電子決済やSuica、通話やLINEにメール対応を主要な用途とし、情報収集サブ端末として愛用しているiPhone 13 miniをiPhine 14 Proに変えて一ヶ月。得たものと失ったものについて振り返ってみます。2022年9月8日の記事「Apple iPhone 14にがっかりしたので見送り決定!」を裏切って見事にIPhone 14 Proに乗り換えて1ヶ月の感想です。
スマートフォン2台持ちの使い分け
生活必須端末としてのiPhone 14 Porと情報収集・カメラ・エンターテイメント端末としてのGalaxy S23 Ultraの2台を使い分けていますので、こちらを説明しないと得たものや失ったものがわかりにくいかもしれません。
iPhoneの用途
挙げていると切りがないのですが、主に次のような用途です(順不同)。
- 音声通話(国内通話放題)
- モバイルSuica
- 各種バーコード決済
- 各種ポイントアプリ
- タッチ決済 (Apple Pay)
- オンラインパンキング
- LINE
- メール
- 各社ショッピングアプリ
- 路線検索
- 天気予報
- 記録(Evernote)
- 支出記録
- パスワード管理
- 地図
- 旅行予約
それ以外にも以下の用途はGalaxy S23 Ultraで主に使うものですが、iPhoneでも同じようなものをインストールして一応どちらでも扱えるようにしています。
- Excel, Woed, PoeewPoint, OneDriveなどOfficeアプリのiPhone版
- Google(Google Workspace利用を含む)各種アプリ
- 各種ニュースへのアクセス
- SpotifyやNetflixなどのエンターテイメント
- 写真撮影・動画撮影
筆者が「生活必須端末」と呼んでいる通り、とりあえずこれだけあれば何とかなる、財布を忘れても何とかなるという内容です。
もちろんパスコードにはアホみたいな4桁数字は絶対使いません。10文字を超える英数大小文字混在のものです。なかなか覚えるのが大変なんです。これはAndroidも同様です(パスコードは2台で違います、もちろん!)
Androidの用途
こちらのほうは、iPhoneとほぼ真逆です。
一番よく使うのはGalaxy S23 Ultraの最大100倍ズームまでの超広角・広角・望遠・超望遠カメラによる写真撮影や動画撮影です。
大きいディスプレイでの情報収集はもとよりExcelなどもそこそこ使えますし、隙間時間を使ってのGoogle Docsを使ってのブログ原稿の手直しや書き足しなどにもつかいますし、Netflixでの映画干渉や電子ブックでの読書も大きなディスプレイだからこそモバイル環境としては快適なのです。
- 写真撮影・動画撮影
- Webでの情報収集
- Excel, Woed, PoeewPoint, OneDriveなどOfficeアプリのiPhone版
- Google各種アプリ
- 各種ニュース
- SpotifyやNetflixなどのエンターテイメント
- 電子ブック
- ブログ原稿作成・手直し
以下はサブ的な用途ですが決済系以外はほぼ同じように使えるようにしています。
- メール対応
- 路線検索
- 天気予報
- 記録(Evernote)
- 支出記録
- パスワード管理
- 地図
- 旅行予約
決済系・オンラインバンキング系のものは複数端末では使えない物が多いので入れていません。
iPhoneを自宅に忘れて出かけると取りに帰らざるを得ないのですが、Androidは持たなくても何とかなります。
iPhoneがminiからProへ
さて本題です。
miniからProになって変わったこと
何かがドラスティックに変わったというわけではありません。
性能的に顕著に変わったのはカメラです。他にはサイズが一回り大きくなって重さは約1.5倍になりました。
- 本体重量が140gから206gと64gも増加した。Spigenのケースの同タイプを使っているのですが合わせて70g以上重くなった。
- 高さが16mm、幅が7.3mm、厚みが0.2mm増加した。高さが16mm増えたインパクトは大きくジーンズによっては前ポケットには入らない(はみ出る)。
- ディスプレイが5.4インチから6.1インチになった。
- バッテリー持続時間が体感で最低でも4割〜5割くらい長くなった。
- 片手だけで安定して支えてディスプレイ操作するのがちょっと不安になることがある(筆者は男性としても手は大きい方です)
- 丸一日外出のときにApple MagSafeバッテリーパックが必須ではなくなったので、場合によっては軽くなったとも言える。
- ディスプレイサイズが対角線で0.7インチ大きくなっただけであるが、実際につかうとかなり体感差がある。
得た物
- 生活必須端末として最低限の事以外に、情報収集などもiPhoneでも楽にできるようになった。
- iPhoneカメラアプリやLightroomカメラで3x望遠が使えるようになった。
- 動画撮影アプリ(Filmic Pro)で超広角〜望遠まで使えるようになった。
- 1日外出時にMagSafeバッテリーパックが不要になったので、その場合には軽くなった。
- 実質的に出来ることが増えたので、iPhoneだけでも不便ではあるがなんとかできることが増えた。
失った(不便になった)物
- ジーンズによっては前ポケットから結構はみ出るのでベルトポーチが必要になってしまいめんどくさい場合が出てきた。
一月たっての全体的な感想
一言でいえば買い替えてよかったです。miniの大きさには未練はありましたが、大きくなった分メリットも大きくなりました。
使い方がiPhone 13 miniに比べて劇的に変わったわけではないのですが、今までディスプレイが小さくて使いづらかったのでGalaxy S23 Ultraでしか使わなかったのような用途、Webでの情報収集やニュース閲覧、電子ブックでの読書などもiPhone 14 Proでもできるようになりました。
これによりiPhone 14 Proiだけで出かけてもなんとかなるようになりました。
miniからProになって得たものは多いのに引き換え、失ったものはジーンズによっては前ポケットに入らなくなったくらいです。
miniを使っていて画面が小さいなぁと感じてるが買い替えを躊躇している方、買い替えるなら絶対iPhone 14やiPhone 14 PlusではなくiPhone 14 Pro / Pro Maxです。iPhone 14とiPnone 14 Pro / Pro Maxではカメラのセンサーの解像度が違いますし、何より3x望遠はiPhone 14 にはありません。
iPnone 14 Pro / Pro MaxにはLiDARスキャナ(レーザーによる測距)、写真のRAW撮影、動画のProResにも対応しています。
iPhone 14はiPhone 13と同じA15 Bionicですが、iPnone 14 Pro / Pro Maxはより高速になったA16 Bionicを搭載しています。
iPhone 13あるいはiPhone 13 miniからiPhone 14やIPhone 14 Plusに買い替えるのはお金の無駄ですが、iPhone 14 ProやiPhone 14 Pro Maxであればその価値はあります。
おまけ:筆者流のガジェット購入大原則
- 迷ったら高い方を買え
- 予算の許す限り、他のオプションを削減してでも本体はハイスペックのものを買え
ついつい安い方を選んだけど、結局後悔して売り払って高い方を買ったとか、欲張ってオプション類も一式で揃えたかったから本体のスペックを下げた結果、後悔して買い直すなんて回り道をいくど繰り返したことか。