日本各地の観光地のホテル宿泊料金爆上がり!原因と対策を考えてみよう

旅行・飛行機・鉄道
記事内に広告が含まれています。

コロナ開け以来、日本国内観光地のホテル宿泊料金が跳ね上がっています。原因は複数考えられますが、どうすれぱ安く泊まれるのか考えてみましょう。料金の一例としては筆者が好きなホテルチェーン「東急ステイ」の「東急ステイ京都阪井座」と「東急ステイ金沢」を取り上げて比べてみます。

■ 広告 ■

値上がりの原因

実態として人気の観光地では需要急増に供給が追いつかず価格が上がっている状況です。

人手不足による客室稼働率低下

宿泊業や外食業では新型コロナウイルス感染症拡大により利用者が激減した時期がありましたので、存続のために従業員削減に踏み切らざるを得なかったとう辛い事情があります。

その後コロナ明けとともに客は戻ってきましたが、従業員はそう簡単には戻ってこない。

ホテル側では十分な人数のスタッフを確保できず、客室稼働率を上げられない事情もあるようです。

結果として客室の供給量がコロナ前より減ることになります。

インバウンドの急増

需要増加最大の要因だと思われます。

彼らの国の物価高と円安により、日本への旅行が格段に安くなっているため、この機を逃さない手はないと言う感じです。

報道では「1泊7万円でも全く高くないよ」とインタビューに答えているオーストラリアからの観光客もいました。

冗談じゃないですよねぇ….。

コロナ明けによる日本人観光客増加

このゴールデンウィークは観光地では大変な混雑だったようです。

コロナ開け1年経った大型連休で動きが活発になったのと、従来であれば海外旅行をしていた人たちが円安と海外の物価上昇により今年は海外旅行を諦めて国内旅行に切り替えたということで多くなったようです。

■ 広告 ■

利用者でできる対策

行き先を選ぶ

とにかくインバウンドに人気の観光地を避けること。

東京、大阪、京都、北海道、福岡、沖縄あたりがもの凄く多いようです。

これらの地域の一部の場所はインバウンドが集中しています。逆に言えばそうした集中する場所を避けて、いままでなかなか行く機会がなかった土地を訪れるのもいいかと思います。

例えば、筆者は京都育ちですので京都を例に挙げると伏見稲荷大社、金閣寺、清水寺、錦市場、嵐山、元離宮二条城、八坂神社(祇園さん)などはインバウンドで超絶びっしり。四条河原町あたりは物凄いことになっています。

京都の観光スポットを見ると、金閣寺は混雑していても地味なイメージがある銀閣寺や哲学の小道は比較的観光客も少ないようです。ガイドブックでトップに紹介されているような名所を避けるのが基本のキ。

ちなみに経験の範囲では京都より金沢のほうが格段にホテル代は安いですし、日本海の海の幸はとても美味しいです。

連休を避けたオフシーズンの平日を予約

仕事の都合でなかなか難しいとは思いますが、一ケ月前なるともう価格は爆上がりです。

例えば東急ステイ京都阪井座で「朝食付き」「室内洗濯乾燥機付き」「電子レンジ付き」のスーペリアツインを見てみます(料金は本日時点)と5割ほど差が出ます。(2024/05/12時点)

東急ステイ京都阪井座の例

2024年6月13日(木)〜15日(土)に2名で2泊3日の場合:梅雨真っ盛り
通常価格 72,400円。

2024年12月5日(木)〜7日(土)に2名で2泊3日の場合:紅葉も終わりに近い時期
通常価格 128,000円。

京都の観光シーズンオフは6月〜7月(梅雨と激暑の京都の夏)、2月(底冷えがして非常に寒い冬)は相対的に観光客も少なくて安くなります。京都に限らず沖縄・北海道以外ではオフシーズンなのです。

昨今超大型台風もやってくるので6〜9月は旅行中止のリスクが高くなりますので、もし選ぶなら2月の中旬あたりが北海道以外はどこも安くなると思います。

直前予約より半年以上前の予約

ホテルによっては一ヶ月前より数ヶ月前のほうが安いプランを利用できます。

筆者が最近愛用している東急ステイ金沢のレジデンシャルダブルで2泊朝食付きプランをみてみます。

東急ステイ金沢の例

2024年6月13日(木)〜15日(土)に2名で2泊3日の場合:
通常価格 38,000円

2024年12月5日(木)〜8日(土)に2名で2泊3日の場合:
通常価格 27,600円

金沢の場合、京都ほどインバウンドや国内観光客が集中していないので比較的価格はおとなしいです。2名2泊朝食付きのダブル(部屋は結構広めです)で27,600円ってかなり安くないですか?

ただしどこのホテルでも安いホテルは予約成立した瞬間からキャンセル料がかかったりしますので、キャンセルポリシーは予約前に必ず確認しましょう。

同じホテルでもプランによっては、安いプランなので飛びついたら、前払いで予約成立した瞬間にキャンセル料対象となるものもあり、もっといい宿が見つかったのに….と地団駄踏むこともあります。

■ 広告 ■

馬鹿高いホテル代を避けるために

  • インバウンドに人気の観光地は避ける
  • その土地のオフシーズンの平日を狙う
  • 半年くらい前に予約をすると一月前よりかなり安くなるホテルもある
  • 利用ホテル・利用プランのキャンセルポリシーは予約前に必ず確認する

<関連記事> アナザースカイを求めて:おじさんの一人旅は、金沢通算27回目となるリピ旅

タイトルとURLをコピーしました