修行の思い出の地、シンガポールへエコノミークラスで行こうか?

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一昨日の記事では、SFC修行思い出の地シンガポールへビジネスクラスで行ったらどれくらいかかりそうかという試算をしました。これでは参考にならないという声もあろうかと、エコノミークラスでも試算しました。

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ビジネスクラスの運賃(ふりかえり)

今年(2019年)3月にはシンガポール航空ビジネスクラスで、4月にはANAのビジネスクラスでSFC修行のためにシンガポールに行きまして気に入ってしまいました。

また行きたーい!と思うわけで、一昨日は修行同様にビジネスクラスで行くとどれくらいかかるかを、ANA・JAL・SQ(シンガポール航空)で試算しました。

修行の思い出の地、シンガポールへビジネスクラスで行こうか?
シンガポールへは昨年ANAのSFC修行で2度行きました。蒸し暑い場所でありますが、真夏昼間の東京酷暑に比べればはるかに楽でしたし、この土地の雰囲気がとても気に入りました。修行思い出の地でもあり今一度ビ...

一応試算表を再掲しますが、説明は上のリンクボックスの記事をお読みいただければと思います。
(表はクリックで拡大します)

航空運賃だけで、155,000円〜339,000円と航空会社により2倍以上の開きがありますが、さらに驚いたのはANAとJALで144,000円もの開きがあること。何かの間違いかと思いましたが可能は範囲でのANAサイトでの正規最安運賃です。

JALとSQで約2〜4万の差はわかりますが、同じ日本の2大フラグキャリアでなぜ?ですよね。

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エコノミークラスの運賃

ビジネスクラスばっかり書いていると、「ざけんじゃねぇ、庶民はエコノミーだぜ!」という声が聞こえてきそうな気がします(念の為書いておきますが、筆者もバリバリの庶民です)のでエコノミーを調べてみましょう。

エコノミーのシートピッチ

国際線のJALやANAのエコノミークラスのシートピッチは34インチ(約86cm)です。機材によって若干異なる場合があります。

国際線エコノミー(JAL/ANA)84〜86cm
国際線エコノミー(SQ[シンガポール線])81cm
国内線エコノミー79cm
国内線JALクラスJ97cm
国内線JALファーストクラス130cm
国内線ANAプレミアムクラス127cm
国際線ANAプレエコ97cm
国際線JALプレエコ107cm
新幹線普通車104cm
新幹線グリーン車116cm
首都圏の普通列車グリーン席97cm
成田エクスプレスE259系普通席102cm
京成スカイライナー105cm

シートピッチが全てではないことは注意すべきで、背もたれの厚みが薄いシートだと、その分座面と前方席の間隔が広がるので実質的に座席の前端から前方席までのスペースが広がります。

日本の航空会社がまだ分厚い背もたれのシートを使っていたころ、ニュージーランド航空はいち早く薄型シートを採用しこのスペースを広くとりました。2往復ほどニュージーランド航空でクライストチャーチやオークランドへ行きましたが、意外に快適でした。

それにしても、ですね、数字だけで見ると、新幹線普通車より10cm以上も狭いのですね。クラスJのシートは分厚いので普通席とシートピッチの差ほどは足元は広くないはずですが、具体的な数字がないので感覚的にしかわかりません。シンガポール航空に至っては国内線と同程度。

これに7時間半は個人的には辛い!

料金比較

前置きが長くなりましたが前回のビジネスクラスと同じように料金比較です。(表はクリックで拡大します)


ANAが二つありますが、一番上はマイルまたはステータス会員のアップグレードポイント(3月末までならば空きがあればプレエコへ無料アップグレード可能)な料金です。エコノミーですが、164,000円とお高いです。

それ以外は最安が羽田に午前1時につくSQですがそれを除けば52,800円〜69,500円とリーズナブルです。まあ、こんなものでしょう。

ANAでアップグレード可能な料金を払うくらいなら、SQのビジネスにしたほうが圧倒的に快適でしょう。

SQのエコノミーは安いですが、シートピッチがANAやJALより6cmほど狭いようです。間隔的には国内線のピット同じなので狭さは否定できません。

個人的には、台湾くらいの時間なら81cmでもいいですが、7時間を超えて深夜飛行となるとこれは結構辛いかもです。でも、昔はこれでガンガン旅行していんだよなぁ。

人間贅沢になれるのはあっという間です。

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まとめ

調査対象時期(2020年3月4日日本出発、2020年3月7日深夜22時前後にシンガポールを発つ便)では、エコノミーの航空運賃は47,500円〜69,500円と普通の額になる。

ビジネスクラスではANA>>JALであったが、エコノミーではANA<JALと価格の上下が逆転する。

アップグレード可能なANAのエコノミーよりはシンガポール航空のビジネスのほうが安い。

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