何度来てもいつ来ても誰が来ても楽しい!4年半ぶりに訪れた「かはく」(国立科学博物館)

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 上野にある国立科学博物館(通称「かはく」)は老若男女がいつ来ても楽しいところです。コロナの影響による予約入館制も解除されましたので4年半ぶりに訪れました。特に2015年7月に改装オープンし地下3階〜地上3階までの広い展示スペースに自然史〜先端科学技術まで幅広い展示をカバーしており見応えがあります。

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国立科学博物館(かはく)について

 
 上野恩賜公園内にある博物館で、「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む。第十二条第三号において同じ。)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図ることを目的とする。」(独立行政法人国立科学博物館法 第三条)ことを目的とした施設となっています。
 
[公式] 国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp
・休園日:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌火曜日が休館)、12月28日〜1月1日
・入園料:一般・大学生は630円、高校生以下と65歳以上は無料
・リピーターズパス:1,500円/年で期間中何度でも常設展無料入場(付属自然教育園、筑波実験植物園を含む)
 
 一般の人が良く行くところは前述の上野恩賜公園内にある施設ですが、JR目黒駅から歩ける港区白銀台の国立科学博物館附属自然教育園があり、約20万平方メートル(約6万坪)もあり東京ドーム4個分の広さでこれから暖かくなると花々や新緑が楽しめる都会のオアシスです。筆者は二度ほど行ったことがありますが、都内とは
[公式] 国立科学博物館附属自然教育園
・休園日:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌火曜日が休館)、12月28日〜1月4日
・入園料:一般・大学生は320円、高校生以下と65歳以上、国立科学博物館のリピーターズパス所有者は無料
 
 都心から離れて筑波に行きますと、筑波実験植物園というのがありまして、敷地面積は14万平方メートル(約4万2千坪)で自然教育園よりは狭いようです。駒込の六義園(都立庭園)が8万7千平方メートルですからその2倍には若干届かない程度となります。こちらに関しては筆者は未訪問です。
[公式] 国立科学博物館 筑波実験植物園
・休園日:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌火曜日が休館)、12月28日〜1月4日
・入園料:一般・大学生は320円、高校生以下と65歳以上、国立科学博物館のリピーターズパス所有者は無料
 
 さすがに筑波実験植物園は東京駅からだと1時間半程度(バス乗車含む)で旅費は1,541円(片道)なのでちょっと遠い感じです。他に特に観光スポットもなさそうですので、ここだけ行くのもちょっと気が引けてしまいますが….。
 
 国立科学博物館と自然教育園は場所的にも便利ですし、国立科学博物館のほうは近くに国立西洋美術館(現在臨時休館中)、東京国立博物館、不忍池、上野東照宮、ちょっと歩いて浅草寺、浅草といった見どころがたくさんあり楽しく1日(では足りないが)を楽しめます。いずれも歩くところばかりですので足が棒になるかもしれませんが….。
 
 これから天気の良い暖かい日が増えてきますので、あまっている有給休暇を水曜日や木曜日にとって空いている平日に行ってみてはいかがでしょうか?国立科学博物館のほうは老若男女だけでもいつでも楽しめる展示物がたくさんあります。軽く流してみても2時間、休み休みなら半日は楽にかかる施設です。:
 
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かはくのシンボル

 
 かはくといえば入口のD51蒸気機関車とシロナガスクジラでしょう。
 
 
 シロナガスクジラは「でかいなぁ」で通り過ぎてしまいそうですが、海面に出て深呼吸をした後海中深くkに潜ろうとしているまさのその習慣をとらえた像になっています。近寄ってみると目が優しい。
 
 
 
 
 入館時に出会うのがD51で退館時に真正面に見えるのがシロナガスクジラ。足が疲れてお降りすぎてしまいそうですがゆっくり眺めてみましょう。D51とシロナガスクジラは敷地内一般エリア展示ですので入館しなくても見ることができます。
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絶対見たい!シアター36○(サンロクマル)

 
 かはくのチケットゲートから中に入るとすぐ左にあるのが「シアター360」です。
 
 
 2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」の長くて日本館の「地球の部屋」が移設されたもので、直径12.8mあるドーム内部全てに映像が映し出されます。この12.8mというのは地球の100万分の1のサイズなのだそうです。
 
 
 上映プログラムは毎月変わりまして2023年2月から10月までは以下の通りです。:
 
2月:人類の旅 -ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-
3月: 宇宙138億年の旅 -すべては星から生まれた-
4月:恐竜の世界 -化石から読み解く-
5月:人類の旅 -ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-
6月:マントルと地球の変動 -驚異の地球内部-
7月:3万年前の大航海-ホモ・サピエンス日本上陸-
8月:深海 -潜水艇が照らす漆黒のフロンティア-
9月:海の食物連鎖 -太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ-
10月:3万年前の大航海-ホモ・サピエンス日本上陸-
 
 筆者が今回見たのは2月のプログラム「人類の旅 -ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-」です。
 
 360度全部がスクリーンというのはとてもすごいことで、両側と足元の一部が透明なガラスで出来ている中央の橋から見るのですが、空撮したようなCGのシーンは浮遊感がものすごくて、自分が飛んでいるような錯覚に陥ります。
 
 入場料無料の方であれば、毎月これだけを見てもいいくらいだと思います。 
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ジロとハチ

 
 以前にも当ブログで記事にしていますが、日本館2Fにはカラフト犬で一冬を生き延びたジロとタロの2頭のうちジロの剥製が展示されており、その下には忠犬ハチ公で有名な秋田犬のハチの剥製が展示されています。
 
<カラフト犬(ジロ)>
 
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まとめ

 
 とにかく飽きない国立科学博物館(かはく)。入館料は630円で高校生以下と65歳以上は無料。現在はコロナの影響による入館者数制限のための予約入館は停止されいつでも入れるのでぜひ気軽に訪れてみてください。
 
 特に日本館B1の改札入口を入って階段を抜けた先にあるシアター36○(さんろくまる)は月替わりプログラムなので毎月楽しめます。
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