先日の記事で、SONY ICレコーダー ICD-UX575Fを紹介しましたが、試してみた外付けラベリアマイク2機種(オーディオテクニカAT9904とSONY ECM-CS10)はイマイチでした。そこで3つ目となるステレオラベリアマイクSONY ECM-LV1を買いましたので早速レビューします。前回同様にMP3収録した音声を試聴していただけます。
おすすめはSONY ECM-LV1
今回比較している3機種(オーディオテクニカAT9904とSONY ECM-CS10、SONY ECM-LV1)の中で、音声で一番バランスが良くてシャリシャリや籠ることもなく聞く録りやすかったのがSONY ECM-LV1です。
コスパも高くおすすめできます。
2022年7月2日時点のAmazon価格で2,800円という安さ。
おすすめの理由
聞き取りやすい滑らかな音質
ラベリアマイクなので人の声をいかに聞き取りやすくなおかつ聴き疲れしない音で録れるかがポイントになります。
オーディオテクニカ AT9904は籠った音になるばかりか明瞭度も落ちてしまいましたし、SONY ECM-CS10は正反対にシャリシャリしてサ行も荒れた音になりましたので、どちらもナレーションなどを入れるには不適当だと感じます。
横長なので装着時に左右に気を使わなくて良い
ECM-LV1は横長な形状でり、クリップを洋服側にすると自動的にマイクの左は左、右は右にきます。
襟などにクリップを水平に止める時にマイクが回転して縦にならないように注意さえすればOKです。
一方、SONY ECM-CS10は縦長円筒状のステレオなのでクリップにはめ込む時にずれたりすると左右逆になったり、左側が手前にきて右側が向こう側にいったり、あるいはその逆になったりと気を使いますし、ウィンドジャマーをつけているとマイク上部に記載されている左右の別が全くわからなくなります。
安い
ICレコーダーだけではなく普通にビデオカメラやデジタルカメラの動画撮影で有線接続でも問題ありません。ケーブルが1mほどしかないのでカメラに直接届かない可能性がありますので、3.5mmステレオ延長コードを使えば良いでしょう。カメラを手持ちするのであれば1mもあれば良いでしょう・
音比べ(mp3収録を試聴できます)
前回同様にこのような変竹林なスタイルで録音しました。
写真は正しいラベリアマイクの装着をしていません。
3個全部つけるのでこうなっています。
写真右:オーディオテクニカ AT9904
写真中:SONY ECM-CS10
写真左:SONY ECM-LV1
YouTube動画にしても仕方ない程度ですのでmp3でお届けします。
録音はICD-UX575FでMP3 192kbpsで行いました。
途中停止や編集・加工などはしていません。
0:00→オープニング(ICD-UX575Fの内蔵マイク)
1:34→ AT9904
2:16→ ECM-CS10
2:59→ ECM-LV1
3:40→ クロージング(ICD-UX575Fの内蔵マイク)
聞いていただくとわかりますが、比較した3機種の中でおすすめは文句なくECM-LV1です。
3機種の中で音声のバランスが良くて聴き疲れしませんし明瞭度も確保できておりナレーション収録用として最適です。
このように聴き比べてもICD-UX575Fの内蔵マイクは非常に優秀です。
内蔵マイクも含めた順位づけをすると、内蔵マイク>ECM-LV1>ECM-CS10>AT9904 です。
まとめ
SONY ICレコーダー ICD-UX575Fにつけるラベリアマイクとしては、SONY ECM-LV1が価格が安い割には優秀で聞き取りやすい音声を収録できる。
音声の音質が良く、価格も安いのでコスパの高いラベリアマイクでおすすめのマイクだ。