iPhoneで45倍の顕微鏡写真を撮ってみよう!見知らぬ世界が広がります

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スマホのマクロ撮影機能は使えそうで使えないことがほとんどではないでしょうか。マクロは大抵のスマホでは超広角カメラで使えることが多いので、接写しようとするとスマホが陰になってしまいます。今回は筆者が使ってみた45倍の顕微鏡的撮影ができる外付けレンズを紹介します。

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スマホマクロ撮影、iPhone 15 Pro/Pro MaxとXperia 1 VIの差

使ったことがあればわかると思いますが、iPhoneのマクロは近寄れるけどスマホの影になってしまい実質的にはあまり拡大できません。

iPhoneの場合、マクロ撮影は超広角カメラのみ対応でありその最短撮影距離はレンズ前から2cmです。しかし13mm相当の超広角なので期待するほどに拡大しては撮れません。さらに2cmまで寄ると大抵の場合iPhone自身が影になって暗くなり綺麗に撮れません。マクロで撮ろうとしてここでイラついた方も多いでしょう。

現在のiPhoneはマクロ撮影にはかなり弱いといっても過言ではありませんし、Appleがカメラのマクロ機能に注力している気配もありません。

Androidでは中華製以外で大手メーカースマートフォンの中でテレマクロを正式かつ大々的にうたっているのはSONY Xoeria 1 VIだけでしょう。テレマクロでの最短撮影距離は4cmで焦点距離は120mm固定になるそうであります。望遠レンズで4cmまで寄れるスマートフォンは今のところ他にはないかも。

Xperia 1 VIでは換算120mmで4cmまで寄れるのでマクロとしてはかなり使える。

[SONY公式 YouTube] Xperia 1 VI テレマクロ機能体験動画 ~まさか、こんな小さな世界まで~ 吉田尚記氏【ソニー公式】

マクロ機能で選ぶならSONY Xoeria 1 VI一択な感じです。

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iPhoneで撮った顕微鏡写真

そんなSONY Xoeria 1 VIでも流石に顕微鏡的な写真は不可能で、当然iPhoneでもGalaxyでも不可能。

そこで今回買ったのがNEEWER LS-32 45倍スマホ顕微鏡 17mmネジレンズバックプレーン用という代物。

カメラ部分に17mmネジのついたケース(iPhone 15 Pro/Pro Max用がNEEWERから発売されています)やケージ(iPhoneやGalaxy S24 Ultra用がNEEWERやSmallRigから出ています)にねじ込む感じで使うものです。

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45倍拡大写真の実写例

百聞は一見にしかずで実写例を挙げておきます。撮影は全てiPhone 15 Pro Maxにこのレンズをつけたもの。

バジルの葉の裏(写真下)、穴は腺点といいまして気孔ではなくバジルの独特の香りを発散させる穴です。

バジルの葉の表(写真下)。

ダイニングテーブルの表面(写真下)。

上のテーブルの表面写真を普通に撮影したもの(写真下)。

さて下の写真はなんでしょうか?なんだかニット製品の拡大っぽいですが…

正解は100円ショップで売っているクッションポーチです(写真下)。

ここまで来るとマクロというより顕微鏡写真ともいえます。

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NEEWER 45X 顕微鏡レンズ

上の写真撮影に使ったのがNEEWER LS-32 45倍スマホ顕微鏡 17mmネジレンズバックプレーン用というもの。

横から見るとこんなに小さい(写真下)。

17mmネジ(ケースやケージ)にねじ込む部分(写真下)。

対物レンズ側(写真下)。

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特徴はレンズの周囲にLEDが埋め込まれており内蔵バッテリーで2段階に光ります(写真下)。

こちらは暗い光り方(写真下)。

明るくするとこんな感じ(写真下)。

専用ケース付きです(写真下)。

PA300208

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筆者はNEEWERの17mmネジ付きのケースを使っており、各種レンズやフィルターアダプタなどがメインカメラと望遠カメラのどちらかにつけることができます。

今回は望遠カメラにつけましたが、よく見るとネジの溝が見えると思います(写真下)。

レンズを装着した状態で真横からみるとこうなります(写真下)。

上の写真にUSB-Cが見えますがこれはレンズ周りのLEDライトのためのバッテリー充電用です。

容量は50mAhと小さいですが、明るさ最大連続点灯で3時間、フル充電に2.5時間というのがカタログスペック。実際問題マクロ撮影だけならこの容量で全く問題ありません。

顕微鏡的マクロ写真を簡単に撮りたいならお勧めです。

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まとめ

NEEWERの45X顕微鏡レンズを使うと、顕微鏡を持ち出すような大袈裟なことではなく、実に簡単に45倍拡大写真がとれる。

使用するには17mmネジでレンズやフィルターをつけられるケースやケージが必要であるが、iPhone 15 Pro/Pro Maxならばケースは普段使いできるので、小さなレンズだけ持てばいつでもどこでも顕微鏡写真が撮れる。


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