昨日紹介したEZO Brick Series Terminus。これに非常に近いものが過日当ブログで紹介したAnker PowerCore III 10000 Wirelessです。今回は非常によく似たこの2機種を比較してみます。
EZO Brick Series Terminus
詳細はこちらの記事をごらんください。
日本企業設計の10,000mAh MagSafe対応モバイルバッテリー
最大の特徴は、有線充電はTYPE-AとTYPE-C (PD)に対応、バッテリー充電はPD対応、ワイヤレスは7/5W/10W/15WでiPhone 12/13へはMagSafeで15W充電、他のAndroidへもワイヤレス充電可能。
さらにバッテリーへの充電と、iPhoneやAndroidなどへのワイヤレス充電も可能というほぼこれ一台の万能選手。
Anker PowerCore III 10000 Wireless
もう一つのAnker PowerCore III 10000 Wirelessも当ブログで紹介しております。
Qi + TYPE-C PD + TYPE-A でパススルー充電可能な万能選手、Anker PowerCore III 10000 Wireless
この記事の通り、EZO Brick Series Terminusとほぼほぼ互角といえるモバイルバッテリーです。
違うのはAnker PowerCore III 10000 WirelessはMagSafe対応ではないということ。
見た目そっくりです。
EZOのほうはMagSafeの磁気吸着部分が飛び出ていて、バッテリーとiPhoneカメラの干渉を防ぐようになっていますが、Ankerのほうはゴムの円形滑り止めがありますが、それ以外は平らです。
仕様比較
スペックを比べましょう。
項目 | EZO | Anker |
---|---|---|
商品名 | EZO Brick Series Terminus | Anker PowerCore III 10000 Wireless |
大きさ | 75.0 x 155.0 x 15.4mm | 約68 x 152 x 19mm |
重さ | 約235.0g | 約243g |
容量 | 37Wh (10000mAh) | 10000mAh |
入力(USB TYPE-C) | 5V/3A, 9V/2A | 5V/3A, 9V/2A |
出力(USB TYPE-C) | 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A | 5V/3A, 9V/2A |
出力(USB TYPE-A) | 5V/2.4A, 5V/4.5A, 9V/2A, 12V/1.5A | 5-6V/3A, 6-9V/2A, 9-12V/1.5A |
出力(ワイヤレス) | 15W/10W/7.5W | 5W/7.5W/10W |
パススルー充電 | 対応(バッテリー本体への充電+スマホへのワイヤレス充電) | 対応(バッテリー本体への充電+スマホへのワイヤレス充電) |
まあ、よくもここまで似たものを作ったとは思います。
スペック的にはEZOのほうが頭一つ抜けている感じで、以下の点でEZOが有利です。
- iPhone 12/13のMagSafe対応で15W充電できる(AnkerはMagSafe非対応)
- USB TYPE-C出力はEZOは12V/1.5Aにも対応している(Ankerは9Vどまり)
- 完全に日本語の説明書(Ankerは多国語の簡単なものだけ)
- LEDで充電W数がわかる(Ankerはわからない)
写真で比較
では、写真で比較します。
左がAnker、右がEZO。
すみません、一つ前の写真と順序が逆になっていました。
左がEZO、右がAnker。突起部を別にすればAnkerのほうが分厚いです。
下の写真はEZOのほうの本体部分厚み。14.02mmとなっています。
下の写真はAnkerのほうです。
たかが4mmされど4mmです。
手にとった感じはかなり違いがあるように思います。
下の写真はEZOのほうの充電パッド部分を含めた最厚部です。
下はAnkerですが、ほぼEZOと同じ。
重さの実測です。
まずはEZO。
続いてAnker。
まとめ
EZO Brick Series TerminusとAnker PowerCore III 10000 Wirelessは非常によく似た性格・スペックを持つモバイルバッテリーである。
EZO Brick Series Terminusのほうが、MagSafe 15W充電対応、USB TYPE-C PD出力は12V対応していることなどから若干優位である。