レビュー:一家に一台・予想以上に高性能なソニーの手回し発電ラジオ

日常生活・猫
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手回し発電のライト+ラジオは探してみると非常に多くありますが、ここではラジオの感度や使い勝手の良さでダントツのSONY ICF-B99を紹介します。

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SONY ICF-B99

概要

2015年11月に発電された手回し発電ラジオ2機種のうちの一つです。

ICF-B09はソーラー充電のないタプですが、ICF-B99はソーラー充電機能がついています。

機能的にはワイドFM対応の高感度FM・AMラジオとLEDライトがついており、バッテリーは単3アルカリ電池2本と内臓充電器の2通りあります。そして内蔵充電器へはmicroUSBポートに外部AC-USB充電アダプタを使っての充電、手回し発電での充電、ソーラーパネルでの充電と至れりつくせりです。

仕様

受信周波数FM:76MHz – 108MHz (ワイドFM対応)
AM:530kHz – 1,710kHz
電池持続時間
(アルカリ電池)
ライト点灯:50時間
FM:80時間(スピーカー使用)
AM:100時間(スピーカー使用)
内蔵充電池駆動時間
(手回し1分間)
ライト点灯:15分
FM:50分(出力1mW時)
AM:75分(出力1mw時)
内蔵充電池駆動時間
(USB充電3時間)
ライト点灯:20時間
FM:32時間
AM:40時間
内蔵充電池駆動時間
(太陽光60分)
ライト点灯:10分
FM:40分(出力1mW時)
AM:60分(出力1mw時)
内蔵充電池USB ACアダプタ(付属していません)からの充電
本体上面のソーラーパネルを使って充電
手回し発電で充電
スピーカー3.6cm
60mW:内蔵電源使用時
90mW:アルカリ乾電池使用時
音声出力端子モノラルミニジャック
電源入出力microUSB(内蔵充電池充電用)
TYPE-A(携帯・スマートフォンへの充電用)
防滴性能JIS IPX4相当(水しぶきや少量の雨に耐える)
大きさ約132×79×58mm
重さ約385g
電源内蔵充電池
単3アルカリ乾電池 x 2本
付属品キャリングポーチ
マイクロUSBケーブル
充電プラグアダプター(ガラケー用)
ホイッスル
ストラップ

最大の特徴は、単3アルカリ電池2本と内臓充電池の2種類の電池を使えること。
内蔵充電池への充電は、microUSBポートを通じて外部AC-USB充電器を使っての充電手回し発電での充電、ソーラーパネルへの充電の3通りがあることです。

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実機レビュー

開梱

いつもの通り「おーーーーーーぷん!」

こんなパッケージで店頭にぶら下がっています。

安心の1台3役をアピールしている背面の説明。

手回し1分間でどれくらい電池が持つかの説明。

付属品一式。ポーチ、ストラップ、TYPE-A/microUSBケーブル、ガラケー用充電アダプタ、ホイッスル(右上のオレンジ色のもの)

本体正面。普通のアナログチューニングラジオです。左下の手回し発電のハンドルが特徴。

写真にはありませんが、上面にソーラーパネルが仕込まれています。

裏側はFM用のロッドアンテナと電池ボックス。そして電源の切り替え。アルカリ電池か内蔵充電器のどちらから給電するかを選べます。

電池ボックス。

側面(正面から見て右側)。上からチューニングつまみ、電源スイッチ兼FM/AMバンド切り替え、音量調整つまみ。TYPE-Aポートから携帯電話やスマートフォンに充電するときはライトやラジオは使えません。

正面左側面。ライトとライトON/OFFスイッチ、端子カバーがあります。

端子カバーをあけると左から内蔵電池充電用microUSBポート(充電中はオレンジ色のLEDが点灯し完了すると消灯します)、給電用のTYPE-Aポート、イヤホンジャック(モノラル)です。

上の写真はUSBから充電中ですのでLEDが光っています。

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使った感想

ソーラー充電はまだ使っていませんが、直射日光で60分充電するよりは、手回し1分間のほうが充電量が多くそれだけ長く使えます。

ラジオの感度

これはSONYらしく感度は非常に良いです。この点で他メーカーの類似機種をリードしています。

防災用なのでチューニングつまみはやや硬めではありますが、非常にチューニングしやすくバックラッシュもありません。

アンテナは左右180度回転しますので、FM放送が感度良く入る方向に向けることができます。

AMはバーアンテナなので感度の良い向きに本体を合わせるのは他のラジオと同じ。

手回し発電

手回し発電は1秒2回、1分間120回が基準です。

この手の発電はどの機種でも決して軽くはないですが、ICF-B99も手回し発電に関しては格段に優れているわけではありません。

指で挟んで回すつまみが小さめで、引き出して回すレバーも回しているうちに角度が変わってしまったりしてやや使いにくい印象があります。

ICF-B99のライトを自分の胸に向けて縦方向に持ち、腕全体で手前から向こう側に腕を伸ばしたり縮めたりするように回すのが楽ちんです。スピーカー面を手前に向けて円を書くように回すと疲れるだけです。人間の腕は前後方向に楽に動きますが、左右方向に円を描くような動きは苦手なのです。

注意:スマートフォン・携帯充電について

スマートフォンや携帯充電が可能になっていますが、内蔵バッテリーやアルカリ電池から充電しますので、今どきの大容量バッテリー搭載スマートフォンを満タンにするのは到底不可能です。

ICF-B99を使ってのスマートフォン充電は、せいぜい数分程度の通話ができる程度しか充電できないとおもっているほほうが無難です。災害時のスマートフォン充電は専用の大型バッテリーを用意すべきです。

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まとめ

SONYの手回し発電ラジオICF-B99は、単3アルカリ電池と内蔵充電池の2種類のバッテリー対応。

内蔵充電池はmicroUSBからの外部電源充電、手回し充電、ソーラーパネル充電の3通り対応。

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