2017年1月に購入したMac mini (Core i7, Late 2014) は流石にリリース後8年を経過したモデルではパフォーマンス的に相当無理が来ていたので。Mac mini (M1, Late 2020) に買い替えました。M1の速さはMacBook Air M1で知っていましたが期待通りのパフォーマンスです。
パフォーマンス比較
前にも書きましたがGeekbench 5でこの両者を比較。
Single-Core | Multi-Core | OpenCL | Metal | |
Mac mini (Late 2014) Intel Corei7-4578U @ 3.0GHz (2 Cores) | 768 | 1633 | 3908 | 459 |
Mac mini (Late 2020) Apple M1 @ 3.2GHz (8 Cores) | 1712 | 7427 | 18180 | 20451 |
Intel Core i7-9750H 2.6 GHz (6 cores), with NVIDIA RTX 2060 6GB | 1045 | 4882 | 70579 | – |
出典:https://browser.geekbench.com/mac-benchmarks
8年前のモデルと比較するほうが変だという声はごもっとも。
Intel Core i7-9750H/NVIDIA RTX 2060は、筆者が使用しているOMEN by HP 15-dh0010TXが採用しているもので参考までに入れてみました。さすがにOepnCLでは
さすがにLate 2014のほうだとPhotoshopとかかなり無理なので、最近Adobe CCはOMEN by HPのRTX2060搭載ノートでやっていました。
OpenCLではOMENのほうがかなりスコアが高いですが、Multi-CoreではM1のほうが5割ほど速いようです。
いずれにせよ8年前のminiとは比較にならない。
購入スペック
Mac mini (M1, Late 2020) はApple Store Onlineで購入するとメモリサイズとストレージサイズが選択できます。
こちらに書いた通りのスペックです。
すなわち、メモリ16GB、ストレージ1TB SSDです。
購入価格は以下の通り。
一般価格 | 145,800円 |
学生・教職員ストア価格 | 135,400円 |
差額 | ▲10,400円 |
Apple Store Gift Card | ▲18,000円 |
得した額の合計 | ▲28,400円 |
このApple Store Gift CardはApple Watch Serise 7 (Nike) 購入に充当しました。
学生・教職員ストアが使える資格がある方であれば、Back to Schooキャンペーン(〜4月18日、毎年2月初めから4月中旬に開催)中に購入するのが超お得です。
ストレージは先の記事のとおり1TBにしました。
2TBにするかどうか一瞬迷いましたが、コスパが悪いので1TB。
OMENのほうに入れていたAdobe Lightroom Classicの管理下にある写真数百GBは、手持ちのTranscendの960GBポータブルSSDに抜き取り、Mac mini (M1, Late 2020) のUSB (Thunderbolt) に差し込んで、そのまま使っています。
外付けドライブがスリープ時に不正な取り外しメッセージが出る問題というのがあったそうですが、私の環境は無問題です。
余談:Macはシャットダウンしない
筆者のOMEN by HP 15-dh0010TXというラップトップですが、通常はパネルを閉じたクラムシェエルで使っていてリビングの壁面収納に取り付けたテレビ(なので地震でテレビが落ちる心配はない)の下、CATVのSTBの上に置いています。
こういう状態ですので、シャットダウンするとひどくめんどくさいことになりますので、Windowsではありますが通常はスリープさせていて、マウスクリックなどでウェイクするようにしています。
Windowsも進歩したもので、昔はシャットダウンが基本だったのに、今はたまーに再起動させる程度で支障はありません。Windows Updateもバックグラウンドでチェックされていて、必要な時はアラートがきます。
オフ(シャットダウン)しないで使うのはMacならほぼ基本だといってもいいと思います。
Macユーザーはシャットダウンしない人のほうが多いのではないでしょうか。
MacBook Airの場合はしばらく使わないときはシャットダウンしますが、それ以外での持ち運び時(外出時)などはパタンとパネルを閉じてスリープさせて終わりです。寝起きが速いのでパネルをひらけばApple Watchでロック解除されて即使えます。
このmacOSユーザガイドでもスリープを薦めています(シャットダウンを否定したりはしていません)。
実際、Macのスリープは経験的にWindowsより確かなことが多い(Windowsだとタスクスケジューラーをチェックして起動するようなタスクは止めているはずなのに時折動いていたりする….)ようにも思います。
Adobe CCはMacに集中
Adobe CC(Creative Cloud) は同時使用しなければ2台のPC/Macにインストール可能です。
これまでは、OMEN by HPとMacBook Air M1に入れていましたが、OMENは外してMac mini (M1, Late 2020)のほうに移しました。
やはりAdobe CCはMacが似合う(根拠はありません、Mac好きな一人のユーザーの単なるフィーリング)。
出先でもMacBook Air M1で使えて、そのまま続きをMac miniでできますからね。全く同じ操作感で使えるのがやはり嬉しいです。操作はAdobeではMacでもWindowsでもほぼ同じですが、気分的に同じOSの方が良いです。
体感では、OMENのLightroom Classic(ストレージは2.5inch SSD)よりMac mini M1(ストレージは外付けSSD)のほうがライブラリの扱い速度が速い気がします。
まとめ
8年前(買ったのは5年前)のMac mini (Core i7, Late 2014)と比べるとM1のMac miniは性能レベルで数倍、体感ではそれ以上でとても気持ちよく動く。
写真を扱うならやはり1TBはあったほうが良く、さらにライブラリ保存箇所としては外付けSSDでも問題ない。
Mac mini M1はコスパがかなり高い。学生・教職員ストアが使える人なら4月18日までに購入が吉。