WITHコロナ時代でのハワイ旅行・海外旅行、円安と高額なサーチャージで夢は遠のく!

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コロナ対策の副作用としての各国の猛烈なインフレ、猛烈な円安、石油価格情報による高額なサーチャージなどで、海外旅行費用は以前なら考えられないくらい高くなりました。日本人人気のハワイ旅行を例にとってツアーや個人手配で概算を計算してみました。その結果国内旅行を楽しんだ方が賢そうだという結果です。

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ANAとJALの燃油サーチャージ(8〜9月)

一時は無かった燃油サーチャージですが、ウクライナ戦争の影響をモロに受けて石油価格が上昇し、結果的にサーチャージはすごい価格になっています。

夫婦2名でハワイを往復すると、航空運賃とは別に12万円ほどの燃油サーチャージが必要になりますので、これはびっくりです。欧州や北米にいたってはサーチャージだけで2人で20万円近いです。

8月〜9月搭乗分のJALの燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)

目的地往復(1人)往復(夫婦2名)
韓国11,800円23,600円
東アジア(韓国とモンゴル以外)22,800円45,600円
グアム、パラオ、フィリピン、ベトナム、モンゴル、ロシア*135,600円71,2000円
タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ロシア*249,400円98,800円
ハワイ、インドネシア、インド、スリランカ61,000122,000
北米欧州、中東、オセアニア94,000188,800

8月〜9月搭乗分のANAの燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)

目的地

往復(1人)往復(夫婦2名)
韓国11,200円22,400円
東アジア(韓国を除く)30,200円60,400円
ベトナム・グアム・フィリピン32,000円64,000円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア51,600円103,200円
ハワイ・インド・インドネシア62,200122,400
欧州北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア98,000196,000
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8月のハワイは幾らかかる?

燃油サーチャージが含まれるハワイツアー(JTB7日間)

スマートハワイ ホノルル<追加代金なしで楽しめる「選べる旅の過ごし方」付き!>
利用航空会社:JAL
利用ホテル:ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート & スパ(部屋指定なし)
旅行日数:7日間(現地5泊)
出発:2022/08/22(月) 21:00羽田出発 JL074便
帰国:2022/08/27(日) 15:50〜16:25羽田着 JL073便
2名旅行代金:740,000円 <燃油サーチャージを含む>
PCR検査:日本帰国前「PCR検査」は別途JRBハワイオプションでUS$157〜(別途各自で印刷が必要)

燃油サーチャージが含まれるハワイツアー(HIS7日間)

【キャンセルサポート付】<23年3月出発まで掲載>日本航空で行く!往復専用車(リムジン)送迎付&滞在中トロリー乗り放題! ハワイ7日間
利用航空会社:JAL
利用ホテル:ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート & スパ(部屋指定なし)
旅行日数:7日間(現地5泊)
出発:2022/08/22(月) 20:30成田出発 JL784便
帰国:2022/08/27(日) 16:20〜17:20成田着 JL783便
2名代金:679,580円<燃油サーチャージを含む>
PCR検査:日本帰国前「PCR検査」はオプションで19,800円/人(PDFデータ+書面渡し)

グレードの高いホテルを選んでいるせいもありますが、サーチャージがなければ二人で55万程度、ホテルグレードを指定せず同期間最安ツアーでも494,000円(2名)でした。

JALで航空券個人手配ハワイの試算(JAL+Booking.com)

利用航空会社:JAL
クラス:Economy Special Sever(エコノミークラス)
往路:2022/08/22(月) 21:00羽田出発 JL074便
帰国:2022/08/27(日) 16:45成田着 JL783便
2名代金:289,080円<燃油サーチャージを含む>
PCR検査:別途自分で手配(アロハPCRテストセンター by ロバーツハワイなど)、US$150+TAX/人
ホテル:ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート & スパ
部屋タイプ:2クイーン オーシャンビュー 上層階、朝食付き
宿泊代金:Booking.com 407,107円(税金、手数料込み)
飛行機+宿:696,187円

