これでようやくGarminの睡眠モニターに追いついたかに見えるApple Watch (WatchOS 9)ですが、ちょっとマジかよ?という欠点が見つかりました。
前回の記事
前回の記事で「これでようやくGarminの睡眠モニターに追いついた!」と思ったApple Watch (WathOS 9)の睡眠モニター。
この時は「よし、よし、Appleも漸くGarminの睡眠モニターに追いついたか!」と喜んだのも束の間でした。
設定した睡眠時間帯しかモニターしない
筆者の場合、睡眠スケジュールは就寝時刻を23:30、起床時刻を6:00にしています。こうすることで23:30になるとApple Watchで就寝リマインダーがなって寝る時刻だよと教えてくれますし、6:00になったら普通にアラームで起こしてくれます。
iPhoneの睡眠スケジュールは曜日ごとに変更できますし、それ以外に追加もできます。
この状態で特に早起きする必要もないのでゆっくり寝た日、すなわち6時にアラームがなったけど、二度寝した場合にも実際の起床時刻に合わせて睡眠モニターをしてくれると思っていました。
そして二度寝した日。
これだけ見るとわかりませんね。
この日の朝の実際の起床時刻は6:41です。
上のスクリーンショットの睡眠グラフでは右の途中でモニターが切れています。
睡眠モニターが停止した時刻は6:00。
すなわち睡眠スケジュールの時間帯以外はレム睡眠、コア睡眠、深い睡眠といった状態は分析を放棄するようです。
ではAuto Sleepアプリはどうでしょうか?
このようにAuto SleepはiPhoneの睡眠スケジュール設定とは無関係に、実際にAople Watchが感知した心拍変動や腕の動きなどを判断して分析しているわけです。
このデータによれ23:46に睡眠に落ち、6:41に起床したとなっており6時はアラーム(Apple Watch)を止めたにとどまりベッドから起き上がったりしていません。
Auto Sleepアプリは複数の睡眠セクション対応だ
どういうことかというと、設定した睡眠スケジュール以外に寝た場合です。
Apple Watchの睡眠モニターは昼寝、うたたねも検知します。
下のデータは23:46に睡眠に入り6:41に起床し、その後15時前後にうたた寝したときのもの。
本睡眠が目覚めた時刻やうたた寝の開始時刻と終了時刻がよくわからないし、アラーム時刻の6時を過ぎてから6:41までの睡眠クオリティについてはApple Watchは分析を放棄しています。
ではもともとはApple Watchの睡眠モニターと同じデータを使用しているAuto Sleepはどうでしょうか。
睡眠セクションが二つできております。セクション2のほうは椅子の上でうたた寝しただけなので分析はできていませんが寝てしまったことは完治しています。本睡眠のほうは6時を過ぎても静かな睡眠の時間帯があることがわかります。
どちらが親切かといえばそりゃAuto Sleepです。
睡眠状態分析アプリはAuto Sleepに限る
期待が角だったのかもしれませんが、やはりまだまだのようです。
Apple WatchはWatchOSのバージョンを問わずAuto Sleepアプリを使えばまともに睡眠分析ができる。