どこのお宅でも一部屋くらいは湿気が高くて困る部屋というのがあると思います。筆者宅にも一部屋有るので、除湿剤を置いておりましたがすぐにビチョビチョになってしまう。そこで導入したのが除湿機です。使ってみてびっくりで、その威力たるや凄すぎる!もっと早く買うべきだったと後悔すらしました。
コロナの除湿機
今回使用した除湿機はコロナの衣類乾燥除湿機CD-P63A2です。
冷媒:フロン類
除湿量:6.3L/日
適用床面積:20㎡ 消費電力(50/60Hz):160/180W
電気代の目安(50/60Hz):除湿時4.3/4.9円/時
BEFORE & AFTER
BEFORE
除湿運転データをとったのは7月中旬の首都圏のマンションの一室で、北側の比較的湿度高めになってしまう部屋です。
運転前の温度と湿度です。
08時26分:温度28.0度、湿度67%
[株式会社ダイオーズ] 人が快適に感じる最適な湿度と温度は?湿度を快適に保つポイントや赤ちゃん・犬が快適に感じる湿度・温度をご紹介
これによれば「蒸し暑くなる夏場は、室温25~28℃で湿度50~60%が理想的」なのだそうです。
室内で湿度が高いことの最大の問題は不快なのは当然として、押入れやクローゼット、衣類箪笥の中まで湿気ってしまうことです。外出するので着ようと思った衣類がなんとなくじめっとした感じがするのってめちゃ気持ち悪いですよね、これはもう乾燥機導入しかありません。
AFTER
除湿機を使う部屋(6畳ほどの洋室)のドアを猫が出入りできる程度の隙間を残してほぼ閉めている状態。
午前中10時前から1時間程度運転して全員外出するため電源オフ。その後13時すぎから、エアコン28度設定で運転し除湿機も運転開始。
14時08分:温度27.0度、湿度58%(午後の運転から約1時間経過)
15時13分:温度26.4度、湿度53%(午後の運転から約1時間経過)
67%が53%まで下がりました。湿度が50%程度になると67%とは体感での快適さが全く違います。そのままだと温度が上がるのでエアコンを併用しているというのもありますが、かなり効果があることがわかります。
フローリングを素足で歩いた感じが朝とはまったく違います。
朝はなんとなくペタペタ感がありましたが、午後に2時間運転後はさらさら。アナログ的な表現ですが率直なところ。
朝は空にしてあったタンクに、どんどん水が溜まっていきます。結構な勢いで貯まるのはびっくりです。
ときどき「ぴちょん」と水滴がタンクに落ちる音がするのが可愛い。
クローゼットや箪笥にも効果
除湿機を運転する時にクローゼットや衣類箪笥の扉も開けておくと、湿気が篭りがちな場所にも効果があります。
筆者はこれを衣類乾燥につかったことはありませんので、その場合の効果は不明です。
筆者宅では衣類を室内乾燥するときはエアコンの風があたるところにハンガーを置き、さらにサーキュレーターからも風をあてます。これが結構効果的で特にサーキュレーターがいい役割を果たしてくれます。
それ以外ではやはり浴室乾燥です。風呂場も乾くのでカビ予防にも一石二鳥。
除湿機で室内除湿のついでにクローゼットや箪笥をやるときは、1時間やそこらではあまり効果がなく、やはり最低半日は動かしていないとだめのようです。その際もサーキュレーターや扇風機で乾燥した風を送り込むとなお効果的。
除湿機の欠点
夏場の除湿効果はかなり高いのですが欠点もあります。
・原理的にどうしても乾燥しているが温まった空気が出るので部屋の温度が上がる。
・多くはないが160〜180W/h、数円/時程度の電気代がかかる。
・コンプレッサー式はそれなりに音がする、最近のエアコンの室内機よりは音が大きい。
暖かい空気が出てくるのはやむを得ないので、中に人がいないときなら放置でいいですが人がいるときはエアコンを併用しないと暑くなってきます。
コンプレッサー式はどうしても音が出てしまいます。ただし、音は機種によって相当差があるようです。自宅で運転したときの音の大きさは店頭ではわからないので、価格.comのレビューなどを参考にして選ぶと良いと思います。筆者宅で購入したCD-P63A2はコンプレッサー式なので当然コンプレッサーの音が出ますが、うるさいというほどでもないけれど、
夜は消した方が….という程度です。買ったはいいけどうるさくて!ということにならないように、口コミを要チェックです。
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