スマホはライフラインだからこそ2台を!ベストな組み合わせはこれだ

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ICT総研の調査によれば、個人契約でスマホを2台以上持っている人は10.4%だとか。同調査では利用キャリアしか調査していませんので、どういうスマホが2台なのか全くわかりません。ライフラインともいえるスマホ2台をどのような組み合わせがベストなのでしょう?

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冗長性から考える2台の条件

2台持つ最大の目的はライフラインとしてのスマホの冗長性を高めるためです。

もちろんライフラインとして片方が故障しても、もう片方が使える状態にしておくというのが重要なのはいうまでもありません。

iPhoneとAndroid

世の中はiPhone派とAndroid派でわかれるようですが、冗長性を考えると2台が同じアーキテクチャのOSというのは、そのOSに何らかの致命的な障害が起こったときに、2台ともハマってしまうわけです。

滅多にあることではありませんが、致命的なバグがあったとするとそのOSを使っている機種は全滅になります。特にiPhoneは完璧に同じOSですのでアウトでしょう。

しかし、iPhoneとAndroidに分けていれば、どちらかがアウトになったとしてももう片方が使えます。

異なる電波を使うキャリア

キャリアが何らかの理由でデータ通信が使えなくなるといことは大いにあり得ます。

2018年12月にはソフトバンクで復旧まで4時間半かかった障害が発生しました。

2021年10月にはNTTドコモで復旧まで29時間かかった障害が発生しました。

2022年7月にはKDDIの障害が発生し復旧まで61時間かかりました。

2023年11月にはソフトバンクでは2度にわたり復旧までそれぞれ14時間と3時間半かかった障害が発生しています。

この場合のキャリアは同じ電波を使うか否かであり、ソフトバンクとY!モバイルは同じ設備を使っていますし、NTTドコモとahamoも同じ、auとUQも同じですので、auとUQを2回線持っていても冗長性の意味からは全く無意味です。

デカいのとコンパクト

でかいスマホが当たり前の時代ですが、でかいの2台はさすがに邪魔ですし重い。でかいスマホはどうしてもポケットに入れたくない・入らないのでバッグに入れておくことも多いですが、そうすると緊急時に困ることもあります。

いざという時を考えるとスマホはいつもポケットに持っていたいです。

コンパクトをいつももポケットに入れ、でかいほうはバッグの中OK。

性能は分けないでハイエンドを2台

以前、ミッドレンジとハイエンドという組み合わせを持ったことがありますが、そうするとどうしてもハイエンド、つまり性能の高い方ばかりを使うことになり、そのうちミッドレンジは自宅に置きっぱなしになることが多くなりました。

初期投資はかかりますが、両方ハイエンドにすると2台の性能はどちらを使っても満足できるものであり、片方だけ使わないということは随分減ります。

筆者のようなガジェットヲタクを別にすれば、一般的には性能の高いハイエンドのほうがそれだけ長く使える(性能で不満が出てくるまでの期間が長い)といえます。

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用途から考える2台の条件

写真・動画性能重視のデカスマホ

ハイエンドデカスマホとハイエンドコンパクトスマホの差は「カメラ性能」が一番大きいです。

大抵の場合、コンパクトは超広角カメラと広角カメラの2種類ですが、デカスマホはこれに望遠が加わります。Samsung Galaxy S24 Ultraではさらに10倍光学望遠がくわわりカメラは4種類です。

Galaxy S23 Ultraの100倍ズームで撮影

上の写真は、大阪・難波のあべのハルカスから千里にある万博記念公園の観覧車を撮影したものです。Samsung Galaxy S23 Ultraの超望遠10倍Xデジタルズーム10倍の100倍ズームで撮影したものです。35mm換算で240mm相当となります。

マクロ(接写)はコンパクトには搭載されていないことが多いですが、デカスマホにはほとんど例外なく搭載されています。そんなにしょっちゅう使う機能ではなくても、必要なときに寄れないのは結構残念なものです。

筆者はこの用途にはiPhone 15 Pro Maxを使っています。

Androidであれば、Galaxy S24 UltraかXperia 1 VIでしょう。

いつもポケットに高性能コンパクトスマホ

常時携帯することで、電車・バス・タクシーの利用、食事の支払いや物品購入などの電子決済につかえ、ちょっとした隙間時間にニュースを読んだり見たり、メールやSNS対応したり、音楽を聴いたりいつもそばにいるパートナーのような使い方ができます。

スマホがいつもポケットにあるのと、バッグに入っているのでは随分違うものです。

これらの用途だけであれば、ミッドレンジ(筆者のおすすめはSHARP AQUOS sense8)でもいいのですが、デカいのがハイエンド高性能なので人情としては、性能さが結構気になるものです。

SHARP AQUOS sense8 ペールグリーン

ミッドレンジだけしか使っていなければ何ということはありませんが、iPhone 15 Pro Maxを使っていて、もう1台がAQUOS wishとかXperia ACEではとても耐えられたものではないです。

それが人間というもので、間違いなく性能の低い方を使わなくなります。

費用的な問題があるなら、デカいほうに費用を注いで、コンパクトはミッドレンジでトップ性能でMade in JAPANの安心感のあるSHARP AQUOS sense8をお勧めします。

本記事末尾掲載の関連記事にありますとおり、iPhone 15 Pro MaxとGalaxy S24に慣れた筆者が使っても、大きな不満はでないのがAQUOS sense8です。

有線イヤホンがあれば、大規模災害でキャリアトラブルでもFMラジオで情報収集ができます。

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まとめ

冗長性を考えれば、2台持ちにしてキャリア・OS・サイズを分けて選ぶのが望ましい。

2台ハイエンドで高すぎるなら、コンパクトはミッドレンジ最高峰でMade in JAPANのSHARP AQUOS sense8がイチオシ


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