ちなみにGoogle Flightsで同じ日程で検索すると直行便最安はZIPAIRですが、216,950円(2名)と7万円ほど安くなります。(シートはStandard、機内・荷物オプションはPremiumを指定)

さらに宿のグレードを落とせば多分2名で50万円を切ることは可能だとは思います。

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ホノルル滞在費(推定)

朝食はホテルの朝食付きプランで良いとして節約と非日常のバランスをとりましょう。

ランチはチップ不要のフードコートやテイクアウト。
夜はせっかくなので高級ではないけど普通にレストラン。

これだけでUS$100/人は硬いところで多分それで足りなくてUS$150くらい、2人でUS$300になるでしょう。

現地で5日過ごすので、食費・飲み物(アルコールを除く)で2人でUS$1,500くらい。日本円で5日間夫婦の食事が202,500円。なんと食費だけで20万円(チップ・税込)。

日本だと吉野家の牛丼一杯税込426円です。ハワイにはあいにく吉野家はありませんが、吉野家と味が似ているらしい評判の松坂亭のテイクアウトでは“BEEF RICE BOWL”の並(M)がUS$9.00。US$1.00=135円として何と牛丼一杯1,215円。大盛りで牛肉ダブルにするにして卵を乗せるとなんとUS$16.00で2,160円。二人で3,000円ですかね、牛丼1杯ずつで。トッピングとかうどんとか頼むとあっというまに5,000円コース。

ハワイといえばアメリカ、アメリカといえばステーキだろ!ってことで人気だという “Wolfgang’s Steakhouse Waikiki“。Prime NY Sirloin SteakがUS$59.95、スープやサラダをつけておよそUS$100、二人でUS$200、さらに飲み物が加わりUS$250、約34,000円。昼に牛丼、夜にステーキで都合およそ40,000円/日。このまま5日間過ごすと二人で20万円。節約しても15万円ほどは飛ぶでしょう。

現地で買い物したり遊んだりするのでそれが最低10〜20万円。

現地での帰国前PCR検査とか移動交通費などもろもろの費用を10万円。

ホテルと飛行機を除く現地5日間滞在費で50万円(夫婦2名)。

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ハワイ旅行も高くなったものだ

ツアーでも個人手配でも燃油サーチャージが高すぎでそれらの価格差は誤差になってしまっています。

JTBのツアーで74万円+滞在・観光・土産50万円で124万円

ZIPエアー利用とホテルランクを下げたり、HIS最安ツアーを使うことで50万円+滞在・観光・土産50万円で100万円。現地で節約してケチケチツアーにしても80万は硬いところ。

高くなったものですねぇ。

ハワイって筆者が最後に行ったのは2001年です。正確には覚えていませんが、家族三人総合計では100万円近くかかったと思います。食事は特に贅沢はしていませんが…..。テイクアウトとか結構多かった。

2001年8月マウイ+オアフ
https://aichanworld.com/2001maui/index.html

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まとめ:国内旅行を楽しんだ方が良い

ここまで出すなら国内旅行を楽しんだほうが良いのではないでしょうか?

国内旅行のメリット
・義務付けられたPCR検査不要
・ハワイより物価が安い
・治安はハワイより圧倒的に良い
・食べ物が美味しい
・公共交通の便が良く鉄道旅も堪能できる
・洗練された日本の旅館やホテルのサービス
・温泉を楽しめる
・夫婦で80万円〜150万円も投じればめちゃくちゃ非日常な贅沢な旅行ができるか、かなりの回数楽しめる。
現状での海外旅行のディメリット
・出国前検査で万一陽性になるとおじゃん
・帰国前検査で万一陽性になると自己責任でハワイで治療
・各国のインフレと円安のダブルパンチで高額な滞在経費
・燃油価格上昇での高額な燃油サーチャージ
・アジアンヘイトによるアジア人が狙われる不安(アメリカ)

筆者も海外は行きたいところがいくつかありますが、正直なところ諦めました。

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