無駄アプリをホームに表示させない)

…だけが追加したアプリです。SIMツールキット以外のすべてのプレインストールアプリは削除するか無効化しています。

残っているのは削除も無効化もできないもの。

さらに自動的に起動したりバックグラウンドで勝手に動かないようにとめています。HUAWEIのOS(EMUI)はこういう芸の細かさがあります。

メモリの使用状況は32GB中システムを入れて13.7GBが使用。

microSD/SDHC/SDXCが使えるのですが、使いみちが思い浮かびません(笑)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20211223_182250_com.android.settings.jpg

Kindle本の洋書の表紙をみてみます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20211223_182343_com.amazon.kindle.jpg

Prime Videoはこんな感じ(画像はぼかしてあります)。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Screenshot_20211223_182422_com.amazon.avod_.thirdpartyclient.jpg

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HUAWEI MediaPad M5 8.4″ (SHT-AL09)はKindle化に最適

HUAWEI MediaPad M5 8.4″ (SHT-AL09)およびM5 LiteはGMS (Google Mobile Service) が使える最後の世代のHUAWEIタブレットです。

いくらKindle化といってもGoogleが使えないのはありえない。

しかし現在は販売終了しており新品を買うことはできません。

8インチクラスのAndroidタブレットで、画面解像度がこれくらいのものはkakaku.comで検索してもM-WORKS MW-HDW8000、マイクロソフトのSurface Goの一部だけです。読書端末にWindowsタブレット(ノート)は多機能過ぎてついいろいろ入れてしまうのでNGです。

中古のHUAWEI MediaPad M5 8.4″で中古ランクA以上のものを見つけたら買っても損はないと思います。ただしバッテリーは要注意です。

Appleと違ってHUAWEIの正規バッテリー交換は、店舗での購入証明が必要になります(修理も同様)。

これが買えないのであれば、素直にAmazon Fire HD 8を選ぶのも手です。

なんといっても安いです。

64GBモデルでも13,980円、32GBモデルなら11,980円。
通常のE-INKを使ったKindle Paperwhiteシグニチャー・エディション(32GB/ワイヤレス充電対応19,980円)です。

読書オンリーならKindle Paperwhiteシグニチャー・エディションかノーマルのKindle Paperwhite、映画なども見るならFire HD 8 Plusでしょう。

一番いいのはHUAWEI MediaPad M5 8.4″が買えることですが…..。

iPad miniでも良いですが、この用途限定にするには高すぎますが、第4世代か第5世代のオフィシャルな整備済品に運良く出会えればそれもOKかもしれませんが、くれぐれもいろいろなアプリを入れないように。

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