iPhoneの充電サイクルカウントを調べる

モバイル・デジカメ
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iPhoneを始めとするリチウム二次電池の充電には寿命があり、充電サイクル回数で一般には表現されています。

ここで誤解があるのは、1回の充電サイクルはACアダプタに繋いだ回数ではないということです。

https://www.apple.com/jp/batteries/service-and-recycling/ によれば、

フル充電サイクルを500回繰り返した時に、
本来の容量の最大80パーセントを維持できる

とされています。

え!じゃ、500回しかアダプタに繋いじゃいけないの?

だから、違いますって。

どういうことか?

https://www.apple.com/jp/batteries/why-lithium-ion/ をお読みください。すなわち、朝100%で自宅を出て、会社についたら80%なので20%分充電して外回りへ。午後のティーブレイクで50%になっていたので、モバイルバッテリーで残り50%分を充電して100%へ。夜寝る前にアダプタにつなぐ時にみたら70%でしたので翌朝までに30%分を充電します。

さて、充電サイクルカウントは?

3回充電したから3です!

だから、違いますって。

会社について20%、モバイルバッテリーで50%、夜30%充電したので合計100%分充電したので1回と数えます。つまり充電した%の合計が100%となる毎に1回です。毎日25%使って4回充電しても、サイクルは1回です。

というわけで、iPhoneの充電サイクルカウント500回に対して、毎回25%ずつ充電すれば1000回の充電で設計寿命となります。

大事なのはACアダプタに繋いだ回数ではなく、充電サイクルカウント数。

MacBook系だと、システムレポートで見ることができますが、残念ながら現在のiOSでは単体では見ることはできません。しかし、Macをお持ちなら、coconutBatteryというMacアプリを使ってMacにiPhoneを接続すれば見ることができます。

例えば私のiPhone 7はこんな感じ。

昨年10月購入でほぼ10ヶ月で216回。二年半ほどで500回になりますね。

ただ、設計容量1960mAhに対して、現在の最大充電容量は1967mAhと全然劣化していませんのでまだまだ大丈夫です。

このところ、バッテリーが無くなるのが速い!って方は調べてみてはいかがでしょうか?

Macをお持ちでない方には申し訳ありません。だれかMacをお持ちの方を探してください。

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